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2023隙間脳トレ

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1月のメモリアル
2023.1.1 赤川次郎著「三世代探偵団」シリーズ
祖母、母、娘の三世代が事件に巻き込まれ、村上刑事と共に事件を解決していく。祖母の幸代は世界的に有名な画家、母の文乃は家事仕事を一手に引き受け、母親や娘のことを心配しつつ暮らしている。娘の天本有里は村上刑事(30代か40代)をボーイフレンドのように扱い、なかなかいい感じ。でも、有里は16歳の高校生なのである。赤川作品は会話が多く、鍵かっこの下に空白が多いので、サクサク読める。気分転換に最適な作品である。
2023.1.1 明治の文豪がそれぞれ主役になる5冊。なにせ谷口ジロー氏の劇画が見たくて買ったものなので、なんちゅう題材なんだ!と最初は「また失敗したな」と思った。第一巻は夏目漱石がメイン。副題が「坊ちゃんの時代」だから「坊ちゃん」が出てくるのかと思ったら、明治の文豪たちが出てくる。感心したのが、谷口氏の画力。どの人の顔も知らない私に、「ああ、この人は誰それだ」とわかる絵を描く。つまり、最初に出てきた顔がずっと続く。すまし顔ばかりではなく、笑ったり、怒ったり、泣いたり、どんな顔をしても「ああ、誰それだ」とわかる。そんな中で、「何時まで出てくるんじゃ!」と腹立たしく思った人もいた。短命なはずなのに、いつまでも、うんざりとさせられた。
2023.1.1 ボトルワークというらしい。うちはなぜか高さ15㎝ぐらいの空き瓶が多くある。ちょっとした花瓶にもなる。しかし、空き瓶丸出しでは殺風景なので、そのボトルワークなるものをしてみた。しかーし!!わかりにくい、本に書いてある通り結ぼうとしても、どうしてもできない事態に陥った。仕方がない、本を見るのをやめて、無手勝流でやることにした。4つ作ったが、どの子も下手に編んだ手編みのセーターを着ているみたいになった。
まあまあ、練習して上手になればまたよそ行きの様なセーターをあんであげましょう。
2023.1.5 秋川滝美氏著「ひとり旅日和」シリーズ1巻~2巻
とにかくどれが1巻か2巻かわからない。同じようにわからない書物にに赤川次郎氏著の「鼠」シリーズも何巻なのか全く書いていない。赤川先生に「何巻かわからないから、同じものをアマゾンで買ってしまいます。」というと、「タイトルも表紙の絵も違うでしょう」と言われてしまった。まったく、はた迷惑な話だなと思うが、それが気に入らなければ買わなければいいわけで、それでも読みたい私が悪いという訳か。なんてね。とにかく人見知りの激しい梶倉日和(かじくらひより)が一人旅を体験するにつれて、人見知りを徐々に克服していく物語。どうやら、一冊ごとに日和が一歳ずつ年を取っていくようだ。24歳から始まっている。だからいま3冊目を読んでいる本では日和は26歳になっているのだろう。旅をしてくれるから、所しらずの私には嬉しい内容だ。難はこの本が単行本より重いこと。一回り大きくて、分厚い。手がしびれる。
2023.1.5
久しぶりにかぎ針編みをやってみた。もういい加減編み図も読めるだろうと思ったのがえらい間違い。いきなりわからない。でも、完成の絵図があるから「こんな風にできればいいんでしょ」とやっつけてしまった。
2023.1.7 かぎ針で編むフラワーのリース
やっぱり最後に縫い付ける時のぐるぐる回る感じ、やりにくかったー!!針金を三重にして、それを細編みでくるんでいくリースの芯。「これは花をつけると落ち着かないで回っちゃうだろうな」と案じていた。案の定だった。ところでフキノトウってどんな花?と首をかしげながら編んだ。もう三重のガクなんてやっつけ仕事も甚だしい。2月いっぱい崩壊しないで保っていてほしい。
2023.1.9 秋川滝美氏著「ひとり旅日和」シリーズ3巻 梶倉日和(かじくらひより)26歳
この巻では日和は・宇都宮・和歌山・奥入瀬・秋田・沖縄です。私は奥入瀬の話が好きです。秋田県に日和さんのおばさん(母の妹) が病気かもしれないと心配して、訪ねていく話。一人旅のついでに立ち寄ったという体でいくのです。奥入瀬は青森県なのだけれど以外におばさんの家に近いことと、もう一つ奥入瀬に意味がある。それはさておき、病院嫌い、白衣嫌いのおばさんを何とか引っ張っていけた病院で、なんという偶然でしょう!ということが起こる。こっちまでワクワクしてくるという・・・。
ところで後一冊つまり日和が27歳のものがあるのです。物語は面白いのですが、この本のサイズと重さには「勘弁してくれ」と言いたくなる。腕から肩の部分がしびれる。私としては、日和が好きな人と結婚してくれたら、もう読むのをやめようと思っているのですが。
2023.1.10 島田秀平著 『運と不運の正体』
ラジオ好きが高じていつも座っている席の隣で、ラジオを鳴らしている。そんな中ABCラジオ放送の土曜日12時から15分間の『島田秀平の開運ラジオ』を聞いていると、聴取者からのメールで、「島田さんの本を読んで運、不運についてよくわかった」と紹介されていました。そこで知った島田さんと、その著書の存在でした。イラスト入りでよくわかって、あっという間に読んでしまいました。いろいろ中身を紹介したいのですが、今回はご本人さんの了解を得ていませんので、書けません。でも、話のネタにはなりそうです。
一歩も動かずに読みたいと思った本を手に入れることが出来るんですから、大昔のことを思ったら夢のようです。
2023.1.11
部品が細かいので、眼鏡だけではなく虫眼鏡も総動員して型紙を切って、厚紙やフェルトにうつしてそれを切って・・と本来はしなければいけないのを、その型紙を厚紙やフェルトに貼って、型紙もろとも切りました。次の難問が糊付け。糊を付ける相手が小さいので、爪楊枝でつけていると、ついつい仕事がはかどらないので、指でつけてしまう。そうすると、指がカパカパになってしまう。糊やはさみと格闘しつつ3日ほどかかってしまった。(隙間の時間のみ)肝心の炊飯器のふたの部分が失敗しましたが、まあ、いいとしよう。理由はその炊飯器を「卓上ゴミ箱」にしようと思っているから。
2023.1.12
この画像の上で写した写真をもとにクリスタ画を書きました。それにしても日に日に思うようにマウスが使えなくなってきている。だからと言ってあきらめるのは残念過ぎるので、頑張って最低月に一度はクリスタ画に挑戦したい。
2023.1.14 秋川滝美氏著「ひとり旅日和」シリーズ4巻
東京~長野~名古屋の一人旅で初めて「一筆書き切符」を買った とあるがそれが載っていた第一話~第三話までの間で、それはどういう切符なのかが分からずじまいだった。さらには第四話では尊敬する先輩が 自分が恋心を抱く蓮斗と同級生だったというだけで、嫉妬心が沸き上がり、その時ちょうど仕事上で失敗が続き、「旅欲」がなくなってしまうというとんでもない状態になる。ましになったとはいえ相変わらずの人見知りが災いして、会社の電話が上手く取れない。直近の上司には嫌味たらたら言われるし、どうしようもなくなった時、「自分の苦手を克服しよう」と遊園地の絶叫系アトラクションに挑戦する。5回いろいろ乗ったうち最後に自分と同じような気性の女性に声をかけ、一緒に最前列に座って大声を出したおかげで、電話が苦手ではなくなった。蓮斗に促されてまだ行っていない四国~九州をめぐることに。どうやらカップル成立しそうなので、おそらくこの第4巻が完結編なのかもしれない。 まあ、めでたしめでたしというところでしょうか。どこにも「完結」の文字はないが。
2023.1.16  風野真知雄著 『わるじい慈剣帖』シリ―ズ 一巻「いまいくぞ」
これは一巻とあるが この前に同じシリーズ名で10巻まであったらしい。
だから、いきなりでわからないところもあるが、その辺は憶測というか、想像というか、適当に読んでいった。なんといっても、大きな字で、行間も割に空いているし、話し言葉で進む部分もあり、とんでもなく早く読み終わった。そしていくつも小さな事件を解決していくわるじいこと桃太郎58歳が面白い。ぐじぐじと考えずすぱっと行動に移る。一方で孫の?桃子へのじじバカぶりが思わず微笑んでしまう。この巻では桃子の母親は珠子だとわかっているが、父親がわからない。これから続きを読むとして、楽しみなこと。
2023.1.17  碧野圭著『菜の花食堂のささやかな事件簿』第一巻~第五巻
実はこの第一巻(左端のもの)は2022年の12月6日に隙間のページにアップしている。だからその後読んだものは第二巻~第五巻。一冊は大体5編~6編ぐらいの短編から成り立っている。ちょっとした問題や謎が下河内靖子シェフと「私」とを取り巻く人々に起こる。それをミスマープルのような靖子さんが説いてゆく。2巻では「カレーは訴える」3巻では「のらぼう菜は試みる」第4巻では「裏切りのジャム」第5巻では「大根は試さない」などが私にとっては勉強になったな~と感じたストーリーだった。「私」が好きな相手に出会ったので、完結か?と思ったが、そうはまだ書いていない。
2023.1.19 風野真知雄著 『わるじい慈剣帖』シリーズ 第一巻~第五巻
一巻は16日に載せたものだが、せっかくなので、5冊そろえてみました。副題を書いてみます。「いまいくぞ」「これなあに」「こわいぞぉ」「ばあばです」「あるいたぞ」。一冊が5~6編からなり、それだけの謎や事件が起きるがたいていがその中で解決するので、ストレスにならない。そして、一冊の中で2~3か所では「ぷはっ」と吹き出してしまう所がある。こういうのはすぐに読めちゃうのです。
2023.1.21  お部屋に花咲くかぎ針編みの座布団『プリムラの寄せ植え』
ちっちゃい花のモチーフを延々と作らねばならない苦行。さらにはそれをつなぎながら編むという私にとっては至難の業をせよと書いてある。編み物の師匠に訊くと、「そんなん簡単やん」と言われて、「ほどいてやり直すことの多い私には無理無理。縫い針でくっつけます」と、言ってしまいました。そしてそのとおりしたのはいいのですが、天罰が当たりました。糸が足りなくなったのです。かぎ針でつなぐならかぎ針一掬い分の糸でいい所、針に通すと、やはりロスが出ます。「なるほどなー」と思いながら、やり直すことは決してせず、へんてこりんな色合いのまま仕上げました。「は~しんど」という感じ。そこからまた複雑な裏を編み、表とつなぐのがまた複雑!もう無手勝流もいいところ。これは3月のミニ展示に出すつもり。また皆さんに笑われましょうか。
2023.1.23 佐伯泰英著「空也十番勝負」シリーズ 『荒ぶるや』
京の都で祇園の祭りに初めての体験をする空也。姥捨ての郷では眉月と利二郎、霧子夫婦とその一人息子力之助が空也を待ちわびている。一方江戸の神保小路では磐音やおこんたちが気をもみながら空也の武者修行が無事に終わるのを待っている。空也と命のやり取りをしたい御仁が二人。
そのうちの一人はこの巻で斃したが、今までの手合いとはずいぶんと違った。最終巻は今年の5月9日に発売が決定している。
2023.1.27 碧野圭著『書店ガール』シリーズ 1巻~7巻(完)
あらゆる業界のご多分に漏れず、年々撤退を余儀なくされる書店。そんな中で奮闘する書店員たち(男女かかわらず)を描いた作品。一年に一冊出ている。
一巻:バイトから店長になった西岡理子と若くてポジティブな北村亜紀とのバトルから、後半は書店をつぶされまいとタッグを組む二人の様子。
二巻:最強の二人(理子と亜紀のこと)
三巻:託された一冊(沢村の亡くなった妻からの本)
四巻:パンと就活(愛奈と友人の彩加)
五巻:ラノベとブンガク(彩加が店長を務める店にバイトの応募に来た青年
六巻:遅れてきた客(彩加と伸光)
七巻:旅立ち(愛奈、彩加、理子、亜紀のそれぞれの道)

どうしてこんなに素敵な物語が書けるんだろう…と考えながら読み続けた。これを読んでしまわないとほかの仕事に手が付けられない状態だった。さて、これから自分の仕事を頑張りますか。彼女たちに負けないように。
2月のメモリアル
2023.2.1
うちで唯一はびこっている観葉植物のポトスを切ってワイングラスに刺した。ポトスは水に刺したところから根が出てくるから、根がはびこると、安定感が出てきて落ち着くが、それまではスポスポ抜けるので、麻ひもをマクラメの平編みに大きく結んで、グラスの天辺にテープで貼り付けた。その隙間からポトスを刺したら落ち着いてくれた。そのうち根が出てくるのが楽しみ。本来これらのワイングラスはエアプランツを飾るモノだった。エアプランツの下には大粒の砂が入れてあって、その粒の上にはミニの恐竜をいれて飾るモノだった。どうやら本来エアプランツはスプレイなどで、プシュプシュと水をやるべきだったのが、それを間違えたから、全員枯れ果ててしまっていた。緑がよみがえってうれしい。
2023.2.1
なんというごちゃごちゃ。でも、見ていただきたいのは中央の少し左上に二輪咲いている白梅。この枝は「らでぃっしゅぼーや」の野菜の配達の時にプレゼントされる梅の枝。らでぃっしゅは早春の「梅」と、ひな祭りのころの「桃」がプレゼントされる。長いこと「これってすごい数の枝が切られたとになるんだろうな」と思っていた。そして「また来たか、枯らせるだけなのにな」と思っていたのですが、今担当になっている人に変わったときに「下の端を水切りして、みなさん花を咲かしておられますよ」と言ってくれた。「ああ、そうか、そうか。水切りもせずに、枯れるだけやと思うのはかわいそうすぎるな」と心を入れ替えて、それからは水切りしている。そうすると一輪ぐらいは咲いてくれる。だけど二輪咲いたのは初めての様な気がします。思わず写真を撮ってしまいました。
2023.2.2
このリュックを作ったときはいいのができた。軽いし、薄い上っ張りなら入れられるし、うれしいなと思っていた。ところが、リュックのように担ぐ形にしていると、上部のファスナーを開けようと思ったら、紐を十分にゆるめなければファスナーを開けられない!これを何とかするにはどうしたものかなと、元キルティングの講師をされていたメンバーさんに相談したところ、この辺に切り込みを開けて、ファスナーを付けたらいい、と教えてくれました。なるほど!!と感嘆して、付けてみましたが…どうでしょうか。一度外へ担いでいかないとわからないことでしょう。
2023.2.2
超ミニサイズの招き猫。これは美夏ちゃんハウスの中にいつの間にか鎮座ましましていたものです。誰かにもらったのか… 自分でお金を出して買った覚えはない。座布団持参っていうのがなんとも可愛らしい。
今年になって昭和レトロのミニチュアのものを作っているので、その仲間になって貰いましょう。
2023.2.4  2月度 隙間脳トレミニ展示会
油絵作品。晩秋の雰囲気がよく出ています。さすがよそで習っておられるだけあります。プリントの時暗くなりすぎるようで、明るくするのに少々工夫なさいましたか。 マクラメの腕前もぐんぐん上達されています。左は平編みと巻結びが混じった複雑なボトルワーク。右は巻結びだけの作品。縦巻と横巻とで色が違うのがポイント。しっかり巻いておられます。 モチーフをつないだ座布団。糸が細くてやりにくかったと思います。よくぞ最後まで辛抱強くされたこと。縁編みしながらつないでいくのもマスターされたことと思います。
これはモチーフというべきかどうか、楕円形のものをいくつか編んでそれを組んでいく座布団。一見簡単そうに見えるかもしれませんがなかなかてごわかったでしょうね。 中々写真では分かり難いと思いますが、ベストにもショールにもなるという優れもの。ツートンカラーになっていますので、どちらを上にしても楽しめます。 昭和レトロミニチュア作品。これは作成中は細かいボール紙やフェルトが散在しますので、結構作るのが大変。肩が凝ったのではないですか?ただし出来上がると、達成感はもちろんのこと、思わずにんまりと微笑みたくなるのです。りりちゃんよく頑張られました☆
マクラメのボトルワーク(左)とパンチニードルで作った円形のポーチ。デコちゃんもさすがです、複雑なマクラメを完成させておられる。パンチニードルの方は糸の出っ張り具合をそろえるのが大変なもの。よくされたことと感心します。 左は縫いぐるみをクリップステューディオ(クリスタと略しています)で描いておられる。もこもこふわふわのウミガメの愛くるしさが出ています。右は何かの広告に遭ったのをご覧になって作られたとか。折り紙で作られた兎の家族ですね☆ くわちゃんは棒針編みもかぎ針編みもプロ級!きれいなサンフラワーを表す座布団。これもなかなか複雑な編み方です。中央の黄色の部分がその下にもしべっぽいものがあって、結構大変だっただろうなと思います。お疲れ様でございました☆
左は以前編んだ物をほどいて編みなおしたもの。苦手な棒針を使って、いや!そうそう、この時は帽子だからということで「輪針」を使ったのです。確かに棒針のようにうっかり落としたらさーっと編み目から抜けてしまうという悲劇は無いものの、中心に近づいてくるとまー編みにくい編みにくい!いったい何日かかったことか。これはかぎ針で編みましたので、二日で出来ました。夢のようでうれしかったです。右は梅と水仙とフキノトウのリースです。ちっちゃい花をいくつも作ることの忍耐力が半端じゃなく必要でした。
上の手のひらからこちらに持ってきました。
2023.2.4 碧野圭著「凛として弓を引く」シリーズ
ただいま夢中になっている作家さんです。最初男性かなと思っていたのですが、やはり女流作家さんでした。女性の心の機微がここまでわかるのはやはり女性だなと納得。最初の出会いは「菜の花食堂」シリーズ、次が「書店ガール」シリーズ。そしてこのシリーズ!2021年からですから最新のもの。検索するといろいろ書いておられるようなので、楽しみ。これは高校入学目前の人見知りの矢口楓が日本古来の弓道の奥深い魅力に目覚め新しい扉を開いていく。という話。私も碧野圭さんの新しい扉を開いていきたいと思います☆
2023.2.13  加藤実秋氏著 「警視庁アウトサイダー」シリーズ1~3巻  カバーイラスト:龍神貴之
2023年1月5日にスタートした連続TVドラマ。最初のうちはなんとかついていけていたが、5回目を迎える前ぐらいになって、だんだん細かい所まではわからなくなってきて、これはいけないと思ったストーリー。とにかく警察というところの部署名がやたらと長いことと、暴力団などの組名がいくつも出てくる。それで、ネットで、今やっているドラマのダイジェストを見てみようとしたがそれでも分かり難い。で、見ているとどうやら原作があるようなので、そちらを読もうとアマゾンに注文した。もう、半分近く終わっているから、最初からじっくり読んでいる暇はない。で、大体のドラマのあらすじを頭に思い浮かべながらどの辺から読むべきかを判断。それがまたややこしい。いくつもの事件を混ぜ合わせてあったりする。とにかく直近のドラマに間に合うところを斜め読みして、TVに向かった。TVを見るのもしんどいこと。この物語は事情がありそうな刑事部のエース光輔(こうすけ)と、「マル暴」から飛ばされてきた架川と、お堅いのか天然なのかわからない若井美波の三人が繰り広げる異色バディの警察小説。一つ一つ短編になっていて、事件が片付いていくのがある程度のストレス解消になるが、最初から最後までずーっと未解決の冤罪事件が流れている。それは一応これの第3巻で完結するがその後ろにまだラスボスがいそうで・・・続きを注文しようとするとそれらが全部Kindle版(紙の文庫ではなく電子版小説!)。がっくりきて、あきらめた。
2023.2.14 バレンタインデーにちなんで。
初めて作ったブティのジュエリートレイ。
ですが、せっかくバレンタインデーなので、チョコレートを入れてみました。一番後ろのドーナツがチョコレートがけでそれがハーシー社のもの。私のお気に入りです。やはりバレンタインデーの日のお茶菓子はチョコレート主体ですよ☆
でも、結構寒くて雨も降る???
2023.2.14 志賀内泰弘氏著 『京都祇園もも吉庵のあまから帖 第6巻
この巻でようやくもも吉庵に居座っている「おじゃこ」という猫の生い立ちがわかりました。少し悲しい話ですが、いい話でもあります。この本は読むとほっこりするので私は好んで読んでいます。でも、夢中になって読んでしまうというのとはちょっと違って、ゆったりと好きなように読める本です。
2023.2.15 碧野 圭氏著 『辞めない理由』
この人の作品は『菜の花食堂の事件簿』に始まって、『書店ガールズ』に続く作品、もっともこの分が第一作であるようだが。ああ、この作品から『書店ガールズ』に続いていったんだなとわかる。作者自身が大手出版会社に勤めていたようで、共働きで子供を育てながら奮闘していた職場で理不尽な降格という仕打ちに遭う。学校では娘をめぐるトラブルも発生。自分は会社を辞め、娘も学校を辞めさせようかと思ったとき、娘に「働いているママが好き」と言われる。
この人の作品で出版社のことがいろいろ分かって興味深い。 
2023.2.15
上に載せたバレンタインデー用のチョコ盛りをしたものをクリスタ画にしました。ブティの部分がやはり難しいでした。それにしても「手」というのは何回かいても、満足にいくようには描けないです。
まあ、それだからこそやりがいもあるというものでしょうか。
2023.2.17 継ぎ足しマクラメ
どう考えてもごちゃごちゃとしたところを覆い隠すには幅が足りないと思っていました。だから直角方向に平結びで継ぎ足しました。ついでにどの程度の紐の長さでどの程度の平結びが出来るのかを調べるのにもいいと思って、やってみました。大体3倍ぐらいの長さでいいと思います。最初はもっと長く要るかと思ったけれど、そうでもないなということが分かりました。もう一つ同じ程度の大きさのものが必要なので、今度は別の柄で挑戦したいと思います。次は巻結びも登場させたいと思います。
2023.2.24  同じく つぎ足しマクラメ
二階に上がったり、下に降りたりするときに持ち運ぶショルダーバッグや、沢山物が入る手提げかばんなどを入れておいておくキャスター付きのコンテナの上に被(かぶ)せて目隠しになるものを作ろうと思った。前回がすべて平編みだったので、今回はぜひとも巻き結びと平編みのミックスのものを作りたかった。一本一本が250mmなので、最初の内はぐるぐると巻いて、ゴムで止めて最初の巻き結びをした。そのあと二本横巻結びをしたあと、平結びになったので、ぐるぐる巻きから解放されて少しは楽になった。案の定、幅が足りず、前回の轍を踏んで平編みで幅を出した。(これは予想していたこと。)相も変わらず足りないところは結び目があって、そのじじむささたるや、なんて私らしいんだろうとあきれるやら、あきらめるやら。でも、巻結びと平結びのミックスは思うようにできたので、まあ、満足したとしようか。
3月のメモリアル
2023.3.2 3月のミニ展示会
まっちゃん 丸シールで作るカッパドキア
簡単そうでなかなかむつかしいようです。
デコちゃん お花の座布団「鮮緑のダリア」
同じ形の花びらを延々作るのが大変だったらしい。
のとちゃん かぎ針編みの「ベレー帽」
ちょうどいい大きさの帽子ができてうれしそうでした。
りりちゃん かぎ針編みの「花のリース・プリムラなど」
最初の針金で輪っかを作るところから難しかったらしいです。だんだん慣れて、後の方はかなり早く出来ておられたようです。
しーちゃん クリスタ画「お迎え」とマクラメの「フラワー」
フラワーはYOUTUBEを参考に。「お迎え」は最初両サイドを山の道になさろうとされたようですが、明るい夜の街並みにリクエストしました。やさしいおばあちゃまがお家で待っているような温かい感じになりました。
yokkoさん マクラメで作った「ふくろう」
ふくろうとはいいながらミミズクの耳のように見える部分と、おなかの両脇平結び用の紐を一本ずつ足すのが難しいようでした。巻結び、平結び以外にタッチング結びもあり、なかなか高度な作品です。
よねちゃん 切り紙「矢絣に梅」
りりちゃんとデコちゃんがされたのを見ていてやってみようと思われました。やはり性能のいいカッターが必要だったようで、わざわざ買われました。きれいにカットできていると思います。
くわちゃん マクラメの「フェザーチャーム」と「ボトルカバー」
フェザーチャームの飾は手持ちの飾ボタンを使いました。ボトルカバーも平結びだったので、さほど苦労はなさらなかったようです。
J-Medic 布の彫刻「ブティのジュエリートレイ」とかぎ針編み座布団「プリムラの寄せ植え」
ブティは初めてだったし、細かく縫えないので半返しにした分苦労しました。ふくらますために入れた綿の糸があまりボリュームがなく残念でした。座布団はいくつメもやっているので、こんなものかという感じ。
ななふくさん 「羊毛フェルトの柴犬のごろうちゃん」
13歳までななふくさんチの家族だったごろうちゃん。この作品を見ると「かわいい!」と思わず口に出していってしまうほど愛情のこもったものであることが分かります。ある程度の大きさがあるので、膝にのせて抱っこしていたくなるぐらいです。
私自身以前この羊毛フェルトで作る事を針でチクチクした覚えがあって、まったく頭と胴体がくっついてくれずに、断念してしまった覚えがあるので、それをいくつも完成させることができるななふくさんのことを尊敬します。
2023.3.1 加藤実秋氏著「メゾン・ド・ポリス」シリーズ。6巻完結。
新人の女性刑事「牧野ひより」が主人公。なかなか捜査会議でも意見は出させてもらえず、現場へも連れて行ってもらえない。自分も役に立ちたいアピールをするひよりに新木課長がメモを渡し、「そこへ行って話を聞いてこい」という。その場所がメゾン・ド・ポリス、退職した元刑事たちが暮らすシェアハウスだった。管理人兼事務長の高平敦彦、定年と同時に熟年離婚した迫田保、もと化学警察研究所で博士号も持っている藤堂雅人バツ3、もと警視庁一課の夏目惣一郎、いまは雑用係、もと警視庁のおえらいさんの伊達有嗣は家主で大地主でもある。この配役の在り方がなんとも言えず抜群で、こういう人たちがいると日常生活も楽しいだろうと思う。とまどうひよりに憩いのバーの主瀬川草介もかかわって目が離せない。色々好みもあるでしょうけれど、私はこの本のページをめくる手を止められませんでした。
2023.3.1 昭和レトロ・ミニチュア電話と電話台。
合間を縫って作ったとはいえ一週間ぐらいかかったのではないだろうか。針や糸は要らず、ほとんどがはさみと糊だけで出来るとはいえ、フェルトというシロモノは糊をたちまち吸い込んで、糊を糊としての役割を果たさせない。これはこれでフェルトとしての役割はほかにあるんだろうけれど、工作には困る以外の何物でもない。しかも、この電話台は瑞木さんにほとんどやってもらったというのに。写真のサイズをこれほど小さくした理由が上記の事。
2023.3.2 造花のしきみと高野槙をいれる容器に施したボトルワーク。
使った紐は荷造り用の麻ひも。紐が細かったのか、巻結びをすると、一つ当たりの模様編みが細く細くなって、模様と模様の間が空きすぎ。仕方がないから、その模様の間にひばり結びで二本ずつ紐をつけ、平結びで、両側の巻結びをつなぎとめた。恰好は何とも不格好だが、その空きポリ容器がもともとスルメが入っていたモノとはわからないだろうと思う。頭の重たい造花たちのために、中にはゴムでコーティングされた砂が入り、器のてっぺんには七宝結びした麻ひもが取り付けられている。七宝結びの穴に造花の茎を通しておくと、容器が倒れない。
2023.3.4 昭和レトロ・ミニチュア電話と電話台。
懐かしい懐かしい黒電話。
黒電話の最盛期から50年後ぐらいに今のように携帯だスマホだという時代が来るとは。その筋の人たちの見る未来のはすでにあったことなのでしょうけれど。一般庶民は思いもつかなかったこと。
2023.3.7  井上雄彦作 「スラム ダンク」 全31巻
1991年から6年間かかって描きあげられたバスケットボール漫画。当時は「バスケットボールをテーマにした漫画なんて、タブーだ。コケるのを覚悟しろ。」という意味のことを編集者などから言われたらしい。ひたすら作者のバスケットボール愛に支えられて完成した作品。この2022年の終わりごろになってなぜ映画?と思っていた。ラジオでパーソナリティがそのアシスタントに誕生日プレゼントとして31冊送られたのを聞いて、「その手があったか!」とアマゾンで大人買い。この作品が連載されていたころ息子たちの買う少年ジャンプで時々見ていたが、はっきりとは知らず、まして、最後がどんなふうに終わったのかなど全く知らなかった。私が知っていたのは主人公の桜木、クールな流川(るかわ)、そしてスリーポイントの三井の3人ぐらい。全巻読んでみて、ほとんど知らなかったんだなと思い知りました。
映画がどんなふうになっているのか興味もありますが、見に行くことはおそらく無いでしょう。将来金曜ロードショウで見せてもらえないかな?
2023.3.7 JPCのマスコット人形。
久々に新しい洋服を編んでやりました。細い毛糸で色的に春を感じさせるものにしました。色替えでもう一着作ってやりたいと思っています。ボレロの袖丈が短くて、寒がりの私から見たらもっと袖を長くしてやりたい。
初めて膝にのせてみましたが、なかなかいとおしくていいなとおもう。もうずいぶん年月が経っているはず。
いつまでも可愛く元気でいておくれ。
2023.3.10 加藤実秋氏著 「警視庁アウトサイダー The second act」シリーズ一巻~三巻完結
TVドラマに合わせて2月13日に急いで読んだのだが、どうも、オリジナルが多いのかなと思っていた。何のことは無い、このシーズン2がドラマの内容だった。しかも巻末の解説が木曜「警視庁アウトサイダー」ゼネラルプロデューサー服部宣之氏(テレビ朝日)とあった。)ドラマにしかなかった西島秀俊氏演じる架川が突然後ろ向きに歩き出すという木村ひさし監督の無茶ぶりは体体幹を鍛えているという裏設定だったらしいが、彼は嬉々として演じたという。
こちらを先に読んでいたら、ドラマの方ももっと楽しめただろうなと思う。
2023.3.11 なかなか気に入るものができません。
リュックはなかなか気に入るものに出会えません。まず軽くて、出し入れがしやすいもの。もちろんたくさん入るのがいいですが、うっかりすると重さにあえぐほど入れてしまうので、それもいけません。しばらくはこれを使うことにしますが、また「おかしい、こんなはずじゃなかった」などと思い出してほかのものを作るかもしれません。
2023.3.13 畠山健二氏著 「本所おけら長屋」シリーズ 第20巻 完結編
何度もへそで茶を沸かすぐらい笑わせてもらうことの多かったおけらシリーズがいよいよ完結か…と感慨深い。いったいどういう話で完結するのだろうと思っていたが、本当に読者に納得させる終わり方だった。「そういえば、そのことは最初からずーっと謎だったんだ」と思いいたらせてもらった。
おけら長屋の面々とお別れは寂しいですが、本当の意味での人情とは何だろうとじっくり教えてもらったことを忘れないで生きていきたい。
2023.3.14 高田郁氏著「晴ときどき涙雨」 2005年~2023年の自伝的エッセイ集
何年も前に同じタイトルの本を手にしたことがあったが、その後の続編らしい。その前に出されたものの内容も網羅しながらの本なので、読みやすいし、「ああ、そんなことを書かれていたな…」と思い出す部分もある。それにしても法曹界を目指されていたとは知らなかった。確か受験可能回数が4回?これは何かのTVドラマで知ったことだが。よくぞ回数にしばりがあったことと思った。そのおかげで作家 高田郁氏の生み出した物語を読める幸せを享受できるのだから。その他もっと驚いたことが、交通事故に遭われて、いまだに右手に不自由さが残っているということ。人生に、何があるのかわからないものだなとしみじみ思う。兵庫県出身の高田氏は震災にも遭っておられる。
自分にも深刻さは浅いものの、多少の驚きが日々起こっている。ただ震災には会いたくないものだとしみじみ思う。(覚悟はしているが。)
2023.3.19 碧野 圭著「銀盤のトレース」計2冊2011~2012。同じく「スケートボーイズ」一冊2017年
「碧野圭さんの作品だ~。おそらく間違いないだろう」と思ってアマゾンに注文。でも届いてからしばらくほかの本に順位を奪われ、永く手つかずだったもの。スポーツというものの真似事すらしたことのない私だからか、スポコン物はどうもな~と買ったことを後悔し始めたころ、読む順番が回ってきた。仕方なく1ページ目、2ページ目とめくり出したらそのめくる手が止められなくなった。知らなかったフィギュアスケートの世界、そもそも何故名古屋のリンクで修業した人たちが多いのか、などなど、いろいろなことを知ることができた。そういえば2月4日には弓道についてのことを教えてくれているし、「書店ガール」では印刷業界のことを教えてくれている。なんてありがたいことでしょう。そして女の子が主役の二冊を読み終わったら男の子のフィギュアの世界はどうだろうとスケートボーイズを読み始めた。男子の場合は年齢によると就活もせねばならずその辺の悩みと葛藤の様子を読んで「ああ、そうだろうな」と思ったりして。夢中で読んでしまった。
2023.3.20  マクラメのボトルワーク
これはなかなか自分で出来なかった結び方。なぜできなかったのか今考えてもわからないが、おそらくマクラメの図を見た時に、むつかしそうだなと思ったことが大きな原因だろう。やってみれば今まで何度も出てきた巻結びなのに、不思議。いつも思うことだが、今の私が少し昔の途方に暮れている自分の横に居たら、いともたやすく教えることができるのにと思う。
今年のうちわフェスティバルの「参加賞」はマクラメにしようと思っている。「こんなもの要りません」と言われそうだが、マクラメを逃げている人たちに、面白そうかも、と思ってもらえればいいのだがと思いつつ作るつもり。
2023.3.22
●左:原田ひ香著「三千円の使い方」
御厨(みくりや)家の女性たちがお金をいかに貯めるか、いかに使うか、人生の節目節目でどう考えるか、まさしく我々が考えねばならないことを、まるで、一緒に考えましょうと言ってくれているように書き表してくれている。特に次女の真帆が結婚前は証券会社勤務だったということで、インターネットを使ったプチ稼ぎのことなど、話には聞くが、具体的には知らないことなど教えてくれている。でもそうしてくれても、私にはチンプンカンプンですが。
●右:赤川次郎著短編ミステリ集。なかでも表題の「名探偵はひとりぼっち」は一番長く、はらはらさせられた。それにしても、いつも通り会話でストーリーが進んでいく組み立てなので、すいすいとページは進んでいく。以前に比べて、はじめのうちに主人公の独り言的な形式で、ストーリーの概要がわかるようになっている。年寄りにはありがたい仕組みになっている。
2023.3.26 和田はつ子著「花人始末」シリーズ。第4巻完結編。
和田はつ子さんの作品には時々帯にプレゼントの募集のお知らせがある。プリザーブドフラワーとタオルのセットが当たるという。そういう景品ならこの夏の抽選会のプレゼントに使えるかなと思って、大急ぎで読んだ。なぜなら「せっかくなので、応募項目以外に、この本の感想を書きたい」と思ったから。枕もとに置いておくと何日もかかる本を一日で読んでしまうなんてもったいないなと思いながらも、応募はがきに感想も書いた。「この巻で完結だなんて、寂しい」といった内容だったが。しかし、今よく見てみると、15名にプレゼントとある。「あらら、こりゃうちには来ないな」と思いましたが、一気に読むとそれなりに、おもしろさも違って、なかなか良かった。はっきりとしたハッピーエンドではなかったが、それを予感させるような終わり方だったので、ホワンとした読後感だった。
202.3.27
左:赤川次郎著「三毛猫ホームズシリーズ第55巻」「三毛猫ホームズと炎の天使」これは読むまでにしばらくかかったが、読みだしたら速い速い、なにせページをめくる手が止められないのですから。
右:和田はつ子著 「料理人 季蔵捕物控」シリーズ第44巻「小雪ずし」こちらは上記の本に比べてとても長い時間が掛った。このことは私にとってマイナスの意味ばかりを表しているのではない。つまり、基本 本は寝る前に読むものと決めているが、この本は3~4行ぐらい読むと気持ちよく眠たくなる。こういう本はある意味とてもありがたい。だから、2か月から3か月私の枕元にあったという訳である。逆に枕もとに季蔵シリーズの本が待ってくれていると、とても幸せな気分になる。
4月のメモリアル
デコちゃん:「お花の座布団・可憐なネモフィラ畑」
立体的な花びらを作るのがさほど難しくなくて、楽しかったとのこと。
くわちゃん:「カバンドリーで作ったタペストリー」
縦巻と横巻きとで二色が出るようにしていく。JMはテキスト以外にこの様に美しく作られた作品を見たのは初めてです。
まっちゃん:「小菊のアレンジのクリスタ画」
手芸教室の造花をモデルにされています。鉢のレンガが素敵。柄も色も。
「万華鏡」トイレットペーパーの芯と卵のパックの一部で作成。中にビーズやセロファンなどを入れて万華鏡にされました。
よねちゃん:「節分豆まき ちりめんで作る季節の一コマ。
こんな細かい作業は初めてだったようで、「せめてこの4倍の大きさがほしい」と、つぶやきながらされていました。緑の枠の直径が8.5cm!!その枠の中に炬燵と海苔巻き、鬼の面と升に入った豆まきの豆、背景の障子、梅の枝が入っている。
りりちゃん:「ブティ ロマネスクペンケース」
初めてのブティでボタンホールステッチが難しかったとのこと。
実物として、ここまで美しく作られたブティを見たのは初めてです。
しーちゃん:「クリスタ画 ピアノの練習」
5月にお孫さんと連弾を引くとのことで毎日練習。さすが慣れ親しんだピアノということで、見事な演奏が聞こえてきそう。
「マクラメのバラのコースター。これもカバンドリー。好きなブルーを使っておられるのがいい。幅に関して気にされておられましたが、何のなんの素晴らしいです。
yokkoさん:「マクラメのふくろうとキーホルダー」三つも作られてとてもキレイに作られるようになりました。 のとちゃん:「ブティ かわいい巾着」
コットンヤーンを詰めて模様を浮き上がらせるところが難しかったとのこと。
ななふくさん:「編み物でバッグ!」
綺麗な艶のある糸で編んだバッグ。上部の飾の金色の上下の布部分は白だったので、色が合うようにと紅茶で染められました。裏布はしっかり糊で固定されています。
J-Medic:「オーナメント」アマゾンで見つけたキットを買ってやってみた。
3種のうち、「芯一本の並列平結び」というのがさっぱり脳内にも、手にも一切残っていない。
20234.1 碧野圭氏著「駒子さんは出世なんてしたくなかった」
42歳の水上駒子は出版社で働く管理課課長。家のことをするのはフリーの写真家の夫の方が向いているとそちらを任せて勤務に励んでいたが、もう一人の女性課長と部長の座を巡って競うことになる。その間に専業主婦をやってくれていた夫が仕事に復帰することになり・・・高校生の一人娘は一時登校拒否になるし…どんなふうに乗り切っていくのか、何となく生末はわかるような気がするものの、目が離せない。まだまだ男尊女卑の国、日本において駒子さんはどうするのか。
夫からのアドバイスを素直に納得しつつ聞いたり、どちらかというとおっとり系の駒子さんより、てきぱきと仕事を進めていく(岡村課長:女性)の姿勢を苦手ではあるが、見習うべき点も多いと感じることなど、成長していこうとする様子が好感を持って読んでいった。
2023.4.1 西條奈加氏著「とりどりみどり」
主人公は万両店の回船問屋「飛鷹屋」の次男鷺之介11歳。姦しい三人の姉お瀬己(せき)、お日和(ひわ)、お喜路(きじ)の買い物、芝居、物見遊山などに付き合わされて実がすり減る思いがする。遠慮なし、気遣い無し、毒舌ありの三姉妹たちは何らかの事件を起こす。父親は鳶右衛門は行商から身を起こし一代でここまでの身代を築いた。自ら船に乗り大きな取引をまとめていた。家の帰るのも年に一二回。出かける先々で女を作り、娘たちはみな母親が違う。唯一その母親「お七」との子供は長男の鵜之介だけなのだ。引き取った子供たちは分け隔てなくお七に育てられ、伸び伸びと育ったようだ。やっと嫁に行ったと思っていたお瀬己が出戻ってきたあたりから物語は始まる。鷺之介にとっては無理やり連れていかれた芝居小屋で一つ上の五百吉(いおきち)と友達になれたことが救いだったのではないだろうか。
2023.4.1 高田在子氏著「茶屋 占い師 がらん堂」
主人公は最福神社門前の茶屋「たまや」を切り盛りする母を手伝う娘すず。
18歳で元気なはつらつとした娘だったのだが、前の年に隅田川沿いの桜を見に行って以来、どんな医者にも原因がわからぬ不調(ずきずきと頭が痛く、身体に力が入らない、是中ががちがちになり十分に息ができないなど)に苦しむようになった。「たまや」の甘酒を飲んだ時だけ少しマシになる。
評判の医者に診てもらおうと甘酒元気で向かっていた途中で同じように具合の悪そうな占い師の宇野介を助けようとしてすずはよろりとしてひっくり返りそうになる。かえってその宇野介に助けられる羽目になる。いったいどうなるのだろうと、読み進んでいった。ある意味予想どおりになったところもあるが、なかなか面白かった。これがシリーズになると買い続けるだろうなと思う。
2023.4.4. 田牧大和氏著「身をつくし」『清四郎よろづ屋始末』
繁盛している町のよろづ屋稼業を営む清四郎が主人公。飛び切りの笑顔を見せる美男子だが、心に淀む秘して語らない過去がある。その清四郎の過去を知る友人小暮涼吾(こぐれりょうご:奉行所の年番方与力)は清四郎のことを放っておけないかのように、付きまとう。ちなみに私はその小暮のことがすきだったな~。
この本はおそらく二度目に買ってしまったものだと信じている。これはハードカバーの単行本だが、もう一冊は小型の文庫本だったと思う。同じ本を二度買ってしまったとわかっていたので、一冊を古本行の箱に入れてしまったのだろう。
それを承知でもう一度読んでみたが、忘れている所が多かったので、「読んでよかった」と思った。
ということは、今あるたくさんの本を一度は読んだと信じているが、もう一度読んでみる値打ちがあるということなのだと、うれしく思う。
2023.4.5 碧野圭氏著『半熟AD』
元AD(アシスタント・ディレクター)の田野倉敦(たのくらあつし)27歳は自分のやった「やらせ」で首になる。古いアパートの一室にフリーのカメラマンと家賃をシェアしている。そこに敦とおなじやらせ事件で首になった岡本が転がり込んでいる。男三人の同居生活での考えだし方、生き方が描かれている。最後に作者は読者に人生の考え方を教えてくれている。その部分だけ抜き出しておきたい。
「夢見た通りの人生なんて、きっと退屈なものだ。思い通りにいかないから人は変わることができる。昨日の自分よりも少しだけ柔軟になれる。そして歪な形でも思ってもみなかった展開でも、その人なりの居るべき場所に、いつかは収まるときが来るだろう。それがきっと生きていくことの醍醐味というものだ。
今改めてここに書き写してみて、「うーむ、なかなかむつかしい哲学だな」と思ってしまう。しかし、この本を全部読み下すとその結論にすんなりと到達してしまうのだ。
2023.4.7
取っ手付きのボトルワーク2種
結構便利かもと思って、もっと作るつもり。この分は編むのにそれほど凝らなくていいので、いくつも作るのにそれほど苦にならない。ただ、描くのはしんどい。この絵も荒っぽい。もっと丁寧な絵を描きたいものだと思う。
2023.4.11  秋川滝美氏著「向日葵のある台所」
確か秋川さんは「一人旅日和」を書いた人だったよなーと思いながら読み始めた。なんと主人公は、姉には甘いのに、妹である自分にばかり厳しい母親に育てられた女性。そうなった理由は、自分にとって理不尽な態度を取った夫にそっくりな次女に厳しくし続けることで、ストレスを解消したつもりになっていた母親。最後の方では母がそこまでの精神状態になった理由は分かるが、読者にとってはあまり有難いストーリーではなかった。私自身も母は反面教師であったけれど、そこまで引っ張られることは無いだろうなと思う。最後のほうは母親にとっては孫娘に当たる自分の娘と楽し気に会話する母親を受け入れていくんだろうなという感じで終わっていた。自分の娘が母親とおばあちゃんの関係が最悪の状態であることを知って、お互いのことを気まずくならないように気を遣う心の優しい娘でよかったと思ったことだろう。
2023.4.14 柚月裕子氏著 「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の究明」シリーズ
シリーズになっているといえるのかどうか、とにかく第二弾まで出ている。私にとっては初めての作家さんなのになぜ急いで買って急いで読んだかというと、この4月の17日からドラマが始まるから。さらに言うとこの3月までのドラマで「警視庁アウトサイダー」を何の準備もなく見出して、チンプンカンプンで困った経験があったから。ドラマと競争で急いで買ったシリーズを読んだ経験による。今回のこの上水流~も読めてよかった。ドラマが始まるのが楽しみ。主人公は事情があって弁護士資格をはく奪され、殺しと障害以外はどんな依頼も請け負う何でも屋を経営する30代?の女性。助手として雇っているのが東大出のIQ140であるばかりではなく、美味しいお茶をいれる気遣いから、役者的能力、ネットのチェックスピードと絞り込み能力などいったい神からいくつ能力を与えられたのか分からないような人材。TVではどういう演出になるのかわからないが、ぜひとも原作の様に面白いものにして見せてほしいものだと思う。
2023.4.15 佐伯泰英氏著 「吉原裏同心シリーズ39」『晩節遍路』
七代目頭取が殺害されたので、神守幹次郎が八代目の吉原会所の頭取になった。公儀で言われるえた頭(自らは長吏頭と呼ぶ)浅草弾座衛門も十五歳の九代目が跡目を継いだばかり。八代目吉原会所頭取と裏同心の一人二役を務める幹次郎は隣接する浅草溜を差配する頭、車善七に促されて九代目浅草弾座衛門に面会に出向く。吉原乗っ取りを目論む西郷三郎次忠継は弾座衛門の屋敷にも触手を伸ばしていることを知り、互いに協力し合うことを確認。一方代替わりは大籬三浦屋でも代替わりが起こっていた。それは先代が亡くなったことにより起こったものではなく、隠居した八代目の先代が九代目の経営にあれこれ口を出し、不都合が起きていた。
2023.4.15 中島久枝氏著「日本橋牡丹堂菓子噺11」『ふるさとの海』
なんだか毎回書いているのではないかと思うが、この表紙の絵は主人公の「小萩」とその結婚ほやほやの亭主「伊佐」だと思うのです。たしか伊佐で22歳、小萩はまだティーンエイジャーではなかったか。小萩はそこそこ可愛いからいいとして、伊佐はシュッとした、背の高い いなせな菓子職人のはずなのに、なんだろう、小萩のお父さんぐらいに見える。見るたびに残念な思いをしている。親方や大女将たちに後押しされて、小萩のふるさと鎌倉に里帰りする。そこで、昔の馴染みの菓子職人に遭遇する。その点がちょっと山と言えるストーリー。お客さんとのやり取りや、人のうわさに悩まされたり、妨害する菓子屋のことなど日常茶飯事のことが取り上げられていて、このシリーズからは不必要にびっくりさせられることは無いと安心しながら読み終えた。
2023.4.15 廣嶋玲子著 「不思議駄菓子屋 銭天堂19」
ライバルバルーン:ライバルに勝てるふうせん
あまえん棒:食べたら甘えたい人に甘えられる
相談団子:人からの相談が増える
六条教授の計画:銭天堂の紅子をやっつけたいと思っている教授
ゴーストストロベリー:幽霊が見える。その幽霊の望みをかなえてやって成仏させる能力
ごめんラーメン:なかなか謝ることのできない子供が食べると、ごめんと言えるようになる。
ドラマチックどら焼き:平凡な毎日を嫌がっている人間が食べると、びっくりするようなことに遭遇する。

と羅列するといいことばかり起こりそうだが、そのお菓子の食べ方、使い方を間違えるとかえってひどい目に遭う。これから、紅子さんは六条教授を相手にせねばならないことが増えるかもしれない。
2023.4.20  箱をマクラメでくるむ。
一旦包装紙で包んだので、見た目はましかもしれないけれど、予定より紐の長さが足りなかった。とりあえずはセロテープでつないで続きを結んだので、セロテープのピカピカがみっともないが、まあ、うち使いだからいいかとも思う。持ち手は箱に穴を開けて、紐を取る付け四ツ編みにした。
2023.4.21 高田在子氏著「まんぷく旅籠朝日屋」シリーズ一巻~四巻
通し番号がついていないので、そろえて買うのに苦労する。一巻「ぱりとろ:秋の包み揚げ」。二巻「なんきん:餡と三角卵焼き」。三巻「しみしみ:がんもとお犬道中」。四巻「あつあつ:鴨南蛮そばと桜餅」。お江戸日本橋に訳ありな旅籠が誕生。主は武士を捨てた元火盗改、板長は騙され、けがを負わされた料理人、同じく調理人は家と親を失ったちはる。その他にも何らかの問題を抱える人間たちの物語。読みだすと、それぞれの人柄に味があってページをめくる手が止められなくなる。
2023.4.24
合計4個の平結び包み箱を作りました。最後の中身が紙袋の分がいつ崩壊するか気がかりだがまあ軽くていいかと思うべきか、大きめの袋ならどんな形のものにも入れられると思うべきか。
まあ、実際どうなるのか楽しみにしておきましょう。
使えるものがいくつも出来て自己満足。
5月のメモリアル
2023年5月のミニ展示会。それぞれのメンバーさんたちが新しいことに挑戦されだしたのがとてもうれしいです。「いつもやっている、自分にとっては簡単なこと」ばかりやっていても脳トレにはなりませんのでね・・・
肝心のブティが白っぽくなってしまって、レリーフのようには見えなくてすみません。追加で提出の小さなモチーフがきれいにできているのにびっくりです。 yokkoさんにとっては初めてのちりめん細工ではなかったでしょうか。随分頑張って最後までこぎつけられました。おうちのお仕事上のお悩みも無事に解決されましたか? よねちゃん、細かいつまみ細工をよくぞ最後までされたことと感心、&脱帽です。これからも新しいことに挑戦されてくださいね。
くわちゃんもブティに挑戦されましたね。やりにくかったでしょうに、初めてにしては本当に美しく作られていますね。 マクラメの小さなモチーフを壁面の平編み結びにピンでとめられて素敵です。白いモチーフの背景にブルーの色紙を当てさせてもらいました。勝手なことしてすみません。 しーちゃんはもう一種類可愛いカメさんの作品を作られました。甲羅の盛り上がりが上手にできるかどうかが肝ですね。お見事です。
段ボールの凸凹がよく描かれていると思います。さらに苦労したと書かれている爪切りがまた素晴らしい! 本当にお久しぶりです、まっちゃん。ミニブロックで可愛いおやつ?を作られています。 このボトルワークは初めてご覧になった編み図を手掛かりにされたんですよね。尊敬します。
のとちゃんも昔取った杵柄でされましたよねー!!すごいですよ。ちゃんとそれらしくなってますもの。 出戻り景品を必死の形相でやりましたっ!おそらくちゃんと出来ていないからアニマルたちもかわいそうですよ。 ななふくさん: かわいいイチゴのチャームが2つ一つにレジ袋が2枚入る。別にエコバッグを持つ必要がなくとてもいいと思います。お友達にプレゼントされたものをほどいて型紙に起こされたそうな。
2023.5.2 マクラメの箱包み 第五段。
いつまでたっても最後の始末がどうしていいか確立できていない。どうしたものか。まだまだマクラメの道は遠いというか、深いというか。
2023.5.4 高田在子氏著「はな味ごよみ」シリーズ 全十巻 カバーイラスト:苗村さとみ
鎌倉で両親を流行り病で亡くし一人で百姓をしながら暮らしていた「はな」。畑から帰ったはなは見も知らぬ男が台所でけんちん汁を作っているのを発見した。伊勢参りからの帰り道で匕首を持った男たちに囲まれて、はなの家に転がり込んだという。となりのおばさんに縁談を持ちかけられていたところだったので、少しの間夫婦を装うことをしばらく家に置く条件にしたはな。やがて本当に結ばれて、すっかりめおとになったつもりでいたはなの元から「忘れて幸せになってくれ」の置手紙を置いて男(良太)は姿を消した。良太を見つけるために江戸に出てきたはなは神田川沿いの一膳飯屋「喜楽屋」で住み込みで働くことになった。いろいろな人に助けられながらも奮闘するはなの物語。面白いこと間違いなし。最後のサプライズで「こうくるか!」とびっくりさせられました。
2023.5.10 小田ゆうあ氏作 「カロリのつやごと」シリーズ
主役は(私の勝手な)推定年齢30代前半の「花鳥風月(かとりふづき)」。愛されて大きくなった深窓の令嬢?両親が亡くなり一人住まい。豪邸というほどでもないがそこそこ大きい家、天蓋付きのベッドで寝る。なんでもできるが恋愛だけはできない。ぽっちゃりスタイルにコンプレックスを持っている。後ろ指をさされないようにと両親にしつけられた上品な所作が身についている。たまたま入った飯屋さんで、そこのアルバイトをし始めた19歳学生の青井君と知り合う。読者としては年の離れた二人の行く末を見守るような気持でページをめくる。何といってもいいなと思うのが、近所の小学生を集めて英会話を教えている。その教え方が魅力的。ぽっちゃり体形から「カロリさん」と呼ばれている。
2023.5.12 磯谷友紀氏作「ながたんと青と」シリーズ
まずタイトルの意味が分からなかった。「ながたん」は「包丁」、「青と」は「青とうがらし」のことらしい。時代設定は戦後まもなく。会話に「その時は戦時中やったからな~」などという言葉が出てくる。つぶれかけた料亭「桑の木」を何とかするため、料亭の娘の一人と大阪のホテルを経営している山口家の援助を得るため息子の一人を婿養子に迎えようとする。桑の木の長女「いち日(いちか34歳)」は一度結婚したが2か月で戦争のために夫を失う。次女のふた葉と山口家の次男との見合い。ところが山口家の次男はほかの婿養子の口がいいからそちらに行くと言って見合いは欠席。その後まもなくふた葉は古参の板前「慎ちゃん」と駆け落ちした。したがって桑の木の存続のために未亡人のいち日と山口家の三男周(あまね19歳学生)と結婚せねばならないことになる。
偶然とはいえ上記の「カロリのつやごと」と同じひとまわり以上の姉さん女性とティーンエイジャーの男性との恋愛物語。おもしろい!!
2023.5.16 野口卓氏著「めおと相談屋奮闘記」シリーズ「新しい光」
 読み始めてから読み終わるまで、とてつもなく永い時間が掛りました。読んでいる途中にもうこのシリーズを買い続けるのはこれで終わりにしようと思っていた。寝る前に読むと4~5行読むと寝てしまう。寝るために読む本としては最高だなと思っていたが、いい加減嫌になってきていた。ところが、最後の数ページで、そうだったのかと引き込まれて、まだまだ未解決のものがあることに気が付いた。仕方がないもう一冊買ってみるかと今は思っている。
2023.5.19
もちまる日記より発刊された「ポストカードブック」の一枚。
下僕さんのコメントは『だるまさんが転んだに夢中なもち様』
『振り返るたびにまんまるな目で近づいてくるのがたまりませんW』です。本当にかわいくてかわいくてこの時は2歳ぐらいだと思うのですが、YOUTUBEで見ている間中、にこにこにこにこしっぱなし。YOUTUBEっていうのは「あっというまに過ぎ去ってしまう幼年期」をいつでも動画で見直せるというのがとてもとても便利。大昔は動画で見ようと思ったら、通称8ミリで撮影しておかなければならなかった。それを見るのが、映写機というものを取り出して、壁に写すなどしてみるしかなかった。一回見たらもう二度と見たくない。準備の面倒くささにへこたれてしまって。
2023.5.31
7月からの新しいドラマシリーズで「ねむようこ氏」作の『こっち向いてよ向井君』が始まるらしいということで、急いでアマゾンに注文して取り寄せました。読んでみましたが…10年前に別れた元カノのことが忘れられない35歳男。それをあの、赤楚さんがやるのか?と思うと、似合いすぎる部分もあるので、いやになる。とてもイライラするから。まあ、1~2回見ていやなら見るのをやめりゃいいかと思っています。何処かで毅然とする態度を見せてくれるといいんだがなと思っています。
6月のメモリアル
2023.6.2
私の手に持っているのはラグマット。二階に置いている椅子の下に敷くもの。材料は次男の古着(T-シャツなど)を細長く切ったものを、指でかぎ針の様に編みました。シャツ類は5種類使用。直径50㎝にしたかったですが、45㎝ぐらいにしかなっていません。これは本当は「スラッシュラグ」針という特大の竹製の縫い針のようなもので編んでいくのですが、これが分かり難い。マクラメの巻結びに似ている気もするけれど、布によって摩擦力が違い、摩擦のきついものだと、気が狂いそうになる。また例によって無手勝流にいたしました。
「初めてのスラッシュラグ」というものを生協で買ってみた。で、結局それは失敗だったのだけれど、その「スラッシュラグ」という言葉の意味が分からない。スラッシュは英語で書くとslashと、thrashとがある。前者は「ナイフなどでさっと切る」後者は「ムチ打つ、打ちのめす」。
ラグは英語だとlagとrug..前者は「のろのろ歩く、ぐずつく」、後者は「敷物、じゅうたん、ひざ掛けなど」。どうやら「スラッシュラグ」とは「さっと細く切った(布製の)敷物」といった意味らしいです。いらんところでエネルギーを使ってしまいました。
それよりも私の向かって右隣に並んでいるテーブルを見てほしかったのです。6つを4つに減らしまして、そのうち3つまでがキャスター付き。移動のしやすいこと。うれしいです。
2023.6.4 加藤実秋氏著
警視庁楠町西署には12年前に容疑者を取り逃がし左遷された小暮時生がいる。4人の子持ちと実の姉と暮らしている。季節外れの人事異動でやってきた東京芸術大絵画科卒という南雲士郎がやってきて時生とバディを組む事になる。二人は12年前の連続猟奇殺人事件を共に追っていたという過去がある。バディを組んでからの事件は何となく美術に関係のあることがかかわっている。まあ、それでこそのタイトルなんだろうけれど。底に流れるこだわりの事件が未解決のままなので、それはどうなるのかと思いながら読んでいたが、この巻だけでは解決せず。第二巻が2023年の夏ごろ発売されるらしい。
2023.6.5
ようやく磐音の息子の空也が武者修行を終える時が来たようだ。そこにきて空也は「武者修行に意義はあるのか」などと考えだしている。まあ、それは眉月姫に任せるとして、巻末に作者の談として、「まだ終わった気がしない」らしい。つまり、空也の父親の磐音のさらなる老後を書きたいののたまわれている。磐音ファンの私としては「もうやめて!!」と言いたいところだけれど、作者の佐伯先生のされるがままになるのだろう。そして私はおそらくまた本を買うのだろうな。
2023.6.4
このどでかいおにぎりは母校のホームカミングデーという催しに参加するため、自分の為に作ったものである。午前中は薬草園や実習室の見学など。午後からはゲストの講義を聞いた。だが、たっぷりおにぎりを食べたので、眠たかったことこの上ない。
2023.6.7
のとちゃん提供の鴨形ペーパーウエイトにちょこっといたずらをして載せました。鴨ちゃんの前にでっかい手のくちばしみたいなものが現れて鴨ちゃんがびっくりして汗をかいたり羽を広げかけたりしている所です。
2023.6.10. 佐伯泰英氏著 『柳橋の桜』シリーズ 第一巻 「猪牙(ちょき)の娘」
神田川と大川が合流するところに架けられた柳橋に並ぶ船宿さがみで働く船頭広吉には一人娘桜子がいた。三歳で母親が出奔。父から愛情を受けて育つ。母譲りの器量よしと八歳から始めた棒術の腕前で街の人気者になる。夢は父親の様な船頭になること。どうやらその夢は船宿さがみの船宿の亭主のお陰でかないそうである。このシリーズは4巻まで続く。様々な事件に巻き込まれそうだが、街の人々や友人たちの協力で何とか解決していくだろう。関心は桜子が恋心を抱くのはどんな人なんだろうということ。楽しみである。
2023.6.12 田牧大和氏著『ほそ道密命行』
この280ページ強の本を一冊読むのに合計一年ぐらいはかかったかもしれない。別に松尾芭蕉が好きだという訳でもなく、奥の細道に興味があったわけでもない。ただただ作者が田牧大和氏だったから買ってみたものだった。ところがハードカバーの大きめの本で、寝る時のお供として置いていたので、手がしびれて長い時間も持てなくて、少し読む眠くなって寝てしまうを続けていた。しかも間で、とても興味のある文庫本が手に入るとそちらを先に読むものだから、次にこの本を読むときには前の部分がおぼろげな感じになっている。そのたびに、パラパラと前をめくって思い出して、新たな行を読みだすと。2~3行で眠くなってしまう。そんな思いをしながらも何とか最後まで読めたのは、「芭蕉の旅」にこんな思惑がうごめいていたのかと思ったから。5代将軍綱吉の側用人柳沢保明と水戸徳川家の思惑、さらには東照宮普請にまつわる伊達家がからむ不穏な道中。もう一つ読むのに時間が掛ったのが、芭蕉を守る弟子の曾良(そら)に宗悟(そうご)そして元の名前の惣五郎(そうごろう)と呼び名が三つもある。もう一人の弟子は与次(よじ)、路通(ろつう)、与次右衛門(よじえもん)と三つ出てくる。最後は薄々感じていたことだったけれど、やっぱりかという驚きもあった。しばらくは田牧氏の作品は読みたくない。疲れました。
2023.610 手製のゴミ箱
ちょっとした厚紙があったので、何にしようかと考えていると、普段座る私の席のそばにちょうど良い大きさのゴミ箱がなく、ごみ捨てに5~6歩歩かないといけないことを思い出した。手元に、以前作った昭和レトロのミニチュア炊飯器があって、小さなごみはそれに入れていたのだが、丸めたティッシュぐらいの大きさになると入らない。このぐらいの大きさならかなり多きものでも入れられる。何か書いておかないと、「なんじゃこれは」と思った家族にこの箱ごと捨てられてはたまらないと、書くことにしたが、「ゴミ箱」とは書きたくないので、英語を探してみた。
trash:トラッシュ くず、ごみ
dust: ダスト ほこり
rabbish:ラビッシュ くず、ごみ
garbage:ガーヴィジ 生ごみ
contaminant: コンタミナント 汚染物
trashかrabbishだなと思い、サウンド的にましな方にした。
2023.6.14 マクラメの知らない編み方をやってみたかった。
本当は5mmの太さのものを使いたかったが、材質としては3mmのものしかなかった。やむを得ずそれでやったけれど案の定サイズが小さくなった。底の巻結びをきれいに作る事が出来なかった。とりあえずポトスの入れ物にした。
2023.6.15 マクラメとポトス
私にとっては新しい編み方のミニバスケットに水を入れたビンを入れ、ポトスを挿してみました。JPCのポトスが次々伸びていくので、こういう時便利。デスクワークをしているとき、すぐに目につくところにグリーンがあると、なんだか心が和みます。
2023.6.15 苦労のわりにあまり報われなかったですが、指編みの練習にもなりました。
かろうじて側面がやっこらさでしたので、底面の内側と底面の外側にスラッシュラグを貼り付けた、というか。縫い付けた。早晩その縫い目あたりからほつれてきそう。底にスラッシュラグが二枚あるので、非常に浅い器になった。
2023.6.23 手のひらで咲かせるかぎ針編みのミニブーケ ラナンキュラス&ユーカリ
マクラメのボトルワークをしたビンに差したかった。なかなか可愛い感じになったと思う。ただ、針金の先を少し折り返して、それを編みグルむようにして葉っぱを編むのはやりにくかった。
これを参考に自分でミニブーケを作ってボトルワークを施したビンに差したいと思って、針金やテープを買ったのはいいが、なかなか手が付けられていない。
2023.6.27 西條奈加氏著 「隠居おてだま」
隠居というのは巣鴨町の糸問屋嶋屋の六代目、還暦を機に息子に七代目を譲って隠居した徳兵衛のこと。商売のことしか頭になく、子供や孫には興味がなく、隠居しても好きなことが出来ると思っていたのだが、結局はひたすら暇を持て余すことになっていた。その無聊を慰める手伝いをしてくれたのが、孫の千代太(9歳)だった。千代太には何でもすぐに拾ってくるという悪癖があったが、それすらも仏頂面の徳兵衛を救うことになっている。
http://kanure2017.verse.jp/sukima/2021sukima/2021sukima.html
↑ここに隠居シリーズ?の第一巻目の「隠居すごろく」の感想を書いてある。その時よりも複雑な問題などが起こり、最後は単純な「ハッピーエンド」などとは言えない状態で終わる。無理にこれでよしとしよう!と言えるかもしれないが。果たしてこのシリーズはこれで終わるのか、まだ続くのか。私にしたら、少なくとももう一回は続いてほしい。
7月のメモリアル
●よっこさん
「幸せ集めておうちかぎ針編みの華やぐフラワーシリーズ「藤」
リースの上から垂れ下がる藤が変わっていて美しい。細かい作業が大変だったと書いておられますが、「やれば出来る!」と自信になったようです。
●りりちゃん
随分前に作られていたふくろうのタペストリー。途中の紐を足すところが難しかったと書かれています。
●しーちゃん
花小物「(左から)水中花、一輪ポット、トロリウス」を折って、クリスタ画に描かれています。テキストの本がガラスコップの向こうに見えます。本のタイトル文字が手書きなのがすごい!
●まっちゃん
6月に出品された綺羅星草をクリスタ画で描かれました。「折り絵の楽しさに再び目覚めました。」と書かれています。「再び」ということは以前にもそういう機会があったのですよね。いつのことでしょう。
●よねちゃん
「抽選で当たった景品のウイリアムモリスの生地にときめきました。慣れぬ針仕事に四苦八苦。楽しくできるようになりたい。」と書いておられます。
●くわちゃん
古いネクタイのリメイクでポーチを作りました。「両端の三角形のところはそのまま利用。入れ口はゴムを通しました。」と書いておられます。
●のとちゃん
状差しにも使えるポケットハンギング。マクラメの技法は平結び、まとめ結び、巻結び。
料理のレシピなども入れられる。
●でこちゃん
くす玉折の花小物の本に載っていた「ひまわり」をマクラメのボトルワークを施したコップに差してみた。外花冠、内花冠、しべ、葉はすべて15㎝×15㎝。差し込むための工夫あり。
●J-Medic
スラッシュラグというものをしてみたくて取り寄せたが、竹べらで出来た巨大な針のようなものが使いこなせず、昔練習した指編みで、敷物とコースターを編みました。どちらも使えそうでやりがいがありました。
2023.7.1 手のひらに乗るブーケ「ラナンキュラスとユーカリ」
細い糸で編んだので、繊細な感じになったのはいいけれど、まークリスタ画にするのにはむつかしい難しい。上手に描く人もいる事に感心するばかり。
今度は絵に書くよりもマクラメでボトルワークを施されたビンに差す花たちを作ることに力を入れたいものだと思う。
2023.7.2 4年ぶり、高校の時の同窓会。
インドアパーソンの私にとってはいつものことながら「どうしようかな」と考えた。ただ、会場になっている建物については興味があった。パンフレットから文を引用してみます。『「大阪・なんば」、その最高のロケーションに日本が誇る現代建築科 隈研吾氏の洗練された意匠と最新の機能を兼ね備えたランドマークホテル。人々に愛され続けてきた新歌舞伎座の外観を継承し、最新の設備と最高のサービスで大阪の、日本の、そして日本を訪れる人々に心温まるひと時をサポートいたします。』
私自身はホテルになっていたのは知らなかったが、『2007年に難波での役割の幕を閉じた新歌舞伎座。2019年その精神、日本の伝統美を継承したホテルとして誕生し、国内外の高い評価を頂いております。』
なんとホテルとして誕生したのが2019年!コロナの始まりのトシだったのですか!!苦難の日々を過ごしやっと今息をついている所と言えるでしょうか。海外スタッフとしては中東のあたりからの人が多いように思いました。彫が深く長身のスタッフが礼儀正しく対応してくださる。年寄りに対しても丁寧でやさしいでしたよ。そして新歌舞伎座と言えば、鈴木荘能子氏が会員の観劇のためにそこを借り切ったときに参加したのが最初で最後の新歌舞伎座訪問でした。だからその歌舞伎座が引っ越しすると聞いたときは寂しい思いをしたものです。建築家というのにもあまり興味がなく知らなかったのですが、隈研吾氏は随分多くの建築物を作っておられる。びっくりしました。
2023.7.5
やっとマクラメに取り掛かることができた。ボトルワークなどもやりたいことはいっぱい。それにしてもいつも思うことだが、マクラメは最初の紐を切る作業が、時間が掛る。
2023.7.10  和田はつ子氏著『円朝なぞ解きばなし』
和田さんの作品は枕もとのお友達。本当に長くかかった。半年ぐらいかかったのではないだろうか。謎に匹敵する事件が始まって、それが解決しないまま、いくつも事件が起きてきて…となってきてようやく読みだしてすぐ眠くなる状態から脱却した。最後の30ページほどは読むのが速い速い。それまでは一行読んだらパタッと寝入っていたという状態でした。(全部で253ページ)
和田さんの作品ではよくあることですが、「えーっ!この人が犯人~!!」という終わり方でした。
でも、まあまあ、満足して逝ったんだろうなと。
2023.7.15 マクラメのいろいろ
マクラメをYouTubeで見た編み方で編んでみた。これをするまでのマクラメは、チャームなどのほかはボトルワークや箱を包んだりするものだった。
ビンも箱も何もなしで小物入れを作りたかった。そして、究極の目標はなにも包むものがなくて、どれぐらいの大きさのものがどのぐらいの紐の量で出来て、作る間の時間がどれぐらいかかるか。そういったことを知りたかった。口の開き具合、閉まり具合など何度かいろいろ実験してみた。時間を空けてまたしてみようと思っている。
2023.7.16 佐伯泰英氏著 「竈稲荷の猫(へっついいなりのねこ)」
初めてのストーリー、三味線職人の話。佐伯氏の話の主人公は若い元気はつらつの女の子が登場する場合が多い。これには女房をなくして気落ちしている父親を世話しながら父親の弟弟子の世話もするという14歳の小夏。そして若い女の子が出てくると、若い男の子(善次郎20歳)も出てくるのが楽しみなところ。その善次郎が一人前の三味線職人に育っていく物語。なかなかすんなりとならしてくれないのが佐伯作品。三味線のこともいろいろ教えてもらえて、楽しかった。
2023.7.17 もちはなクリスタ画
もちまる3歳、弟のはなまるはまだ4か月。それなのに、兄のもちまるに迫る成長。もっとちっちゃいはなまるを楽しませてほしかったが…それにしてもすごい運動能力。最初がもちまるくんでよかったんじゃないかな?逆だったら、後から来た子のことが物足りないように思えたかも。一人一人性格が違うところがいい所。下僕さん頑張ってくださいね。二人のための新居が楽しみです。それにしても絵がどんどん見ぐるしくなっていくのはなぜなんだろう。
2023.7.23 マクラメで作ったスマホカバー
今まで使っていたカバーは蓋つきのものだったが、充電の時の挿し口のところにそのカバーの穴がずれてきて、ちゃんとコードが差し込めず、充電ができなかった。だから、ふたの無いカバーにしたのだが、時々スマホを落とす私にとって、トップの画面が無防備というのがとても不安だった。そこで、youtubeで見た編み方で編んでみた。不格好だが、保護にはなるだろう。
2023.7.24 柚月裕子氏著「孤狼の血」シリーズ。これが第一巻だというのがやっとわかった。
この巻でのキーパーソンは捜査二課の大上章吾(通称ガミさん)。シリーズ通じての主役はそのガミさんのバディに配属された日岡秀一。新人の日岡にとってガミさんの行動は驚くべきものであった。シリーズ二巻に匹敵する「狂犬の目」のキーパーソンは心和会の国光寛郎(ひろお)。そして第3巻に匹敵するものは上下二巻。なんとまたガミさんに会えたことは嬉しかった。しかし、キーパーソンの沖虎彦が強敵過ぎてさすがの日岡も手を焼く。最後は納得のいくものだった。
2023.7.25
これは「孤狼の血」レベル2と枚打たれ、原作は柚月裕子氏だが、ノベライズ(小説化、映画やテレビドラマ、漫画といった表現形式で最初に発表されたものを小説に翻案し出版すること、又は、その様にして出版された小説。)は豊田美加氏。残念なことは日岡の設定が180㎝を超える人間になっていたこと。原作では中肉中背だった。上記の四冊で納得して読み終えたのに、「読むんじゃなかった」と思うが、これは読んだからこそ思うこと。日岡が森の中で見た狼はガミさんが「お疲れさん」と言いに来たのかもしれない。
2023.7.25
時々びっくりするような野菜を入れてくれる?ラディッシュぼーやから、このでっかい唐辛子のようなものが届いた。名前はイタリアでよく食べられている「パレルモ」(肉厚ジューシースイートチリペッパーと説明書きあり。)食べた感じはパプリカより少し甘みがある感じ。普通に野菜炒め煮で食べられ、なかなか美味しい。いつの日かクリスタ画で描くかも。
2023.7.26
『手のひらで咲かせるかぎ針編みのミニブーケ ガーベラ&ヒペリカム』とあった。
ヒペリカムは中国が原産で、中国大陸をはじめ、日本や朝鮮半島などの山野や草地などに自生する草花です。6~7月頃に鮮やかなイエローの花を咲かせます。赤く色づく実がなる。この作品では赤くなる前の緑で作る。この作品作りで感じたことは、実や花や葉っぱを作るより、針金の組み合わせるのが難しいということが分かった。
8月のメモリアル
2023.8.6 高田在子氏著 「味ごよみ はなだより」 帯には「新シリーズ開幕」と書いてある。
この物語は今年の5月4日に載せた、「高田在子氏著「はな味ごよみ」シリーズ 全十巻 の中のかなり目立つ脇役だった岡田弥一郎が主役の物語です。はなが主人公の「はな味ごよみ」の時から、弥一郎が出てくるとワクワクしたものだから、こちらが主人公だととてもうれしい。前のシリーズの最後に気になる女性が出てきているので、なんだか安心して読める。
2023.8.7 和田はつ子氏著 『料理人季蔵捕り物控え』シリーズが新しいものがなかなか出ないなと思っていたら、帯に 「飛翔の新章 ここに開幕」とあって、読みやすいフォントサイズと行間になっていて、このシリーズにしては随分早く読み進んでしまった。もう何年も表紙絵を描いてきた人とは違うイラストレーターを使って、意気込みを感じます。今度のイラストの方が「男前」がよく出ていて、私は好きです~(なんちゃって)。ところで、「さむらい魚」というのは太刀魚の事らしいです太刀を持つのは侍だからでしょう。。今回は北町奉行も南町奉行も力を合わせて取り組まねばならないことであったようで、なかなか面白かったです。
2023.8.9
ラディッシュぼーやからの野菜。「いとめずらし」と銘打っていろいろな野菜が送られてくる。このパレルモという野菜。イタリアではよく食べられているやさいで、スイートチリペッパーまずは生で食べてみるのがいいらしい。
2023.8.11  志賀内泰弘著 「京都祇園もも吉庵の あまから帖」シリーズ 第七巻
京都祇園にある甘味処「もも吉庵」の女将は悩みを抱えた人々の心の傷をいやしていく15歳から舞妓で二十歳を過ぎて芸子になるが、屋形をしていた母親が亡くなったので、屋形のおかあさんとなり若い子たちを育てていたが、自分自身にも事件が起き、娘も後を継がないということで、甘味処を開くことにした。第一話:「春浅し焦がれし恋に忍ぶ恋」第二話:「かたくななこことも溶かす金平糖」第三話:「夢に見る祇園の舞子になりたくて」第四話:「子育てに悩む父あり夏燕」第5話:「紅葉の賀思い出滲むオムライス」の5話で成り立っている。私はあかねさんの登場する第4話が好きです。作者は人のご縁の大切さを後進に導く「志賀内人脈塾」というものを主宰されているらしい。この本を読むとご縁の大切さというものがよくわかる。
2023.8.12 谷崎泉著 「老舗酒蔵のまかないさん」シリーズ第三巻 そうやらこれが完結のようだ。響きたちの新しい酒造りが進んでいたころ、疾走していた兄環から連絡が来る。驚く蔵のメンバーたち。その思いを受け止めて、田牧を探しに行く。母親に薦められて、三葉を連れていくことを進められる。その三葉が故郷から「役目」の終了の連絡を受ける。読んでいるこちらとしては、えーっ驚いた。どうなるのだろうと。
何とか結末は大団円に収まったが、三葉の不思議な力と交換ということだった。 
2023.8.13 野口卓著「めおと相談屋奮闘記」シリーズ 計15冊
相談屋の伝言箱の下に籠に入った赤ん坊が置き去りにされていた。捨て子を育てようとする信吾と波乃。しかし、波乃自身も子供を身ごもっていたのだ。難儀な相談後ともいくつか舞い込み、信吾も将棋に集中できない日々が続く。
しかし、これで節目という訳なので、てんやわんやのまま終わるわけがない。安心して読むといいと思う。
2023.8.17 小野田博一氏著 「13歳からの英語で意見を伝える本」
これは生協のカタログから見つけたもの。
2023.8.18 加藤実秋著 「インディゴの夜」 シリーズ新装版と書いてある。
グラブインディゴは「クラブみたいなハコでDJやダンサーみたいな男の子が接客してくれる」渋谷のホストクラブ。カジュアルな雰囲気と個性はそろいのホストたちがウケて人気は上々だがたびたび事件に巻き込まれる。オーナーは高原晶という女性。本業はフリーライター。健康本やハウツー本のゴーストライター。もう一人のオーナーは本業がかなり大きな出版社でパソコン雑誌を書いている。名前は塩谷。ある夏の真夜中、池袋の飲み屋で、晶が、新宿の歌舞伎町のホストクラブでの取材で感じたことをしゃべった。「なぜ、ホストクラブってワンパターンなの。もっといろんなパターンがあってもいいじゃない」の言葉に塩谷が食いついたのだった。一気に読んでしまうという訳でもなかったけれど、なかなか面白く読んでしまった。
2023.8.21 佐伯泰英著 「居眠り磐根」(奈緒と磐音)
これは佐伯氏が「居眠り磐音」のシリーズ51巻を書き終えて、三年後に描かれたものである。そのシリーズの第一巻目は知る人ぞ知るだが、「なんという話なんだ!」と言いたくなるぐらいの「悲劇」から始まる。その一巻を幸運にも我慢して読むことができた人なら最後まで夢中に読めるものである。この本はその悲劇に至る以前の話なのである。
2023.8.24 西川ローズ
24㎝の折り紙で色違いを作ってみた。絵の拙さもよくわかるが、バラは折るのも描くのも一苦労。絵の方はメンバーのページにも載せています。
2023.8.26 加藤実秋氏著 インディゴの夜シリーズ 「チョコレートビースト」
・返報者: ホストクラブ「エルドラド」のno1空也に頼まれてホストを狙う連続劇薬かけの犯人が自分の付き人の樹ではないかとの調査。

・マイノリティ/マジョリティ: 塩谷さんの出版社での知り合いの女房に頼まれて、その知り合いが突然行方不明になったとか。その探索を頼まれる。

・チョコレートビースト: なぎさママの愛犬マリンが誘拐されたということで、脅迫依頼。もっともこの小説の主人公 高原晶のせいでもあるが。この編では入れ墨の業界が出てくる。

・真夜中のダーリン: インディゴの新人ホスト吉田吉男が心臓にトラブルを抱えながら「第一回ホスト選手権」 に出るという。この編でも空也がからんでくる。
2023.8.28 高田郁氏著 「あきない世傳 金と銀」シリーズ特別巻上
・第一話: 風を抱く: 大阪の五十鈴屋を飛び出した惣次がどうやって江戸で三代目井筒や保晴になったのか。が書かれています。

・第二巻: はた結び: 五十鈴屋の支配人佐助の恋物語

・第三巻: 百代の過客(はくたいのかかく): 五十鈴屋の大七が医師の道に行くことになる。

・第四話: 契り橋: いよいよ賢輔のプロポーズですよっ☆

ただし、これで終わりではなく、特別編の下があるのです。やっぱ賢輔とは寄り添えないってなことを幸が言い出しませんように。
9月のメモリアル
2023.9.3 9月のミニ展示会
今月も皆様の努力のたまものが集結しました。すごいなと目を見張るものが多かったこと。次回は何にしようかと迷っている。そう、作りたいものは二つある。でも、作品として出せるものができるかどうか…もう、着々と案を練っておられる方もいるようだが、私はまだまだ。
皆さんの作品を、何度見ても、圧巻だなーと思う。
●ななふくさん
「白いわんこ」
羊毛フェルトで作ったわんちゃん。後ろあしを作りなおされたそうで、かわいく座っています。何かの見本があったわけではなく全くのオリジナルというところが素晴らしいです。何度でも言いますが、この羊毛フェルトの作品というものは誰でも容易く出来るものではありません。
●りりちゃん
「マクラメ編みの小物入れ」
この編み方でここまで口の広いものは初めてだったので、底を作るときに苦労があったようです。未熟な私の責任です。すみませんでした。側面の美しさはさすが、りりちゃんです。
●くわちゃん
「STOFのフレンチファブリックで飾る「シックなカルトナージュ」
これはどれでもいえることですが、本当に内側を貼るときに苦労します。でも、その苦労を感じさせないぐらいの美しい仕上がりです。
●のとちゃん
「モリスのがま口」
がま口が大好きだとおっしゃるだけあって、美しい仕上がりです。口金に押し込む前に布端と紙紐とを糸で縫付けておくのがコツのようだなと、これは私が思ったことです。勉強になりました。
●J-Medic
「茶色い紐で編んだカメラケース」
最初はその太い方の紐の方を作品にするつもりでしたが、あまりの不格好さに自分で吹き出してしまいました。そうかといって濃い方の茶色のものが上出来きかと言えばそうも言えず…こまったもんです。
●しーちゃん
l「クリスタ画:トンボも一休み」
この絵は一目見た時に息をのみました。なんと美しい絵なんだろうと。トンボが沢山飛び交っている季節なんですね。トンボはぎゅーんと小さくすると、蚊を彷彿とさせられるものですから、あんまり得意な昆虫ではないのですが、この絵は素敵です。
●yokkoさん
「丁寧な仕立ての大人のバッグ」
まー本当にご苦労なさいましたよね。私もその説明書きを見ても直ちにわかるという感じではなく、途方に暮れかけていたら、キルトの先生だったでこちゃんが救いの手を伸べてくださったのですよね。でも、最後はyokkoさんの頑張りで、完成しましたよ☆
●でこちゃん
「ネクタイで作ったスマホ用ポシェット」
幅の広いネクタイがあってよかったですね。使い勝手がよさそうなポシェットです。外についているポケットが役に立ちそうで、使うのが楽しみですね。
●よねちゃん
「お花のモチーフコースター」
コースターが三つできましたねっ☆「苦手や」とか「肩がこる」とか、ネガティヴなことしかおっしゃらないよねちゃんですが、なかなききれいに編んでおられるじゃないですか。これからの作品も楽しみにしています☆
●まっちゃん
「丸シールのエッフェル塔」
さすが丸シール作品の達人のまっちゃんです。素早い仕上がりで、美しいです。ご自分の感想に「背景も夜空にしました」とありますが、キットの背景は夜空ではなかったのですか?それをご自分で夜空になさったのなら、グラデーションの在り方など素晴らしいと思います。
2023.9.3 加藤実秋氏著 The Night of Club Indigo シリーズ 第3巻「ホワイトクロウ」
個性派ホストクラブ「club Indigo」。仮店舗での営業をすることになったが、ホストたちはプライベートで様々な事件に巻き込まれてしまう。「神山グラフィティ」ではジョン太が「ラスカル3」ではアレックスが「シンアイス」では犬マンが「ホワイトクロウ」ではホストクラブのかなりの面々がトラブルに巻き込まれる。
2023.9.4 高田在子氏著 「茶屋占い師がらん堂」シリーズ 『招き猫』
最福神社門前の茶屋「たまや」はきよとすずの母娘で切り盛りしている。甘味と季節の蕎麦で人気の店。縁あってその一角で大物占い師一条卯之助が「がらん堂」として客を迎えている。悩める客の話をじっくり聞き、花札の絵柄から客の未来を占う。励まされて、元気よく帰る客もあれば、思い通りのことを言われなかったので、ぷんぷん怒って帰る客もいる。自分自身の生きざまと考えてみて、なかなか勉強になるなと思うことも多い。
2023.9.6
2024年(令和6年)のカレンダーと手帳
今年は本当に苦労した。なぜかすらすらとできなくて。とりあえず例年作っているものはできたのでいいとしようか。4~5日はかかっただろうか。実は新作を作りたいと思っていたのだが、そこまで馬力が続かない様な気がする。もしできたらまたここに発表しますが。年に一度のエクセルを使いまくる機会だから、メンバーさんたちには経験していただきたいと思ってはいるが、無理強いはする気はない。
2023.9.7 廣嶋玲子著「不思議駄菓子屋銭天堂」シリーズ」第20巻 絵:jyajya
・どっちウォッチ:自分で物を決められない女の子
・優秀シュークリーム:とんでもない傲慢な男。
・リメンバーチョコバー:すぐに忘れてしまう中年女性
・ある日の情報番組:大人気アプリ「小さな天つぐみ」
・もとどおりりんごあめ:壊れた物が捨てられることを残念に思う男が素晴らしい修理能力を獲得する。
・チャレンジオレンジジュース:子供のころうじうじする性格だった早穂子が何にでも挑戦する65歳の初老の婦人。。
・満足缶:六条教授が銭天堂への復讐のために作ったつぐみが意志を持ち出して自分から引退したいといいだした。
20巻にきて、ようやく傾向が少し変わってきた。銭天堂を知っている人たちが出会ったり、今まではほとんど、銭天堂のお菓子を「注意書きをよく読まずに食べて、後でひどい目に遭う」というパターンが多かったのが、紅子さんが「注意書きにはこのように書かれていますから、その点くれぐれも注意して」などというようになったし、その言葉を思い出して、ひどい目に遭うことから免れたということが二つ三つ書かれている。
2023.9.9 重陽の日にアップ出来て幸せというか・・なんというか。
これは一ページ一か月の卓上カレンダー
生まれて初めて作りました。案外早くできるだろうという予測に反して、一週間ほどかかったのではないでしょうか。その間まー何度失敗したか。
レイアウトするのに偏屈エクセルにどれだけ邪魔されたことか。
なんて書くとエクセル氏に苦虫をかみつぶしたような顔で睨まれそうです。「はいはいすみません、年に一度しか使わないからこちらがすっかり忘れているのが悪いんですよね。」
エクセル氏「ふん!今頃わかったか!」
2023.9.20 佐伯泰英氏「柳橋の桜」シリーズ全4巻 イラスト:横田美砂緒
一巻:猪牙(チョキ)の娘
二巻:あだ討ち
三巻:二枚の絵
四巻:夢よ、夢
柳橋の船頭広吉の一人娘桜子をめぐる人々の話。作者が実際に見たのかどうか、オランダ人の描いた幼き日の桜子の二枚の絵が底に流れる。幕末の江戸を旅しているようなそんな物語だった。
2023.9.20 ババリアンクロッシェのフラップポーチババリアンと名付けられた蓋の大きなマチのないポーチ。四角いいはずのフラップが円形になってしまった。線状の模様の入る編み方は面白かったが、これでいいのだろうかと思い続けてあんだ。ボディの模様編みはかなり無茶苦茶。長編みと細編みの交互の無地。あまり目立たなくて助かったが、幅が裾広がりになってしまったのはやむを得ずというべきだろうか。
杉原爽香48歳まで載せていたページ
爽香シリーズは爽香が15歳の時の事件から始まっている。一年に一冊ずつ新刊が出て、登場人物たちも一歳ずつ年を取っていく。その爽香が50歳になったという。四半世紀以上の日本の様子がうかがい知れる。爽香49歳からこちらに載せることにする。
2023.09.20
爽香シリーズ「セピア色の回想録」爽香49歳の春
爽香の娘珠美(たまみ)が事件に巻き込まれ、探偵デビューとなった。両親を心配させる。爽香が巨額遺産の相続人になったことから。
2023.9.21 赤川次郎氏著 「杉原爽香」シリーズ 爽香50歳の夏「向日葵色のフリーウエイ」
いくつか持ち込まれた事件の中に冤罪かもしれない殺人事件があった。それ一つだけでも大変なボリュームのはずなのに忙しすぎる爽香。
2023.9.22 色と形と編み方を楽しむコットンポーチ「ババリアンクロッシェのフラップポーチ」
最近はマクラメ編みをやっていることが多かったので、かぎ針編みが「あれれ」というぐらい上手く動かなかった。同じ目数を編んでいるのに長さが違ってきて、困ったが、だれにあげるわけでもなく、自分が使うのだからと、何段もほどいて編みなおすというようなことはしなかった。たまにいろいろやってみるのも面白いと思った。
一応作ったものは被写体にしようと思っているのでクリスタ画にしたが、どうも根気が続かずに、へんちくりんだが、まあ、いいとしよう。
10月のメモリアル
202310.1 10月度ミニ展示会カレンダーなども同居
この月はかぎ針編みやマクラメが多かった。下にお一人ずつの作品に対する感想をお書きしているが順不同です。
●のとちゃん
マクラメ編みのテーブルセンター」編み方は簡単でしたが、両端は自己流でまとめました。と書かれています。きれいに編めていることにいつもながら感心しています。
●りりちゃん
マクラメ編みの小物入れ」「摘まみ細工のチャームコレクション」<菊>りりちゃんらしい几帳面な仕上がりで感心しました。
●ななふくさん
インド刺繍のテープをあしらったバッグ」取り外すことも出来るので喪の時のバッグにも使えるとのこと。便利ですね。
●よねちゃん
引き上げ編みの3配色のフラップポーチ」何とか仕上げられてほっとしているとのこと。みなさんが「上手に編んではるやん」とおっしゃっています。
●くわちゃん
マクラメ編みの小物入れ
側面のマクラメは簡単で、底の巻結びに難儀したと書いておられます。上に川崎ローズを乗せておられます。どれも見事です☆
●まっちゃん
ミニブロックのカワセミ
横から見た感じがお好きと書いておられます。細い部分はボンド付で完成とのこと。お疲れ様でございました。
●しーちゃん
フラワーリース・ポインセチア」二目一度、筋編み、など説明書きを見ながらされたとか。さすが、達成感が一杯とのこと。書かれているように嬉しかったと思います。
●yokkoさん
マクラメ編みの天然石ペンダント」細かくて大変で、やっている間はもう嫌だと思いましたが、出来上がると又したくなりました。と書いておられます。それでこそyokkoさんです☆
●でこちゃん
リボン刺繍のダリアのボックスポーチ」リボンが上手く広がらず、花びらが美しく仕上がりませんでしたと残念がっておられます。ボックスポーチの仕立て方は勉強になったとか。よかったですね。
●J-Medic
ババリアンクロッシェのフラップポーチ」平たく言うと蓋の大きなかぎ針編みのポーチということ。まっすぐにも編めず、模様編みにもならず情けない思いをしましたが、出来上がってやれやれ。
2023.10.4
今年10月からのTVドラマは何を見ようかなとネット検索をしていて見つけたもの。確か10月の下旬の日曜日に始まるらしい。いつも3か月に一度は物色するのが楽しみで。もう一つの楽しみはコミックが原作のものの場合、絵柄が気に入ればコミックを大人買いして、一気読みすること。これも楽しみ。今のところこの6冊が発売されているらしい。これは面白い!☆前回の三か月の期間ではなんと物色した結果たった一つのドラマしか見たいものはなかった(主人公の男優にひかれて)。漫画が原作だったので、これも一気読みしたが、実にうじうじした内容。これを上手に原作に沿った感じに演技されたらかなわんなと思いながら、ドラマを見ると、なんと漫画そっくりに上手に演技されていて、がっかりした経験をした。それに比べて10月からはなんとこの「セクシー田中さん」を加えて4つもある!☆モチベーションがアップする。日々の楽しみがあるって、ほんと助かる。日々の生活には大きな喜びなんて必要はない。小さな喜びが沢山ある方がずっと助かる。このセクシー田中さんにはぜひとも原作通りに演技してもらいたいものだと思っている。押し(応援するファンのことを最近はこう表現するらしい)の役者さんは一人もいないドラマだが、田中さん役の方をしっかり拝見したいと思います。ワクワク。
2023.10.16
メンバーのページの更新時期が迫ってきて、どうしようかと思っていたら、のとちゃんがおうちから可愛らしい陶器の人形をいくつか持ってきてくれた。クリスタ画の被写体にでも使って、ということなので、遠慮なく使わせてもらった。男の子(赤ちゃん?)がフレンチブルドッグの様な犬にキスをしている。どちらも相手のことを好きで信頼しているんだろうなとほほえましい。
だけど絵にするとなると、むつかしー!!まず陶器の単色というのが難関。書いているうちに思うようにはいかなくなり、「ええい!これでいいとしよう!!」なんて半分やけくそ。ごめんよと言いながらメンバーページに載せた。
2023.10.07来年の干支(辰)の置物をちりめんで作った。
もうそういう季節になったんだと時の過ぎ去る速さに今年も驚いた。あちこち失敗もあるが、まあまあ、出来上がりとしておこう。
2023.10.18 生まれて初めてしてみたステンシル(金属や防水性の素材に文字や模様を切り抜いて紙や布の上に置き、上から絵の具・インキ・染料を刷り込み、抜かれた孔の部分を染色する技法。)染色する方法の事らしい。
マーカーペンで彩色するのでとても簡単な作業だった。グラデーションの様に彩色するのは多少難しかったが。ていうか、お互い交じり合わないので、ぼかせなかった。「ステンシルでハンカチの模様を描いた。」という表現でいいのだろうか。
2023.10.19 ファイナンシャルアドバイザー 田中佑輝氏著 『年金だけで100歳まで生きのびる方法』(生協のパンフレットに載っていたいもの)
このタイトルの前に「67歳で貯金がなくなると言われた53歳が」という言葉がついていた。
で、相談に行こうとするとあらかじめ何を調べていかないといけないかというと、「収入額と支出額」は当然のことながら、それらは一生涯一定ではないことを鑑みて、定年、子供にかかる金額、孫にかけたい金額など、いろいろなことを事細かに考えて書きだしておかないといけない。逆に言うなら、それらがわかるならわざわざなんちゃらアドバイザーに相談に行くまでもないということ。確かに普段「家計簿」を付けておられる人なら、準備するハードルはさほど高くないだろうなと思う。その習慣がない私には「うひゃー!」と思うほどハードルが高い。老年破産も覚悟せねばならないかも。(ぞっ)
ただ「なるほど」と思い知らされたので、まあ、よい本を読んだということか。一日もかからず、何時間かで読めたので、興味のある方はどうぞ。
2023.10.20 生まれて初めてシリーズ第二弾「ちぎり絵」 「和花ちぎり絵 サザンカ」
ちぎり絵はされる方々もすくなからずいらっしゃるので、その技法の存在は知っていた。しかし、そんなに力の要るものだとは知らなかった。紙を引きちぎる前に、形を目打ちで縁取りしておく。その部分を引きちぎると紙の繊維がもやもやと現れる。目打ちの筋がいい加減でそれをたどれなかったときは悲惨。救いは最後に「それなりにやった」と満足感が得られること。それとキットを使うと貼る順をかいてくれているから助かる。
2023.10.21 
描けるかなと思いながらクリスタ画にしてみました。上記の10/18のところに載せたものです。大きさをわかってもらうために手も描きました。ヘバーデン結節やブシャール結節でだんだん変形してくる指ですが、これが私の指なので、愛してやらないとね。
2023.10.25 草野かおる作「60歳からは『自分ファースト』で」生きる。
ラジオで聞いた本。65歳になった作者が東日本大震災の数日後から『4コマ漫画ですぐわかるみんなの防災ハンドブック』を出版。その後2018年に防災士の資格を取得。その後自身が65歳になった今自らの生き方を振り返り、自分の経験や知識を伝えたいと強い思いでまとめたという。
70歳を過ぎた私が読んでも、そうそう、そうだよねーと思うことばかりだから、 60代の 私から見たら「まだ若い!」と思える人々が読んで生き方を変えられたら幸せな余生を送られるだろうと思う。
11月のメモリアル
2023.11.1
銀色の折り紙で作ったバラ三種。
上からマコトローズ、西川ローズ、川崎ローズ。絵を見ただけでどれがどれかわかるはずだったのに、わからない…
これらのバラの折り方に出会えてよかった。何度折っても、もういいということは無い。「すごい!やっとできたなー」と思っても、すぐ後で折ると、「あらら」となることが多く、紙質や紙のサイズなど違うもので作ると、また出来栄えが違う。
色を変えると雰囲気が違う。こんな面白いことがあるだろうか。
バラの折り方を考案してくださった方々、本当にありがとうございます。
2023.11.1 2023年11月のミニ展示。今回は珍しいことにかぎ針編みの花のモチーフをされた方がお三人さんもいらっしゃって驚きました。私も以前にしたことがありますが、四角く形を整えるのに苦労したことを思い出します。そのことを思うと、なんときれいに編んでおられるのだろうと感心ました。ミニ展示会をしていると、意外とキットの形で昔のものを持っておられる方が多くて、そういう物たちに陽の目を見せてやれていいんじゃないか、なんて思ってしまいます。下の方にカレンダーと手帳を作って提出されておられる方々もおられます。「エクセル」というアプリケーションは年に一度しか触る機会がないので、貴重なチャンスを利用してほしいと思います。
●よねちゃん
アクリル絵の具の墨流し
偶然の産物ということで世界に一つしかない貴重な作品。なかなかむつかしそう。あっちこっちや衣服も汚れて大変だったということです。くわばらくわばら。やりたくないです~。よねちゃん、お疲れ様でございました。
●りりちゃん
クラフトテープで作った小物入れ
10年ほど前に手に入れたキットらしいです。よくぞ見つけてあげたこと。きれいに仕上げておられます。バラの折り紙も上手に折れていいですね☆私は美しく折られていたのを知っています。
●まっちゃん
すみっコぐらしのペン立て
各キャラクターを縫い付けて完成。なんとも可愛い作品ですね☆
糸も針もついていたらしいですが、それらで縫い付ける時が大変だったようです。
●くわちゃん
かぎ針で編んだお花のモチーフ。
3種類を3枚ずつ、9枚をつないでおられます。なんて形がそろって美しいんだろうと感心しました。濃い色が目にこたえると書いておられます。その気持ちめちゃめちゃよくわかります。
●yokkoさん
マクラメ編みのプラントハンガー
案外簡単で楽しく編むことができたそう。「初心者向けだったからだろうか」と書いておられますが、随分難しいものを編めるようになっておられたからそのように思われたのでしょう。
●でこちゃん
お花のモチーフつなぎのマフラー
ヤグルマギク、ペチュニア、スイートピーだそうです。幅もそろってきれいですね☆この冬ぜひ使ってくださいね。
●のとちゃん
おしゃれなショルダーバッグ
マチの部分や裏の布の付け方で苦労したと書いておられますが、手ごろな大きさと形で満足とも書いておられませす。よかったですね☆
●しーちゃん
かぎ針編みで編むお花のモチーフ
クリスマスローズ、ミモザ、クレマチスの三種。意外にすぐに編めて、二枚をつなぐ目数も揃えました。と苦も無くされたようで、良かったです☆
●ななふくさん
絵羽織からのベスト
タンスの中で眠っていた絵羽織もベストにしてやると活躍してくれるでしょうと。
おっしゃる通り、このベストは気軽に着てやれて、喜ぶと思います☆
●J-Medic
和花のちぎり絵「サザンカ」
シールのステンシルで作った「花咲くハンカチーフ」

どちらも生まれて初めての事なので、緊張しましたが、意外と素早く出来たので、二品を提出しました。
2023.11.10 靴ベラでぶかぶかの靴を履こうとしているお人形
のとちゃんが50年ほど前にご主人からプレゼントされたお人形シリーズの一つです。幼子にしたら大人が靴を履くときに使っている靴ベラは随分不思議なものに見えたことでしょうね。使ってみて納得したか、もしくはやはり何のために使っているのかわからないままかもしれません。
ほんとに可愛いです。
今年の11月のメモリアルはとてもアイテム数が少なく、A4にまとめた場合、コメントの文字も12ptもしくは14ptという大きさ。不思議なこともあるものだと思うかもしれない。理由はわかっている。佐伯泰英氏著の「いねむり磐音シリーズ」をもう一度読み直したから。そのシリーズのエピソードワンともいうべき「奈緒と磐音」を読んだらシリーズの1から読み直さずにはおられない。たとえその第一巻が悲劇から始まると分かっていてもである。当然2巻3巻と読み進め、ついに51巻まで読んでしまった。その分はとても今年のメモリアルには載せられない。多すぎて。逆に言えばもうすでに載せているはず。…  今以前の隙間のページを調べてみても、本についての感想を書くことは昔はやっていなかったようだ。昔の隙間は面白い。自分でテーマを決めて、当時みんなで描いたフラッシュ作品のみを隙間に載せたり。料理ばかりを載せたり。古着のリモデルばかり、がま口づくりばかりといった、偏った内容だった。それも面白かっただろうけれど、年初に「今年は何をテーマにするか」を皆に決めてもらっていたよう。今思うと、それは精神的に負担を感じられる方もいたことだろう。辞めていった方々も少なからずいらっしゃった理由が今になってよくわかる。いまは日々の行動の方でぜひともサイトに残しておこうと思うものだけを載せてもらって、自分なりのコメントを載せてもらっている。長く人生を歩いてきた私たちにとって今のやり方がよく合っていると思う。ちなみに磐音シリーズは2001年から2015年までの15年間書き続けられたようだ。佐伯泰英先生、本当にいい作品をありがとうございました。
今年の隙間には載せませんでしたが、51巻の一気読み、幸せな時間を過ごさせていただきました。
12月のメモリアル
2023.12.1 2023年度 メモリアルまとめ
早いものでコロナ4年目の一年も過ぎ去ろうとしています。この裏面はプライベートなこともたくさん書かれているので、公にするのは止めてその逆面にレイアウトされたものを文字通りの掲示板に貼り出すことにしています。
●でこちゃん
とてもたくさんの本を読まれたのですね。去年はもっとたくさんだったとか。これからもどうぞご遠慮なくJPC文庫をご利用くださいませ。
●くわちゃん
ご自分で作られたカルトナージュの小物れ(ペン立てかもしれません)に活けられた(?)バラの花。一方平面にレイアウトされた花々も素敵ですね。
●よねちゃん
お出かけの多いよねちゃんなのに、折り紙はもちろん、手芸品も今年は挑戦されました。さすが昔取った杵柄ですね。
●まっちゃん
クリスマスケーキをイメージしてバラの花を配置されたとか。花より団子の私には寿司桶に入った具だくさんのお祭りちらし寿司のように見えます。
●yokkoさん
四角いレイアウトの中心の大きな花束がインパクトあります。楚々とした12月用の作品と違って、ゴージャスな感じがします。
●のとちゃん
おうちで描かれた作品が多くて、感心します。左上の桜並木がすてきです。
お庭で出来たからとくださった大きなゴーヤの味が忘れられません。おいしかった~☆
●しーちゃん
薄いベールにくるまれた、とても可愛らしい花束が微笑みを誘います。右下のたくさんのバラたちから楽し気な談笑が聞こえてきそうです。
●りりちゃん
大昔に行ったハウステンボスの今の様子を教えてくれています。珍しいことに、「いつの日かもう一度訪れたい」と思った、テーマパークです。りりちゃんはいろいろなものを美しく作られる方です。
●ななふくさん
収穫された柿と葉っぱを美しくレイアウトされたこと☆おいしそうな柿!と言いたいところですが、「本当にこの上なくおいしい柿」です。なかなか買った柿はそんなに甘くはないのですよね。ごちそうさまでした。
●J-Medic
今年の後半はバラを折り紙で折ることに夢中になった年でした。この写真を撮るにあたってバラの花ことばを調べてみました。色によっても本数によっても意味するところは違うようで。なんとむつかしいものとあきれました。言えることは黒いバラは避けた方がいいこと。
2023.12.6
いままでメンバーのページに入れていたのはいまいち可愛くないなと思っていたので、描き換えました。むりやり私の手を添えましたが、人形の足元の左にあるのが親指の爪であることが分かってもらえるのかどうか。
この男の子を冬はがきに載せたいので、裸の人形だったのですが、見るからに寒いので、色をつけて、服を着せました。冬はがきにはこの人形だけが店に立っているのですがいまいちわかりにくいのが残念です。
2023.12.6
いったい何年前から飼っているのか、コリドラスの二人(?)。大きい方で5~6cm。雄なのかメスなのかを知らず飼った二匹が雄と雌だったらしく、何度か卵を生んで、水槽の壁面に10個~20個くっつけていたが、たいてい卵の段階でなくなっていた。(親たちが卵を食べていたのだろう。)何回か稚魚に孵ったものもいたが、それもいつの間にかなくなっていた。親たちが食べたのでしょう。(こればっかり)
ところが、今年半月ほど前に見つけた小さなコリドラス。よくぞその大きさになるまで隠れていたことよ。「親に食べられるなよ」と心で願いながら餌をやるときにハラハラしながら観察している。
昨日水槽のろ過機がダウンしてしまって、ろ過機なしできれいになった水槽に親子がいる。早速ろ過機を発注したのだが、いつ来るのか。早く届いてほしい。
2023.12.27
二か月ほどかかった51巻プラス2巻の「居眠り磐音シリーズ」の再読期間が終わっての、久しぶりの「裏同心シリーズ」だった。時代が磐音のシリーズの最後の方と時代が一致していて、おもいろいなと思った。松平定信の寛政の改革が頓挫したころだった。それにしても、どっぷりつかりすぎた磐音の世界から抜け出して、吉原の世界を覗き見ることは新鮮というか、驚きというか、本当に久しぶりな感覚だった。

他のメンバー様の作品への感想

2023.12.31 2023年度メモリアル集
皆様一年間毎月終わるごとにその月のメモリアルをA4の用紙にまとめてファイルに差し込んできたものです。毎月毎月この月は何やかやといろいろやってきたなーなんて感想を抱きながら次の月は何をしようかなと考えてきた足跡です。後で見ると「へーっ、頑張ってきたんだなー」とか、「あれ?これだけしかしなかったっけ」とか、色々感想を抱けて面白いです。私の場合、2022年のファイルを広げてみると、「ああ、そうか、この年は「鬼滅の刃」に夢中になっていたんだと懐かしく思い出します。皆様はどうでしょうね。