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2022隙間脳トレ

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1月のメモリアル 
2022.1.1
日付はそうなっていますが、実は2021年の12月30日に描いたものです。今年の一月のの隙間作品展示会の皆様の作品への感想の空白部分に入れるために描いたものです。物の大きさを絵で示すために、小さいものの場合私はよく掌に載せる。手近にあって便利なものだからである。ただ、手を描くというのはいつまでたっても、満足のいくものができないなと思っている。何度か描いているうちにできるようになるのだろうか。しかも、今回描いたのは久しぶりである。この前はいつ描いたんだっけと調べてみると、2021年8月23日にやはり手のひらに、ドールハウスの家具を載せて書いている。4か月ぶりかとしみじみ思う。私としてはもっと離れていたような気がしていた。同じ手のひらを描いたものだが、その時より明らかに画力が落ちているなという感じがする。
手は勉強になりますのぉ。これからも励みましょうか。でも、その4か月の間に、パステルや水彩色鉛筆に出会ったことはとてもよかったと思う。ドガのバレリーナやナポレオンの絵をパステルで描いたのは珍しい経験だった。
2022.1.1
この絵も同様に2021年の12月30日に描いてメンバーのページに載せたもの。その時のコメントを多少割愛して載せておきたい。
この絵はもちまる日記という本からとらせていただきました。
自らを下僕と名付けておられる飼い主さんが飼われ始めて二年の雄猫ちゃんです。この絵に付けられたコメントは
「真剣なまなざしで駒をつんつん。将棋崩しはお手の物です。」です。
一応本の後ろの発行元へはがきを出して、サイトに載せる旨は許可を得ております。

ところで、猫のもふもふの毛並みは難しいですが、ご存じの方も多い、「厚塗りブラシのドライガッシュ」を使わせてもらいました。
2022.1.1
毎年載せている日経新聞の正月第一面。今回は危うくなってきている資本主義についてですか。
それにしても、成長、成長ってうるさいことですね。今の時代は、横ばいなら御の字ではないのでしょうか。そんなに成長がしたいなら、一度ドサッと落ちればいいのでは。そうしたらそれからしばらくは前年対比が上がるということになるでしょう。
下の方に載っている奇妙な言葉についてチェックしました。----
フレキシキュリティとは、柔軟性を意味するフレキシビリティ(Flexibility)と安全性を意味するセキュリティ(Security)を組み合わせた合成語で、雇用の柔軟性を担保しながら、同時に手厚い失業保障によって労働者の生活の安定を図る政策のこと。ーーーーー
「雇用の柔軟性を担保」、とか「手厚い失業保険」分かりにくいと思います。ややこしい言葉でけむに巻かないでほしい。
2020.1.3 和田はつ子氏著の「料理人季蔵捕り物控え」シリーズ第39巻!
おいしそうな料理がいっぱい出てきつつも、中々正体を現さなかった黒幕もようやくわかり、(とはいえ、先ではそのもう一つ上にラスボスがいた!的な展開になりそうな朧げな予感もあるのですが、)季蔵と瑠璃に平穏な幸せが訪れるのか…?この巻の最後はほっとした雰囲気になっているのだが、わかりません。
このシリーズが延々と続いているのもそういうところがあるからだろうな。そして、ファンだと思っている読者たちは続きをまた買ってしまうのだろう。まあ、お付き合いできるまでお付き合いいたしましょうか。なぜなら、これだけ付き合っていても「もう一生読み返すということはあるまい」とは思わないのですから。
2022.1.3 もちまる君第二段
大好きなトムとジェリーに、思わず前のめり。お留守番前に見せて気をそらす作戦。と「下僕さま」は書いておられます。
ビビりで甘えんぼのもちまる君はお留守番が大嫌い。
2022.1.7 和田はつ子氏著の「料理人季蔵捕り物控え」シリーズ第40巻「天下一のかゆ」☆
江戸の町でたちの悪い風邪がはやり、市中の食べ物屋も閉めることに。「塩梅屋」の季蔵(としぞう)も滋養があっておいしいかゆを持ち帰りように売ることに。2020年12月の発行のこの本、コロナで悩まされている日本をはじめと知る世界中の難儀を表しているようで、なんとタイムリーなと感心した。三吉もその風邪にやられて休んでいるとき、船頭の豪助に頼まれてお里奈という娘を雇うことに。それが元許嫁の瑠璃の若いころに似ていて…料理の腕は抜群で、重湯、三分がゆ、五分がゆ、七分がゆ、全粥と作って見せ、季蔵をうならせた。
烏谷奉行、配下の田端定町廻同心、岡っ引き松次、意外に今回は季蔵に顔がそっくりな疾風小僧までが準主役みたいに活躍。39巻目に時間がかかったのとは裏腹に夢中で読んでしまった。流行風邪火の海党の黒幕が意外な人物だったのが面白かった。
 20220109 和田はつ子氏著の「料理人季蔵捕り物控え」シリーズ第41巻「焼き天ぷら」☆
「塩梅屋」のあるじ季蔵の元へ北町奉行の烏谷がやってきた。アコウダイのてんぷら寿司をたらふく食べた後、呉服問屋の跡取り息子が八王子で想い人と暮らしているのを連れ戻してほしいと、泣きつかれたから、尽力してくれとのこと。流行風邪禍のあと、料理人としてだけでも大変なのに、えらいことを言うてくれるなと、読んでいる私が思った。その事件はこの巻だけではなく、次の巻にも影響を及ぼしていく。
20220111 和田はつ子氏著の「料理人季蔵捕り物控え」シリーズ第42巻「団十郎菓子」☆
一膳めしや「塩梅屋」の下働きの三吉に災難が降りかかる。殺人容疑がかけられたのだ。無実を信じている季蔵にとっては冷たい態度に見える烏谷、田端、松次らにも怪しまれ、四面楚歌状態になる。唯一探索を手伝ってくれた味方が疾風小僧だけだったとは。季蔵が真犯人を探すために店を離れている間、季蔵に成り代わり、「塩梅屋」を切り盛りしてくれたのだ。読んでいるこちらは、「過労で季蔵がたおれちゃうよ」とハラハラしながら読み進んだ。顛末も、今一つ釈然とせず、次の巻にも影響するのではないかと思っている。
2022.01.13 赤川次郎著 「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」第21巻 「泥棒たちの十番勝負」
主人公は今野淳一と真弓夫妻。事件に巻き込まれたのが不動産営業マンの太田。土地を売ってもらうために倉橋老人の家を訪れると、そこには倉橋の死体が。
ところが事件はそれ一つだけでなく、あっちでもこっちでも起こる。しまいに真弓を敬愛している道田刑事 までも誘拐されてしまう。
まあ最後にはすっきりと片付けてくれるところが、赤川作品の真骨頂。
2022.01.13 赤川次郎著 「三世代探偵団シリーズ」第2弾「枯れた花のワルツ」
実はこの本は買うのも二回目、読むのも二回目。またやっちまったという訳です。永く作家さんをやっておられる方の本の特徴?かもしれないが、カバーの絵の作者が変わって、まるで新刊のような顔をして現れる。以前のものを買って6か月?いないならば、アマゾンのほうで、前回貴方が買ったのはいついつと言ってくれるのだが、もっと前となると、それは言ってくれない。だから何冊かは顔だけ変わって中身は同じというものを買ってしまっている。送り返すのも、単行本なら返すのに同じぐらいの賃金がかかってしまう。たいてい、泣き寝入りということになるが、救いはそれがファンの先生の微々たる収入になるということぐらいか。3世代というのは天才画家の天本幸代(さちよ:72歳ぐらい)、のほほんとした母親の文乃(ふみの:40代?)、ちゃきちゃき元気のいい天本有里(ゆり:16歳)。この回は入院中の、往年の大女優が主役として映画一本撮り終える間に起こる様々な事件や人間模様。天本家の周りはトラブルの観光名所。二回目でも面白く読ませてもらいました。
2022.1.3
久しぶりのかぎ針編みだったからという訳でもないのだろうが、何度も糸に針を刺してしまい、余計な時間がかかりました。出来栄えも、まったくそろっていなくて、「うへー」と思いましたが、時間を見て同じものを二個ずつ編んだら何か使い物になるものができるだろうかと思っています。また何か使えるものに変身しましたら、見てもらいます。
2022.1.15
なんと上の手芸と同じ背景を使ってしまいました。しんどかったときはこの背景で元気づけてほしいのでしょうか。生まれて初めて、本を見て、家にある端切れを使って財布を作りました。とんでもない失敗をしたことは勉強になりました。寸足らずになってしまって、後から端切れを足しました。モリスの生地を使いましたので、まるで今年のボケ防止手帳のようになりました。
2022.1.17
縁壱が炭吉(炭治郎の先祖)の娘すみれを「高い高い」したとき、本当にうれしそうにすみれが「キャッキャッ」と笑って喜んだ。それを見て、抱くことはおろか見ることすらかなわなかったわが子のことと、最愛の妻「うた」のことを思い出したのか、すみれを抱いて、泣き崩れてしまった。
臨月の「うた」を置いて、産婆を迎えに行った縁壱は途中で、ある老人に出会う。その人は死にそうなぐらいのけがを負った息子に会いに行くために自分の体も病弱なのに出かけて力尽きて倒れていたのだ。縁壱はその老人を背負って山を三つ越えた息子のところまで送り届けた。その後、夜になってしまったので、産婆は翌日に迎えに行くことにして、家に帰ると、うたは腹の子供もろとも鬼に殺されていたのだ。
その後、鬼滅隊の一人、(おそらく煉獄教杏寿郎の先祖)に「弔ってやらなければかわいそうだ」と言われるまで、10日間ぐらい うたの亡骸を抱いていた。

その後縁壱は独り身を通したらしいので、子孫はいないはずだが、転生(生まれ変わり)したのか、その後の時代でも、「仲のいい親子」ということで、縁壱とうた、そしてその子供のスリーショットがしばしば出てくる。
縁壱ファンにとってはまるでウォーリーを探せてきなたのしみで、あちこちなんどもページをめくってみる。
発見するととてもうれしい。手だけで出演している縁壱もいると信じている私である。
2022.1.19
本を見て財布を作る第二段。今回は型紙をきちんと作って厚紙に貼ってそれで採寸してと、かなり注意をしたはずなのに、案の定大失敗。カードホルダーと小銭入れをとり付ける布を間違ってしまった。取り付けながら「なんかサイズが余るなー」と思いながらやっていたのだが、もう一種類同じ長さで幅の狭いものを裁断したのを思い出した!もう途中で「やーめた」としようと思ったが、それを阻止したのは「モリスの生地(あまり布だが)を使っているという意識だった。取り付けたものを外して、狭い方の布に取り付け直し、苦労してバイアステープをつけて、何とか形にした。はー!しんど。次は前回作った財布をもう一度モリスのあまり布で作ってみよう。
2022.1.20
キットの出来上がりの写真を見た時、「けっこ大きそう!」とうれしかった。タイトルは「ウイリアムモリスの柄が美しい私のバッグ・ウィローボウのワンショルダー」と長々しいもの。「ウィローって柳だったよな」と思いながら「イチゴ泥棒」に比べて大人っぽい感じの柄に取り組んだ。最初はワクワクしながら、なんとか面倒くさい接着心も貼り付けて、縫いにかかっていった。外袋、中袋、紐など。パーツはうまく縫えていたが、Dカンと紐の取り付けあたりから、おなじみの失敗が始まり、決定的なことはマグネットのホックと取り付けが「仕上げ」の部分に載っていて、「?????」としばらく固まっていた。さきに縫っちゃーいかんところをミシンでがっちり縫ってしまったようで、「どうなってるの?」と思いながら、部分的に苦労してほどいたが、これは指示書の間違いではないのか?と今も思っている。出来上がりはちっちゃいし、ほんとくたびれちまいました。そうそう、そのあと、独りでラジオ体操をして、例のゼリーをいただきまして、自分で自分をねぎらってやりました。
2022.1.25 和田はつ子著 「花人始末シリーズ」第二段菊花の夢
八丁堀七軒町の裏店にある植木屋「花仙」店主の花恵が主人公。若く美しい花恵にひかれてくる常連たちに厄介ごとの相談が持ち込まれる。医者ばかりを狙った付け火(骸医から)、金貸し毒殺事件(花恵ファンの同心から)、差出人不明の恋文(実家の植木職人、晃吉【てるきち】から)などなど。本当に困っているのか、花恵に会って話がしたいのかわからないが、結構次から次へと。花恵は生け花の師匠、静原夢幻に頼りたいのに、なかなかそうはさせてもらえない。ただ、読者の立場で、その夢幻のキャラクターが面白いと思う。出身が伊賀だからか、怪しげな人間と戦う時、蝶のように舞い蜂のように刺すというから、おもしろい。というかそういうキャラクターがいると、便利だなと思う。和田さん得意の料理のことも教えてもらえて、謎解きも楽しませていただいて、結構な作品でございました。でも、最後の「紫 君へ」の名札の意味がわからない。本の中で、花恵は夢幻に「紫」と呼ばれたのか?j実は一気に読んだのではなく何か月かかかって読んだ物なので、「紫」などが出てきたくだりは全く覚えていない。   
2020.1.25 パンチニードルで作るもこもこラウンドポーチ。
初めて手に取ったパンチニードル。太い毛糸を通して布にブスッブスっと毛糸をさしていく。刺す側が裏、その逆が表。つまり針が刺さって、引っこ抜くときに、毛糸を置き土産としてループ状に置いてくるのだが、それがなかなかむつかしい。コツはニードルの方向(糸の見えている方が進行方向)と、引き抜いたとき布から針先を離してはならない。それがわかるまでは差しても差しても布から離して引き抜いていたものですから、糸が抜けて抜けて。もう一つの注意点は糸を常にスムーズにうごくようにしておかねばならないこと。そして縫い目は本返し手縫い。ミシンなんぞ使えたもんじゃありません。どんだけ待ち針で指をさしたか。痛くしんどい作業でした。慣れるの?これ。
2月のメモリアル
2022.2.1
毎年2月に開催される「絵画展」
今のところは油絵のよねちゃん、日本画ののとちゃん、同じく日本画の瑞木さんの三人さんが出品されています。よねちゃんの白くまさんは見ていて楽しくなります。背景がこの回のチャレンジだったそうです。晩秋の鹿さんたちはよねちゃんのホームグラウンドのような感じで、伸び伸びと描いておられます。のとちゃんの日本画は正統派という感じがします。可憐なコスモスも格調高いですね。いつも瑞木ワールドを楽しませてくれる瑞木さん。「整体のお店」などはその真骨頂。奥行きがあって私は好きな雰囲気です。鴨の周りは枯れたハスの葉っぱだそうです。不思議な雰囲気です。
2022.2.1.
手芸キットはモチーフを3個ずつ合計9個作れるものだった。しかし、9個を一面に使ってしまうと、裏面をすべて長編みとか長々編などで作らねばならない。それもかなわないと、モチーフと同じ大きさの四角を三つ作って片面6個のモチーフの大きさのクッションにした。中身のクッションを入れて、何で止めようと思ったとき、ホックにしようと思った。最近はホックというかスナップというかそれを使用することが多い。身近にあって、手軽というのがその理由。
2022.2.1
最近見たいと思うTVドラマがないなーと思っていた。今まで見てきたドラマは漫画が原作というのが圧倒的に多い。最近その漫画原作のドラマが少ないと思っていたのだ。ところが、いつものように?りりちゃんが朗報を持ってきてくれた。どうやらある人の奥さんが10年前に死んだのに、小学生になって家族の前に現れたという。タイトルもはっきりわからない。もしかして、原作は漫画か?と勘が働き、「小学生」「生まれ変わり」など適当なワードを検索に打ち込むと出てきました。左の作品が。初めての作家さんだし、絵は見やすいのだろうかなどと考えつつ、今出ている全巻を発注してしまった。そしてあっという間に読破。なんと…ハッピーエンドではないかもしれないが、ドラマも見てみることにした。第3話から見ることになるが。結末をどう持っていくのか、興味深い。
2022.2.1
これは飼い主の「下僕さん」が出版された初めてのもちまる日記の表紙です。
この本の「はじめに」の最後に「疲れた時、ほっと一息つきたいとき、この本を開いてもち様にとことん癒されてくださいませ」と書かれています。本当におっしゃる通り、ときどきお世話になっています。
とてもとても目に表情のある猫ちゃん。
私は猫というものを飼ったことがないので何とも言えないが、少なくとも、犬よりも目の表情は細やかなような気がする。目は口ほどにものを言いとはよく言うけれど、おそらく下僕さんとは目で会話しているんだろうなと思う。「その目は反則です」などというコメントが動画によく登場する。
2022.2.4
少し前から気になっていた脳トレに使う「くじ」を入れる箱。新しいものに変えたかった。どうしたものかと思っているうちに奴つなぎに出会う機会を得た。一つ目(綾取り用のクジを入れる箱)は紹介されている通り15㎝四方の折り紙12枚で受け箱を作り、15㎝四方のもの4枚と、7.5cm四方のもの16枚ほ大小の奴さんでふたを作ったが、必要以上に疲れた。だから、パーツ用のクジ入れは受け箱のほうは同じだが、ふたのぐるりは適当にやっつけ仕事にした。飾紐様も無手勝流。確かに見本通りやったものが一番上丈夫そうだ。
20220206
チロリアンテープが主役のワンポイントアクセサリー
びっしりついた小さいスパンコールが縫いにくかった。ビーズ用の針は細いので、指を刺す刺す。あまりにも早く出来るので、達成感というのがいまいち感じられない。
2020.2.10 篠綾子著 木挽町芝居茶屋事件簿「初午いなり」
店主がめっぽう色男、料理もうまいと評判の芝居茶屋「かささぎ」を中心に繰り広げる人情噺。店主の名は喜八、その兄弟分に弥助がいる。その弥助もクールな風貌で年増のねえさんがたをしびれさせる。料理の腕はめっぽういいのだが口数の少ない松次郎。その松次郎がある日姿を消した。弥助が松次郎の料理を見ていたことと、家庭料理も作れるということで、料理茶屋を続けながら、松次郎を探す。取り立てて、ピリッとしたり、スカッとしたりという爽快感はなかったが、必ずいい男たちが出てくるという綾子節をそれなりに楽しませてもらいました。
2022.2.12 小山愛子氏作 まいこさんちのまかないさん 第19巻
健太は腕のけがで野球はできなくなったけれど、キヨたちの居る京都の洋食屋に就職して、料理人への道を歩むことに。花街の世界に身を置いて、厳しい舞妓修行に励むすみれを健太とキヨは すみれに危機が生じれば助ける。幼馴染の息の合ったリレーなど心温まるが、スミレの健太への想いが読者の胸をもいためる。 健太の心がキヨを向いているからだが、キヨはそれに気づかない。キヨは健太のこともスミレのことも大切な幼馴染で、二人の頑張りを尊敬しながら応援している。これからの展開はどうなっていくのか。
2022.2.16 「アラン模様を編みこむあったか小物」となっているが、そのアラン模様は一切なし。表編みと裏編みとゴム編みのみで形にしてしまった。なにせ去年から始めた編み物修行。一番なじみの薄い「棒針編み」に悪戦苦闘。最初なんとか覚えられる「コンビ編み」でやってみようとしてそれでいくつか作品を作っていた。右手にかなり仕事をさせる「アメリカ編み」がいまいち好きになれず、なんとか両手を使って編みたかった。しかし、メンバーさんで編み物の達人である人に言わせれば、私の編み方はすべて目がねじれているとのこと。その人を師匠と仰ぎ、いろいろ質問して、教えを乞う立場でありながら師匠と違う編み方をしていたのでは申し訳ないと、コンビ編みを返上して、「フランス編み」に変更。そこからがまた苦難の道だった。一つ目のフットカバーは散々だったが、二つ目にはようやく慣れてきた。ところが「一目ゴム編み止め」で暗礁に乗り上げた。一つ目は無茶苦茶。編み図を見てもいまいち理解不能。二つ目をするときにはYOUTUBEを何度も見てマスターしたつもりが、端に来ると、てきめんに乱れて・・・そのころには師匠もいらっしゃらず、無茶苦茶混じりのゴム編み止めでとりあえずは完成とした。次も編み物は棒針編みにしてみようと思っている。
2022.2.17 高田郁氏著 あきない世傳金と銀 第12巻「出帆篇」
この物語はいつもいつも待ちに待っている。待ちすぎて、忘れていたころひょっこりと出版予告をラジオで聞いた。早速アマゾンに予約。手元に届いて二日で読んだ。私にしては遅い方。今回は井筒屋の惣次にも会えたし、賢輔どんと幸の会話もあった。二人の年もわかった。賢輔は31歳、幸は40歳。9歳の姉さん女房でもいいじゃないかと思ってしまう。(勝手に二人をくっつけたがっている私。)
2022.217 村田椰融氏作 「妻、小学生になる。」 第10巻
9巻の最後で、また貴恵の記憶がなくなったようで、どうなること??とおもっていた。巻末に10巻が2月に11巻が3月に出ると予告があり、驚いたが、とにかくもアマゾンに予約しておいた。ネタバレになるので、貴恵の夫が墓のある寺の僧侶に聞いたことは書かないでおくが、「なるほど、そういう考え方もあるのか」と思ってしまった。この一筋縄でいかないストーリーをどう締めくくるのかが楽しみだ。
2022.2.17
これは瀕死状態の炭治郎を亡くなったものは下から押し上げ、生きているものは上から引っ張り上げるという何とも言えない素晴らしい絵の一部に勝手にいろいろ描き加えたものの一部である。炭治郎以外は手しかない。でも、ほとんどの手が誰の手かわかるようになっている。それぞれの特徴のある羽織などが一緒に描かれているから。端の方に隊服を着ず、着物が見えている手があった。それが縁壱のものでなくて何だろうと大喜びで、縁壱(のつもり)を描いた。その後ろにいるのはうちのLunchの常連さんが好きだという猗窩座(あかざ)のつもりです。
2022.2.24
初めての作家さん。高田在子氏。名前は何と読むのだろう。ああ、「たかだありこ」とふりがなあり。
「はなの味ごのみ」シリーズ。「こころちぎり」と副題がついている。めし屋さんが背景のようなので、まあ、はずれはあるまいと思いつつ読み始めたが、どうも読み進むスピードが速くならない。これはシリーズの何巻目なの?と見ると、なんと第6巻目!びっくりした~と共に、なんだかサクサクと読み進む意欲がわかない理由がわかったような気もする。合間合間に今までの、主人公と、その「いい人」のことが出てくるのだが、その恋人の職業が公儀隠密!だから今は一緒にはおれない。どこにいるのかもわからない。なのにはな(主人公)が窮地に陥ると、どこかから現れる。うーむ・・・なんだかなー。はじめから読んでいないからか、物語に入り込めない。それにしてもなぜ「第何巻」などという数字を入れないのだろう。途中からの読者のことは勘定に入れていないというのだろうか。いずれにしても、私が読者でいるのはこの巻のみ。読み終わるのがしんどかったです。
2022.2.24
シューズクリップという設定なので、同じものを二つ作らねばならない。一つできた時、いや、終わる少し前、ビーズ用の針をぽきっと折ってしまった。あーあ、しんどいけどこの勢いで作ってしまおうと思っていたのにと思った。しかし、そのまま放っておくわけにもいかず、アマゾンに注文した。翌日にその針は届いたが、他の優先順位のものが陣取っていて、二つ目に取り掛かるまでに少しかかった。ボケ防止手帳に「チロリアン仕上げること」なんて書いて、やっとの思いで、出来たもの。どうやらこのシリーズは夏冬の景品に出してもどなたももらっていただけない。仕方がないから、自分で作っている。ミニ展示会のにぎやかしになるだろうか。
2022.2.26
今年放送45年目のおはようパーソナリティ道上洋三氏が去年からか一昨年からかわかりませんが、書きためておられた自叙伝である。これまでも「二つ目の誕生日」など少しずつご自分の出生の謎などについて描かれていたものもあったが、今回ほど明解に書かれたものはなかっただろう。一人っ子として寂しく過ごした幼少期、だけど だからこそ、どうすれば友達ができるか、どうすればいじめられずに済むかなど、一生懸命に考えて生きてきた。「拝啓おふくろ」のタイトル通り、ご母堂について覚えている限り書いておられる。私は読んでいて、なんだかとてもチャーミングで魅力的な女性であったのだろうと思えた。小柄で、彼女にひきつけられた男性は多かっただろうと思う。書きたいことはいっぱいあるが、頁をめくる手が止められないぐらいいっきに読んでしまえるので、ぜひとも読んでいただきたい。去年の9月に脳溢血でたおれ、今はリハビリ中であるらしい。言葉がスムーズには出てこないようなので、アナウンサーとしての復帰は望めないが、お家で最愛の奥様と共に幸せにお過ごしになることを祈るばかりである。
3月のメモリアル
2022.3.1 野口卓著 めおと相談屋奮闘記シリーズ第6巻
これは実は以前に読み終わっていたモノなのだが、どういう訳かアップするのを忘れていたような気がする。あとでどこかから見つかったらこれは消します。
「口が裂けても」「一陣の風」「猿だって悩む」「邪気と無邪気」の四つの短編からなる。
とはいえ、最後の「邪気と無邪気」はかなり長く、はらはらさせられた。第二回将棋大会がテーマ。とんでもない人間が参加を申し出る。信吾が主宰する将棋会所の上段の者たちも軒並み打ち負かされる。強いとは思えないのに、知らない間に負けているという感じ。後味が悪い勝ち方。少女騎士のハツは、相手が「対戦したくない」というから、「私もしたくないです」という。だからハツは負けていない。勝ってもいないが。最後はやれやれですが、この年値上げした賞金は持っていかれた。信吾が相手して、後で謎解きをして、読者はすっきりとするのだが。
2022.3.1
2022年3月度ミニ展示会
初めての試み。どの程度出品されるか未知であったが、意外とたくさん出品してくださり、感謝しています。なんだか昔の学校の後ろに張り出された作品展のような感じがするが、なかなか楽しい。来月は何を出品しようかなと考えながら作成に励もうと思う。
2022.3.1
これは2/24にこのページに乗せたものと同じなので、書きそびれたことだけ描こうと思う。後ろの留め金がちゃちすぎて、もしも本当に靴のアクセサリーとして付けたら、外出して帰ってくるまでに両方とれてなくなっているだろうと思う。
2022.3.1うちのマスコット人形「美夏ちゃん」。いちおう毎月衣装替えすることになっているが、最近新しいものを作ってやる気力がない。それで、以前に作ったものの使いまわし。3月とは言え、雨が降ってまた冷え冷えとしています。ニットのワンピースにニットのボレロを着せ、さらにピンクのマフラーを。(「着せすぎだろう」の声が聞こえそう)
2022.3.2 和田秀樹著 (カバーデザイン小口翔平+加瀬梓)
この本はしーちゃんに借りたものである。例によってページをめくる手が止められなかった。つまり、うちのメンバーさん方は私自身を含めてほとんどが70歳台。
「ふむふむおっしゃる通り」「なるほど、そういうこともあるか」「私もそれには憤懣やるかたないものを覚えますって」などとほとんどすべて反発を覚えることなく、読みすすんでしまった。そして、「これは読ませたい人ばっかりや」と思わずアマゾンに発注してしまった。JPC文庫に並ぶことになりますので、興味のある方は読んでみられることをお勧めします。大切な70歳代、うかうかと過ごす訳にはいきません。
2022.3.4
ベッドに寝転がっている「下僕さん(飼い主)」にもたれて、『もふもふして(撫でること)」と甘えるもちまる君。
下僕さんはこの目のことを「犯罪です」とか「悶絶する」とかおっしゃって、おでことか顎、首を撫でてあげます。そうするともちまる君は気持ちよくなって、寝てしまうのです。ほんとほっこりとしてニコニコと見ていられます。
『もちまる日記』は私にとってとてもありがたいサイトです。世界中でそういう人たちが多く、猫だけが主人公のサイトで登録人数が多く(何百万人?具体的数字忘れました)ギネスを獲得したそうです。さもありなんと思います。下僕さんのもちまる君への対応が本当に優しいんです。
2022.3.8 江國香織氏著 「ひとりでカラカサさしてゆく」 装幀:新潮社装幀室
メンバーのしーちゃんは私にいろいろなジャンルの本を読ませてくれるありがたい方です。しーちゃんに出会わなければ決して手に取ることもしなかった本です。私なら帯に書いてある二行「三人はなぜ大晦日の夜に一緒に命を絶ったのか」を読んだだけで、手に取ることをやめてしまうであろう本です。「登場人物の構成がとてもややこしい、一行空白を空けるだけで場面がどんどん変わっていく。系図を書かないと、人物名がいっぱいでわからなくなる。」などいかに読むのに苦労するかを聞かされつつ、「なんとむつかしい本を読んではるんやね。でも、場面がポンポン変わっていくのは赤川次郎先生の作品で、私は慣れていると思うけど…」と話をしていたら、なんと、読み終わったからと、貸してくださったのです。件(くだん)の三人は、篠田完爾(かんじ86歳)、宮下千佐子(ちさこ:82歳)、重森勉(つとむ:80歳べんちゃんと呼ばれる)である。数十年前同じ会社に勤めていたことがある。物語は三人が亡くなってニュースになっている所から始まる。その自死がなぜかは明確に語られることはないが、読者にはそれぞれわかるんじゃないかな。それよりも、その後のその三人に縁がある人々の日常が、事件以前の続きをするように 特に何事もなく始まっている所が、なるほどなと思わされた。親族の方々の心の中にはいろいろあるだろうけれど。しーちゃんが系図を書かれたように私も関連図を描いてみましたが、ややこしいのもさることながら、「僕」で登場している一人は千佐子さんの孫で獣医をしている宮下勇樹氏33歳。そのあとはほとんど名前はわかったが、唯一完爾さんの息子の篠田東洋さんの妻の名前がわからなかった。見落としたのかな?いろいろな意味で興味深かったが、果たして作者の言いたいことはなんだったのか、読者に伝わったのか?
2022.3.16 ウイリアム・モリスのアネモネの船形トート。
最近選ぶなら「茶色」と決めている茶色メインのモリスの布がキットに入っていた。見たとたん、「作るしかないでしょう!」。で、作り始めて挫折しそうになったのが、持ち手をひっくり返すこと。ゴム通しを逆向きにして、布の端を挟んで潜り込ませた。「ありがとう!!ゴム通し!」あとはさほど苦労はなかったが、オリジナルのポケットを一つ増やすことと口にファスナーを付けること。悪戦苦闘しながら、やり遂げた。満足する大きさ。ちょっと重たいけれど頑張って持とう。椅子にもたれるのにリュックだといちいち背中から降ろさないといけない。長財布を出すときも、背中から外して…も~しんどい。しばらくリュックから離れようと思う。
2022.3.18
縁壱と「うた」が一緒に暮らし始めて10年目に結婚したところ。炭治郎の先祖の細胞の記憶を鬼と戦って瀕死に近い状態の炭治郎が想いだしている所。よく笑いよくしゃべる「うた」のおかげで縁壱は幼いころから感じていた疎外感の理由がわかり、心から幸せになれるだろうと信じていた縁壱だったのに…
2022.3.19  椹野満道流(ふしのみちる)著 ハケン飯友(めしとも) カバーイラスト:内田美奈子
私が新しい作家さんを探すときの検索ワードは「食べ物、料理、推理、時代劇」などを検索ボックスに入れる。それに引っかかった本だった。表紙の絵も今どきの少女漫画っぽい感じで、表紙を見るたびに「なんとかならんかこの絵」と思うことなく開くことができる。表紙の絵って大切だとおもう。手に取るたびにうんざりするものはどうしても時間がかかる。これはシリーズ物で、4巻目らしい。私はシリーズものを買う時、必ずしも一巻目から買わないと気が済まないというたちではない。表紙に巻数が書いてない限り、買わないとわからないから。一冊読めば自分にとって夢中になれるかどうかがわかる。これは、夢中になれなかった。主人公はコック見習いを終えたぐらいの若き料理人。倒産か何かで職場を失った「僕」はどうやら困ったときの神頼みで「職場」と「食事友達」を神頼みしたのだろう。両方かなった状態で私は読み始めた。飯共になってくれたのが、その神社を根城にしている猫。その猫が人間に化身して、毎夜僕と共に食事をしに来る。まあ、ちょこちょことした出来事は起こっても、ハラハラ感などなく、過ぎ去る。一回に何行という感じでしか読み進まない。足掛け2か月ぐらいはかかったか?私の場合常時何冊か読みかけを抱えている。これはいつも後回しにされてきたという訳。だが、私には合わなかったが、こういうストーリーが好きだという人もいるだろう。
2022.321 佐伯泰英著 「吉原裏同心」第37巻 独り立ち
このシリーズはここに来るまで何度も表紙の雰囲気が変わっている。2021.11.5に「隙間のページ」に載せた第36巻からがこの真っ白な背景に赤い字のタイトルと巻数だ載せてあるだけになっている。花の絵は帯にのみあって、毛利梅園「梅園草木花譜」となっている。本格的に江戸の吉原に神守幹次郎が戻ってきて、吉原会所八代目頭取を引き継ぐところから始まる。時代は寛政5年1793年7月23日、6年にわたって行われてきた寛政の改革が頓挫して松平定信が解任されたころで終わっている。どうやら「独り立ち」の意味は、老中首座に神守幹次郎が頼りとできる幕閣がいなくなって、自分と吉原の仲間たちとだけで様々な問題に立ち向かっていかなくてはならなくなったということであろうか。このシリーズでは松平定信は好意的に扱われていた。次の改革者はかなり先の1841年から二年間の水野忠邦だが、とてもそこまではたとえ幹次郎とて寿命が持つまい。どの時点でこの物語が終わるのかはわからないが、こちらも命のある限り楽しませてもらおうと思っている。
2022.3.27 畠山健二著 「本所おけら長屋シリーズ」第18巻
去年の11月ごろが17巻出版だから、だいたい半年に一冊のペースで書いておられる。おなじようなペースで書かれるなんて、大したものだなと思う。久々にへそが茶を沸かしそうになった。いつものように4篇の短編。「あやつり」「たけとり」「さいころ」「きんぎん」。この中でいつも活躍する万松(万造と松吉)、島田鉄斎、お染、以外にこの編では八百屋の金太が活躍する。その金太についてきた白い犬を銀太と万造が名付けた。だからタイトルが「きんぎん」。銀太と金太が出会う前に別の場所で大店の末っ子が白い野良犬に襲われた。その襲った犬が銀太ではないのかとよそでは疑われるが、おけら長屋の連中は銀太をかわいがる。犬は可愛がられて育つと、従順になるが、いじめられて育つと人を恨むようになるという。
ぼてふりの八百屋の金太は言うことはすっとこどっかいだが、心根はまっすぐで、野菜を売りに行っても長屋のおかみさんたちに世話を焼かれて、ちゃんと商売になっている。最後は野良犬事件に付け込んで悪事をたくらんだ連中が捕まって笑ったりほろりとさせられた話が終わった。いつものように後味のいい終わり方だった。
2022.3.29
看板娘の「美夏ちゃん」には、一応毎月おしゃれ?をして看板の横に座てもらっている。今回は4月のくす玉コレクションの看板。ワンピースではなく上下別々のものを作りたかった。それの方が着回しが利くように思ったから。スカートはともかく。同じ糸で靴も編んだが、それもともかく、トップスがいけません。「変なの!」と思ったときに全部ほどこうかと思ったけれど、毛糸をとじ針に刺し、あちこち縮めたり、縫い合わせたりして何とか左右均等にして、着せたが、なんと手がおろせない。ごめんよ、美夏ちゃん。またあまり時間をおかずに編みなおすから。ちょっとの間、それでいてください。と心で言って、とりあえずは4月からのコレクションの看板娘になってもらっている。
4月のメモリアル
2022.4.1
4月度のミニ展示会
出品物は大きすぎなくて、JPCの掲示板にかけられるものなら何でもいい。ただし自分で作ったもの。手芸でも、クリスタ画でも塗り絵でも。私から見て今回の秀逸は上の段の中央ほどにある黄緑の奴つなぎの額縁にはめ込んである切り絵のレターセット。りりちゃんの作品である。一目見た時目を見張りました。繊細で美しい。なんとそれが生まれて初めてやったものだという。私自身も初めてやってみて、あちこち切り破ってしまって、「こりゃだめだ」とあきらめた。とにかく紙の硬さに万歳してしまった。新しいものに出会える機会でもある。
2022.4.1
約束通り?美夏ちゃんのトップをラグラン袖のものに編みなおした。が、今度は糸が足りなくなって、またもやへんちくりんになりました。ごめんよ、美夏ちゃん。でも、腕は降ろせたよね。近々もう一遍編んでみます。また寒くなるらしいから、それが温くていいでしょう。今度はたっぷり糸のある、細い糸を使ってみます。
Just a moment, Mika.
2022.4.1
この現象は本当に不思議でした。これより前に爪を切ることをやっておられましたが、なかなかじっとせず、苦労をされていました。でも、頭に10センチぐらいのクラフトテープを「すっ」と乗せると、その途端、もちまる君はまるで猫の縫いぐるみのようにじっとして、眼もどこを見ているのかわからない方向をピタリとみているような。下僕さんは、「ほんまか?」という感じで、爪切りをされていました。テープを取り除いたとき、あっという間に逃げて行ったのを見て、下僕さんもほっとされたのではないでしょうか。
2022.0404  赤川次郎氏著「花嫁シリーズ」第35弾 『花嫁街道を行く』
花嫁シリーズは主人公亜由美とダックスフントのドンファンがタッグを組んで事件を解決に導く。とはいえ三毛猫シリーズのホームズほど、ドンファンは活躍してくれないが、ここという時に活躍する。ツアーコンダクターの久美子と高屋医師がほとんど誘拐のように連れ去られる。久美子の姉の尚子が亜由美に探偵依頼をした。ビラ配りをしていた女性を叱咤激励したことから、亜由美は慕われて、探偵事務所を開く羽目になっていたのだ。実はそのビラ配りの女性(加東なつき)は大金持ちの娘だったのだ。亜由美を探偵にして自分は自称助手になっている。ここにR共和国というのが出てくるのが、ロシアのウクライナ侵攻の時期にあっているのが赤川氏らしい。書かれた時期は侵攻の前だったに違いないとは思うが。そうではないのだろうか。もう一遍入っている。どちらも何とか解決。いつものように読後感は悪くない。素早く読みたいなら赤川作品に限る☆
2022.4.8 神楽坂淳著 「うちの旦那が甘ちゃんで」シリーズ番外編「鼠小僧治郎吉編」
シリーズの10冊は去年2021年の9月にアップしているが、かなりのスピードで読んでしまったストーリーだった。当時はそれなりに面白いと思ったのだが…この番外編が特に面白くなかったという訳ではないのに、なぜか読むのに時間がかかって、かかって・・・私は何冊か同時に読む人間なので、一冊読んでいる途中でも、それより早く読んでしまいたいものが手に入ると、そちらに気持ちが行ってしまう。今回はそれらが、赤川作品、畠山作品、佐伯作品、などだった。
他の本を先に読んだ場合、こちらに戻ってくると、「どこまで読んだかな」と、しばらくうろうろして思い出さないといけない。だから後回しになると、どんどん遅くなる。それはともかく、シリーズの時と同じ設定で、同心の月也は女房の沙耶に頼りっぱなしは変わりない。わくわくの鼠小僧はちょっと疑惑を感じる役どころ。特にすっきり感もなく終わってしまいましたが、長い間「枕もとの本」の役割を果たしてくれてありがとうね。(枕もとの本:何もなくてもすぐに寝られるがさらなる時短の導眠効果のある本)
2022.4.8
3月18日にアップした絵は頼壱の後姿だった。せっかく結婚した時の絵なのにぜひとも縁壱の後姿以外のアングルの絵を描きたかった。叶ならば幸せそうな表情のものを。縁壱はうたと一緒に暮らすようになった11歳のころに初めて自分というものがわかったのだ。生まれつき持っている能力、相手の体が透けて見えて、その動きで相手の攻撃もよけることができる、など。うたが自分を地上に引き留めてくれたと感じていた。だけどその幸せも11年強しか続かなかった。臨月のうたは胎児もろとも鬼に食われてしまったのだ。90年以上生きて、その11年とちょっとだけが幸せだった縁壱。救いは転生した昭和か平成の時代に「仲睦まじい親子」という名で二か所ほど家族の絵が描かれている。幸せな縁壱たちを書きたい。そこでは子供は2人居る。
2022.4.9
4月1日に美夏ちゃんと約束した「細い糸で作った服」
途中で糸を変えることがなかったので、それは良いとしても、糸が細いということはサイズとして小さくなるということなので、それより太い糸で編んだスカートの上に出すと、下が開いてしまった。そのうち同じ細い糸で、スカートも編んでやろうかなと思っている。そうするとずいぶん地味になるだろうから刺繍でもしようかなと思っている。
2022.4.11 中島久枝著 「日本橋牡丹堂菓子話」シリーズ第9巻
やっと小萩と伊佐が祝言を上げた。店の人たちに迷惑にならないようにということばかりを気に掛ける伊佐にまかしておけばいつになるかわからんと、店の人たちが段取りして祝言に至った。その後の住まいは伊佐の暮らしていた長屋。長屋ならではのいろいろがあって、それはそれで話としては続いていくだろう。江戸時代の話は必ずと言っていいほど長屋が背景になって、話のネタができるようだ。この人の話はつるつると読めて、あまり長くは「枕もとの本」とはなってくれない。でも、それの方が読書に関するモチベーションがアップして、私はうれしい。
2022.4.12 村上春樹著 短編集 「女のいない男たち」ほか3篇(だったっけ・・・)
メンバーさんがアカデミー作品賞を受賞したとかで評判になった映画「ドライブマイカー」を見てきたということで、パンフレットを見せてくださった。その中に、その作品は短編集にある作品で、短すぎるので、他の短編と劇中劇としてサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」やアントン・チェーホフの「ワーニャ伯父さん」のシーンなどが盛り込まれている、と書いてあった。さすがにゴトー…やワーニャ伯父さん…などは読む気になれなかったが、あらすじがパンフレットに載っていたので、それで満足して、短編集だけ読破した。確かにドライブマイカーだけでは映画は無理だろうなと思うほど短かった。たくさんの作品を盛り込んで映画にする監督さんの手腕はすごいなーと思った。生まれて初めて読んだ村上春樹作品はというと、割にすんなり読める話と、実に分かりにくい話とがあって、おそらくこういうことでもなければ手に取ることもなかった作品だなとおもう。私にとってはもっと何がどうなってこうなったということがはっきり書いてある物語のほうが読後感がいい。まあ、このように色々考える余地を残して終わっているストーリーが好きだという人もいるんだろうなと思える作品ではあったが。
2022.4.15 秋川滝美著 「きよのお江戸料理日記」シリーズ第一巻
逢坂の油問屋の次女きよは心中者の生まれ変わりと言われた男女の双子の片割れだった。縁起が悪いと家の奥で暮らし、台所仕事などを手伝って過ごした。清五郎はきよ達の後で生まれた末っ子で甘やかされて育った。その清五郎が喧嘩の末、武士の子息にあちこちあざができるけがをさせ、このままでは危ないと、父親が知り合いの江戸の料亭に頼んで預けることにした。その清五郎にきよが付き添ってきた形である。清五郎は料理を運ぶ仕事、きよは野菜の下処理など下働きとして働いていた。そんな清五郎がまた厄介ごとを抱えて帰ってきた。出会い頭に侍の刀を差した部分にぶつかって、しかも、自分が料理人だと嘘をついたのだ。幸いその侍はきよの作った「座禅豆」をきにいってくれたので、清五郎がとがめられることはなかった。そののちきよの作る上方の料理が増えてきて、本格的に料理人として修業をすることになった。そこでこの巻は終わっているが、まだまだ山あり谷ありの予感がする。シリーズの続きを注文をしたのは言うまでもない。届くのが楽しみである。
2022.4.20
下僕さんがよく向かっているPCに自分ものぞいて見られてうれしそう。
オンラインミーティングの途中で下僕さんがトイレタイムを取られたときのこと。絶対にミーティングの雰囲気が和んだだろうなと思います。
2022.4.22 秋川滝美著 「きよのお江戸料理日記」シリーズ第二巻、第三巻
新しくファンになった作家さん。読みやすい文章で、サクサクと二冊が読めた。赤川作品と同じようにページをめくる手を止められない。少しの空き時間も読みたくなる。大層な謎のようなものはなく、それに引っ張られるということはない。主人公きよの料理に対する工夫点などを知りたくて、また、きよを取り巻く人々の行く末が知りたくて、読み進んでしまう。長いシリーズになるかと思うが、第三巻の最後がきよという名ののれんのかかった店の夢を見たところで終わっているから、どうだろう、これで終わりと言えばいえる。もっと続けようと思ったら続けられる。想い人もいない、つまり恋愛感情を持ったこともないきよの行く末も気になる。夢に出てきた自分の店は独り身のまま始めるというのだろうか。
5月のメモリアル
2022.5.1 下段左 大山淳子氏著 第二シーズン第1弾
久しぶりに猫弁のタイトルを見て、「ん~~…これはまさか決定版とかいうものではないだろうな」と随分いぶかしんだもの。「猫弁と」の後のタイトルが第一弾「天才百瀬と厄介な依頼人たち」。第二弾から「透明人間」「指輪物語」「少女探偵」「魔女裁判」とシリーズ化して無事に完結した。と著者も思っていたら、それから5年ののち編集者から「第二シーズン」始めませんか?と言われたとのこと。その第二シーズンの第一弾がこの「猫弁と 星の王子」。前の(第一シーズンなるモノ)を覚えているかなと考えながら読み始めたが、あっという間に舞台設定を思いだした。そしてこのストーリー展開も初めてのものであることも。相も変わらす百瀬弁護士の周りに様々な事件が起こり、もちこまれる。どんなに無茶なことを言われても、百瀬太郎(通称 猫弁)を怒らせることはできない。この無類の「お人よし」は著者の理想とするところであるらしい。この第一弾の代表依頼人は早稲田大学を受験したのだが、落ちているにもかかわらず、繰り上げ合格していると意味不明なことを言われて振り込め詐欺にひっかかった甲府出身の18歳の少女正水直(まさみずなお)である。
そして第二シーズンの第二段が下段右のもの。
第一シーズンの第5弾でかなわなかったこと、母親の面会に行くという猫弁にとっては大変なことがかなう。
2022.5.2
5月度ミニ展示会
今月も、油絵、クリスタ画、パステル画など、ミニバッグやポーチ、切り絵、ワンポイントブローチ、かぎ針編みモチーフのピローラベンダーの香り付き、ちりめんで作った梟のお手玉など、楽しい作品が出品されています。色々なものがあるのがミニ展示会の醍醐味です。
2022.5.2 5月の美夏ちゃん。
中細の糸のかぎ針編みでツーピースにしました。藤色は少々老けて見える美夏ちゃんです。
2022.5.2 深見じゅん作 悪女(わる)全37巻 1989~
これは30年前にBELOVE(ビーラブ)という女性誌に連載されていたものである。なぜ今更と思われるだろうが、2022年4月~5月にTVドラマとなって放映されているからである。当時熱心に購読していた割に最終回を覚えていなかったから、中古のものをアマゾンで買った。なんと有難いこと。中古のものを自分でそろえようと思ったらきっと至難の業。最後のラスボスと最終シーンを知らなかったような気がする。深見さんの作品はやられっぱなしではないので、元気をもらえる。
2022.5.2
転生した縁壱たちが幸せそうにしている様子が23巻に何度もあちこちに出ていて、うれしくなってくる。子供が二人の4人ファミリーになっているようだ。「うた」の笑顔でどれだけ縁壱が癒されたことだろう。
2022.5.6 深見じゅん作 「くるみ」全17巻 2005~2009
決してへこたれないという意味では前回の「悪女(わる)」と同じような感じ。最初が違うといえば違う。愛情いっぱいに育てられたくるみだが、学生時代はいじめにあっていたという。そこで、愛情があるのかどうかもわからずにいじめから救ってくれるというだけで結婚してしまう。3年後にカフェであった老女に「戦士になりなさい。愛されたければ愛しなさい。愛せないなら別れなさい」と言われる。一か月間の別居を申し出て、何とか離婚にこぎつける。相手の女遊びが決め手になった。それ以後、絶望している人を助け出すという会社に就職。くるみの活躍が面白い。
2022.5.9
下僕様がもち様の反応を見るためだけにクラシックなトースターを買われたようです。その目論見にどんぴしゃりの反応をしたもち様。
2022.5.10 深見じゅん作 「みみっく」全12巻 2010年~2013年
深見じゅんさんはエネルギッシュに次々描いていかれる漫画家さんなので、とても、頼もしいな~と思う。「悪女(わる)」の時代からどの巻にもおまけのぺえじというのがあって、担当の方と仲のいい漫画家さんなんだなとは思っている。おそらく担当さんからのアドバイスも参考にされているんだろうな。ファンとしてはとても、うれしい。この物語はみみっく(疑似)の上手い女性、吉田未々。最初はだれが見ても「男に騙されてる!」状態。それを救ってくれたのが、食事もできる骨董屋の主人。未々はおっさんと呼ぶが、町の有力者のよう。いや、有力者と知り合いか。とにかく未々の口癖ではないが、「なんとかなる!」の精神で生きて行けそうにさせてもらえる。
2022.5.14  深見じゅん作 「SUPER G」全7巻 2013年~2015年
1989年から「悪女」「くるみ」「みみっく」「SUPER G]と怒涛の如く連載を描き続けてきた深見じゅん氏も、ついに息切れがされたのか、次の連載に対する予告はなかった。「悪女」と「くるみ」の間にもものすごくたくさんの連載をされている。すごいバイタリティだなと思う。「SUPER G」はスーパーガールの略かと思ったらそうではなくて、スーパー ガーディアン:guardian:守護者、保護者、後見人の意味らしい。自分のことを不幸だと信じる心の闇を持った人たちからその闇を刈るハンターを守護、保護するベテランハンターのことらしい。SUPER Gになることは何と大変なんだろうと想像に難くない。よくそういうこと思いつくなとも。久しぶりに深見じゅんワールドにどっぷりつからせてもらいました。感謝感謝です。
2022.5.17 深見じゅん作「悲しい箱上・下」 短編「まゆごもり」
「悲しい箱」は新婚夫婦が夫の両親と同居。その両親の父親のほうが急逝した。仲のいい夫婦だっただけに夫の母親の精神状態がおかしくなりだした。「ああ、よくあるパターンだ」と思っていたが、決して逃げないお嫁さんの解決方法は「なるほど!」「よく思いついたね!」と感心するものだった。
それぞれの巻末についている短編も、なんとかめでたしめでたしとなる話。
「まゆごもり」は「セイレーン・ゲーム」「白魔術」「ぴんく」「黒魔術」「まゆごもり」の短編集。」どの短編も素敵です。思うにこんな素敵なストーリーを描けるひとは、きっと素敵な恋愛をして素敵な結婚生活を送っておられるからなのでしょう。
2022.5.24
佐伯泰英氏著「新古着屋宗兵衛」全18巻
佐伯氏の時代劇はすべて買って読む!と決心していたのに、この新古着屋宗兵衛だけは途中で頓挫してしまった。思うに。表紙の絵を見ているだけで本を開いて読んでみようという気持ちがなえるのを感じたからではないだろうか。それぐらいで頓挫するなんぞ、本当にファンと言えるのか?と叱咤されそうですが、本当だから仕方がない。くす玉コレクションを本棚に飾る必要があり、かなりの本を処分した(古本屋に売った」)その時、途中まで買っていて、開いても見なかったものも何冊かあったが、それらを他の本と一緒にダンボールに入れて店内の一部に置き「読まれる方、プレゼントします」と張り紙をしておいた。メンバーさんの中に何冊かそろっているにもかかわらず、段ボールに入っているこのシリーズをごそっと持って帰ってくれた人がいた。そして、なんと、その続きは自分で買いそろえられたのだ。その何年か後に別の人が「これ、ものすごく面白いよ」と一そろえ持ってきてくれたのだ。「なんと、結局読む羽目になったのか!」と読み始めたが、三日で二冊ぐらいの割合で、読み切ってしまった。よくぞ一時的とはいえ、里帰りしてくれたものよ、と持ってきてくれた人に感謝感謝。佐伯氏の作品に流れるものは、ストレスで疲れる現代人が読後すっきりしてくれるように、という理念(根本的な価値観)がある。そして人生に絶望して自ら命を絶ってしまう若者に対しても人生捨てたものではないとメッセージを送ってくれている。苦労をしながら思い切った策も取り入れつつ激動の幕末を乗り切っていく若き宗兵衛の物語を読んでみられることをお勧めする。
2022.5.26 赤川次郎著 長編サスペンス
短編がおおい赤川氏にしては珍しい長編である。
裕福な暮らしをする野々山あすかと、窃盗を繰り返し裏社会で生きる久米明日香(男)がフルーツパーラーで近くの席で話を聞いたことから事件は始まる。赤川氏の特徴はあちらこちらで起こる事件が最終的に関連性があるというストーリーの組み立て。その中の一人がどうしようもない極悪人。ありがちなことに、その極悪人が極悪人のような風貌ではないのが厄介なこと。へたに女性にもてたりする。その女性たちが次々と犠牲になっていく。赤川氏の作品も勧善懲悪てきな結末に落ち着くが、そこに行くまでに、かなりストレスがたまる。その辺が上記のストーリーと少々違うところではある。
2022.5.27 中島久枝著 「一膳めし屋丸九」第7巻
丸久の女将「お高」の想い人作太郎は絵師として学びながら自分の後ろだてであった料亭「英(はなふさ)」を店じまいした後なんとか自分の力でお金を稼ごうとするが、素直になれない変なプライドが邪魔をする。そんな作太郎を元気づけようとするが、煮えきらない。頭にきたお高はついに思いをぶつけた「ばかにしないでください。私を何だと思っているんですか。私は丸九のお高ですよ。日本橋で店をはって、毎日、お客をたくさん呼んでいるんです。私はね、作太郎さんが英の跡取りで、将来ある絵描きで、…そんな風な上っ面の面白いところだけで親しくさせていただいているわけではないのです。・・・略・・・頑固で人に弱みを見せるのが苦手で、自分だけは特別だと自惚れているところも、食べることが好きで、一緒にいると楽しいところも。そういう作太郎さんの全部をひっくるめて好ましいと思っているんです。」そうすると、泣き出しそうな子供のように言った。「何をどう描けばいいのかわからなくなってしまったんだ。…略…今は逃げ出したい気持ちだ」と。そんな作太郎を抱きしめるお高だった。おお!えらい!お高さん!よく言った! だけどね。作太郎よりもっと素敵な植木職人の草介っていう人がいるんだけどね。どうなるんだろう。
20220528 谷崎泉 著 「高遠動物病院へようこそ」シリーズ第一巻。
勤めていた会社がつぶれて、WEBデザイナーとして独立したての森下日和(もりしたひより)は海外転勤の姉夫婦から2年間だけの約束で雑種犬「安藤さん」を預かった。狂犬病の予防注射を打つために見つけた近所の動物病院は不愛想、仏頂面、ぶっきらぼうの3Bそろった獣医師が一人でやっている高遠動物病院。行ったその日から、受付係のようなことをする羽目になり・・・
話の合間にその雑種犬「安藤さん」の独白が入る。それがまたそこはかとなく面白い。
かなり気に入ったので、第2巻3巻も注文したことは言うまでもない。(いまのところ3巻までのようである。)
2022.5.28 大山淳子 著「猫弁シリーズ」第二シーズン第3弾 「猫弁と幽霊屋敷」
百瀬弁護士は男性恐怖症の千住澄世(せんじゅすみよ)から 知らない間に親から受け継いでいた家が管理不行き届きで「幽霊屋敷」と呼ばれ、地域で問題になっているから何とかしてくれと依頼を受けた。男性を相手にすると過呼吸症候群に陥るということだったが、百瀬太郎だから大丈夫だったのか、猫弁の事務所にいた猫のゴッホのお陰で大丈夫だったのかわからないが、千住さんから直接話は聞くことができた。とんでもなく小さい声で何度も聞き返さないといけない状態だったが。ペットホテルが立てこもり事件に遭って、猫弁のところの猫たちも被害をうける、という出来事など同時進行的に起こり、いつもながら東奔西走する百瀬弁護士だった。それにしても、いつも思うんですが、とてもとても面白くて、後味がほのぼのとするのは主人公が百瀬太郎だからなんだろうなと思う。
2022.5.29  谷崎泉 著 「高遠動物病院へようこそ」シリーズ第二・三巻。
買うまで分からなかったが、3巻で完結のストーリーだった。
動物看護士の経験も知識もない日和(ひより:雑種犬「安藤さん」の飼い主でこの物語の主人公)の行動が読んでいる私たちにとっても知識となる。命の危険がある熱中症のフレンチドッグへの処置も、「へぇ~!」てなものである。高遠獣医師が井関アニマルクリニックに勤めていた時いた動物看護士三芳さんと日和が知り合ってたまたま三芳さんがアルバイト先を探していたので、高頭クリニックに誘い込んだ、なんとてきぱきと処置の補助をされることよ。ますますこちらとしては勉強になる。会計的な方面に無頓着な高遠獣医師の面倒は中学からの同級生の醍醐という人がコンサルタントとしてついている。お陰で月々の借金返しも出来ている感じである。その醍醐さんが自分の車のボンネットに段ボール箱を置かれて、しかもその中に生まれて2週間ぐらいの猫4匹が入っていたと、高遠動物病院へ持ち込んできた。そこでまた、生まれて間もない赤ちゃん猫の育て方を学ぶことになった。想像通りのハッピーエンドになるから安心して読まれるといいだろう。
2022.5.30  赤川次郎氏著 鼠シリーズ 第12巻「鼠、十手を預かる」
いつものようにサクサク読める短編集。・鼠、無名橋の朝に待つ。・鼠、十手を預かる。・鼠、女にかげを見る。・鼠、隠居を願う。・鼠、獣の眼を見る。・鼠、恋心を運ぶ。
よくも短編なのに、その間に事件を起こして最後には上手く事件を解決なさるなと赤川先生の手腕には頭が下がります。ただ、読む方としてはあまりにもサクサクと読んできたので、タイトルだけ見てもどれがどれだったのか記憶があやふやになる。タイトルの短編も面白かったように思うが、私は最後の「恋心を運ぶ」が一番面白かったように思う。赤川作品の特徴のしっかり者のティーンエイジャーが出てくると、その少女にひきつけられて、読んでしまう。こちらでは元気で頭のいい「お里」が楽しませてくれた。
6月のメモリアル
2022.6.1 谷崎泉著 「老舗酒造のまかないさん」 一冊完結
三百人以上続いている老舗江南酒造(えなみしゅぞう)が倒産の憂き目にあいかけていた。跡取りの長男が疾走してラガーマンだった次男(江南響)が呼び戻された。杜氏(とうじ)は秋田という男性が一人になってしまい、銀行から手伝いのために入ってきてくれた男性一人と、その他の従業員が二名。先々代のころは何十人もの従業員がいたところだった。そこに三葉(みつば)という世慣れない乙女が現れて家事仕事から賄まで、引き受けてくれた。そればかりか、梅酒の仕込みや花火大会での販売など大いなる手助けとなってくれた。こんごの江南酒造の行く末と三葉の活躍、響とはどうなる。。など楽しみな物語だった。
2022.6.1 西條奈加著「お蔦さんの神楽坂日記」シリーズ第4段「よろずを引くもの」
短編集。・よろずを引くもの ・ガッタメラータの腕 ・いもくり銀杏 ・山椒母さん ・孤高の猫 ・金の兎 ・幸せの形 面白かったと思った二つについて書いてみよう。
・お蔦さんの昔の仲間というか、こわい置屋のお母さんだった人と。同僚と3人の集まり。その怖いお母さんから二人に探してほしいということだった。(山椒かあさん)
・神楽坂商店街のみんなで、ひょっこりやって来たら餌をやっていた猫「ハイドン」がいなくなったと探していたら…(孤高の猫)
いうことは厳しいが行動は愛情にあふれているお蔦さんはみんなに頼られている。その孫の望(のぞむ:高校一年)の作る料理はどれも美味しそう。
2022.6.3
早く作りたいと思っていたモリスのショルダーバッグがやっとできました。布の裁断まではもっと早く済ませていたのですが、それからあとがじっと動かず。。。リュックを買ったのがきっかけで、慌てて作りました。つまり、そのリュックというのがほんと物入としてはあまり優秀とは言えず、別のショルダーバッグの必要性をひしひしと感じました。そんな使い心地のリュックなら買いたくなかったのですが、以前から、こういうリュックはどういう意図で作られたのだろうと、不思議に思っていました。何のことは無い、とても優秀だとは言えない物だったのですが、お陰でショルダーバッグを作ることができたと思って、感謝しましょうか。
2022.6.4
この縁壱は最終巻の巻末に、鬼舞辻無残を倒したみんなが喜んで記念写真?を取っているように見える絵向こうの方に縁壱が立っているのを見つけたのです。
その絵には目鼻口がなく、それほど遠くにいて、小さかったので、描けなかったような感じでした。それで、私が勝手に描きました。やっと鬼がいなくなったねと、静かに喜んでいる、そんな感じ。
本当にお疲れ様でございました、と心で申しましたよ。
2022.6.8  竹村優希著 「さくらい動物病院の不思議な獣医さん」シリーズ。1~6巻。
東京吉祥寺のはずれにある『さくらい動物病院』の若き女性院長・亜希は不思議な能力を持っている。人間が超苦手だが動物には懐かれる。院長だった祖父の後を継いで、動物看護士中村優生(ゆうき)と二人で回している。動物行動学を学ぶ大学院生が顔を出して手伝ってくれる。亜希のあまりの口下手さは看護師が補助しているれるが…二日で3冊ぐらい読める面白さだった。
2022.6.11 谷崎泉著「月影骨董鑑定帖」シリーズ第3巻
東京谷中にある月影寺の奥に居を構え居候、宇多蒼一郎と二匹の猫と共に暮らす白藤晴(しらふじはる)が主人公。小間物作りなどで細々と生計を立てている。そんな中骨董品とかかわると、どういうわけか殺人事件と遭遇する晴。もう一人晴(はる)の幼馴染で、警察庁に勤めるキャリア官僚の望月国崇(くにたか:通称「国」)は月影寺の跡継ぎの癖に実家には寄らず晴のところに来ることがおおい。国が来るとエンゲル係数がはねあがる。「いったい何杯食うきだ!」「これでも遠慮している方だ」などといった晴と国の会話にはクスクスクスクス笑わせてもらえる。一冊が300ページぐらいの単行本だが一日で読んでしまって、次に手が出そうになるが、必死に我慢せねばならない。日常のルーティンなどができないから。「高遠動物病院」シリーズも、「老舗酒造のまかないさん」も面白かった。もう少し谷崎作品をさがしてみようか。
2022.6.15 カバーイラスト:中川学
野口卓著「めおと相談屋奮闘記」シリーズ第6段
20歳で「相談屋」を開き、それだけではまだまだ食べていくことはできないだろうと、隣に将棋会所を開いた信吾が主人公。21歳の時に波乃(今19歳)と結婚して今は22歳になっている。小僧の常吉(14歳)がしっかりしてきて、頼れる存在になりつつある。いろいろなお客さんが来る将棋会所だけれど、今回の目玉は「書肆(しょし:本屋)の番頭さん。」最初は意図がわからず、初めてだからと信吾が相手をするのだが、二度目に来た時に、「信吾に本を書かせたい」という目的がわかった。つまり、将棋に強くなる方法というか、「負けてたまるか(仮題)」というタイトルに合った内容のものを。信吾は相談屋の用事で時間を取られることがあることや、将棋会所もやっているからと断ろうとするのだが、その番頭さんの説得についに頭を縦に振ることになった。どうなるかは次巻に譲ることになるが、面白いものになるのではないだろうか。
2022.6.18 谷崎泉氏著 「鎌倉おやつ処の死神」シリーズ。全3巻 カバーイラスト:宝井理人
主人公は命を移すことができるという不思議な能力の持ち主。そのためにどれだけ悩む人生を送るか。主な人物はその湊柚琉(みなとゆずる)のほかその妹(和花)の希望で始めたスィーツの店、それを手伝う犀川さん。(通称死神ということになっているが・・)読むほうも結構ハラハラするが、結末は残念なことにはならない。安心して読める。
2022.6.21 篠綾子氏著「小烏神社奇譚」シリーズ 第5段「猫戯らし(ねこじゃらし)」
本草学者でもある医者の立花泰山(たいざん)が小烏神社に木天蓼(またたび)を干させてもらおうとやってくるところから始まる。小烏神社の宮司賀茂流星(りゅうせい) は喜怒哀楽をあまり表さず、親しい人間も少ないのに、この泰山とは仲がいい。その木天蓼が猫を呼んだか、猫にまつわる出来事、相談事などが舞い込むようになる。この本では「木天蓼」以外に「狗尾草(えのころぐさ)」、そして「猫戯らし」などいろいろな漢字の勉強をさせてもらえる。篠綾子さんの本はいっとき読みあさったが、「平清盛」があまりの長編で、読破を断念して以来、しばらく遠のいていた。この「小烏神社シリーズ」も第5弾だそうだが、果たしてそれまでの4冊を呼んだのかどうか。第一弾「弟切草」、第二段「梅雨葵」、第三弾「蛇含草」、第四段「狐の眉刷毛」、そして、第五段が「猫戯らし」だそうだが、タイトルだけ見て、読んだと明言できるのが「弟切草」だけとは情けない。どうやらこのうち2冊は買っていないようなので、さっそく注文をした。そういえば知らない狐のキャラクターで出演していたな。
2022.6.21 「早くご飯の準備してね」と下僕様に目で圧をかけているもち様。
もうね、こんな目でみられたらたまりませんって。
でも、下僕様がご飯を食べておられるところに、テーブルに手をかけて、欲しそうにされても、下僕様はいっさいあげない態度を貫いておられます。これってなかなかできないことだと思います。
本当に猫ちゃんの体のことを考えていないとできないこと。素晴らしいなといつもおもいつつ、こちらの反省材料とさせてもらっています。
2022.6.22 平谷美樹氏著「貸し物屋 
昨日の日付で本を一冊紹介しているのに、この次の日また別の本を読んだのか!という訳ではない。この本は途中まで読んでしばらく置いていたモノである。新しく出会った作家さんの作品の場合、一気にのめりこむ場合と、「ちょっと思っていたのと違うな…」としばらく手が離れる場合がある。先に読むべきものを読みつくしたので、しょうことなしに?再度読書を始めたのです。そうするとさいしょの印象はどこへやら、「なかなか面白いやないか」と残りを読むのは速かったです。「無いものはない」の看板を上げる「貸し物屋」「湊屋両国店の主「お庸(よう)」は美形だが口の悪さで知られる江戸娘。「遠眼鏡(とおめがね)を借りたい」という客に「遠眼鏡を何に使うんだい」とお庸。「そりゃあ、借り手の勝手だろう」という答えに「そうはいかねぇんだよ。変な使いかたをされて大事な貸し物を壊されたんじゃかなわねぇ。それに何か不届きなことに使われたんじゃあ迷惑だ。」と啖呵を切るお庸。この調子だが、まっすぐな心根で、機知に富み、物のみならず知恵も貸す娘店主にはファンが増えていく。ところで、この作者の名前は「平谷美樹」と書くが、読みは「ひらやよしき」なのである。女性だか、男性だかわからない。
2022.6.25 篠綾子氏著「小烏神社忌憚」シリーズ。第3弾「蛇含草」第4弾「「狐の眉刷毛(まゆはけ)」
この二冊を読むと第5段に狐の心霊「気狐(きこ)」の玉水が登場していた理由がよくわかった。第4段で遠い昔に入内した姫様に仕えた「玉水の前」という女房に化けた狐というのがいた。その玉水の前が小烏神社の氏子で弟とよく神社に遊びに来る花枝にとりついたのだ。花枝たちが活躍するのは江戸時代、その玉水の前が姫様に仕えたのが平安時代。そういう前世をもった子ぎつねを小烏神社の宮司清竜は預かることにした。長年女として暮らした玉水は雄でありながら所作は女っぽい。というか、生まれ変わった体なので7~8歳の少女っぽい。だから泰山には「男しかいないところに女を預かっていいのか?」と不審がられ、清竜に惚れている花枝にはやきもちを焼きかけられる。そういった人としたの感情がさっぱりわからない清竜にとっては泰山や花枝が何を言っているのかわからない。「そういうことはおかしいことなのか?」などと聞き返されて泰山は「いや、そうでもない」などと、ごまかす。花枝は本人(玉水)に「私は人間の雄です」などと言われて、清竜には「そういう時は、私は男ですというのだ」と言われて、なんとか花枝にも納得される。しかし、泰山は花枝に惚れているのだが、その辺ややこしいことになっていくのかならないのか。このシリーズはまだまだ続きそうである。
2022.6.30  和田はつ子氏著 料理人季蔵捕り物控題43弾『さしみ朝善』
江戸の夏。日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋では朝膳に滋養のある刺身の朝餉膳を出すことを思いついた。獲れ過ぎた鯵や鰯が売れ残って捨てるしかないと聞いたから、それではもったいないと大量に引き取って素の朝餉膳を安く振舞ったらどうだろうということで。その評判を聞いて回船問屋の主長崎屋五平が現れた。その賄に舌鼓を打ちながら泉水寺での幽霊画鑑賞と五平の新作幽霊噺披露の時の七夕膳を頼まれる。しかし、その当日恐ろしい事件が起きる。一方その年と四年前に同じような子供の三人ずつの神隠しが起きていた。その後もいろいろな事件が起きて、どうやらあちこちの事件がお互いに関係ありそうで、料理人のはずの季蔵は本業もさることながら裏家業も忙しい。季蔵の元婚約者でありながらいまはある残酷なシーンを目の前で見て以来精神的に崩れてしまった瑠璃が最近季蔵を「季之助」と武士であった時の名前で呼び、季蔵が困っていると、紙細工や、最小限の文字などで知らせたりするようになっている。なかなか材料というか、土台というか、いろいろ張り巡らされていて、このシリーズが長く続く理由がわかる。
7月のメモリアル
2022.7.1
7月のミニ展示会用に何か作りたいと思っていた。
『STOF(会社名)』のフレンチファブリック(布地や織物)で飾るシックなカルトナージュというものに取り掛かってみた。ネット検索ーーーCartonnage(カルトナージュ)とは、厚紙を切って布やリボンで装飾し、ボックスなどを作るフランスの伝統工芸です。カルトナージュが作られるようになったのは18世紀。その名前の起源は、フランス語で厚紙を意味するcarton(カルトン)から来ています。ーーーということで、作品の出来は以下に丁寧に作るかにかかっているという。なんて私に向いていないのだろう。としみじみわかった。久々の手芸ではさみと糊のみで出来ましたが、なぜか疲れました。糊がとてもたくさん要りました。
2022.7.1 2022年7月度ミニ展示会  右上から
かめちゃん、でこちゃん、Yokkoさん、くわちゃん、りりちゃん、J-Medic、下へ J-Medic, まっちゃん、しーちゃん、よねちゃん、のとちゃん。
この月は額縁に飾る作品が多かったです。額縁なしの作品無しは二点のみ。時間的余裕がありましたら、何か手芸で小物作りなど期待しております。
各自へのコメントはJPCのページに書かせていただいています。、
2022.7.7. 久しぶりにガラスの猫を描いてみました。3年ほど前に描いたものなので、もっと早く出来るかと思ったのですが、どうもうまくいきませんで、かなり手こずりました。本当は名刺の背景と、はがきの背景は何か別のものにしたかったのですが、ガソリン不足で、一方にエプロンをつけてお茶を濁しました。
2022.711 秋川滝美著 「居酒屋ぼったくり」シリーズ。1~11巻
女将の美音(みね)は30代前半。5歳年下の妹と居酒屋をやっている。その両親がやっていたが、交通事故で二人いっぺんに亡くなってしまう。物騒な屋号は「家庭料理に毛の生えたようなもので、お金をいただいているんだから、ぼったくりといっしょだ」という父親の口癖から。「そんなに毎回いうのなら、いっそ屋号にしちまえ」というおなじみさんたちに言われてのこと。この本に惹かれた理由は食事のこと、酒のこと、人情あふれる話、そして、恋愛のことがちりばめられた作品だったから。「あーあ終わってしまった」と思ったが、その後「居酒屋ぼったくり・おかわり」として二巻出ている。それを読むのも楽しみだ。
2022.7.12 赤川次郎著 三姉妹探偵団シリーズ「三姉妹、恋と罪の峡谷」
三毛猫ホームズの事件簿が届いた。今月末までに何か新刊を読んでお便りを出したいと思って、アマゾンから久しぶりの三姉妹シリーズを買った。相変わらず元気な三人です。今回は珍しく夕里子の恋人の国友刑事が少々困難な目にあう。
それにしてもどうして三毛猫ホームズシリーズを買わなかったんだろう。
2022.7.12
今度は縁壱の番だと、久ぶりに鬼滅のコミックを開いてみた。この絵を長らく描きたいと思っていた。上から下へ飛び下りる着物のありようと、下を向いている顔。なかなか手ごわそうだなと思いながら描いた。
このころはまだ縁壱の兄は黒死牟(こくしぼう)という鬼にはなっていなかった。人間の継国厳勝(つぎくにみちかつ)だった。彼は、弟とはいつしかはぐれて、弟のことを、もうどこかで死んでしまっているのかと思っていた。だから家来を引き連れて鬼退治に出掛けたのはいいが、次々鬼に襲われて、あわや自分の立場も危うくなった時、弟の縁壱が助けに来たのだ。
その時からまた兄の弟に対する嫉妬の炎が心に渦巻く生活が始まることになった。そんな時、兄の顔にも弟と同じような痣(あざ)が現れ始めた。そのころには「痣者は長生きできない」ということがわかっていた。つまり、痣者は長生きできない代わり強さが与えられるのだということ。それを知って兄はどれだけ失望しただろう。これで一生自分は弟を超えることができないんだと思い込んだ。そんな時、「鬼になれば死ぬことは無い。いくらでも修業して強くなることができるんだ」と甘い言葉をささやいたのは唯一の鬼、鬼舞辻無残(きぶつじむざん)だった。
2022.7.14 秋川滝美著 「居酒屋ぼったくり」シリーズの「おかわり」バージョン1~2巻
永く読んできた読者が完結編まで読んで「あーあ・・・読み終わってしまった…と残念に思っているときにこういう後日談が出るとうれしいだろうなと思う。一巻は右、二巻が左。
一巻の方では文字通りの後日談。要と美音の温かくて甘い新婚生活のこと、妹の馨の結婚がもうすぐかなということなど。おかわり2巻の方はその表紙イラストにあるように、「ぼったくり」ができたころのこと.。表紙には美音たちの両親と、父親に抱かれた馨、母親と手をつないでいる美音が描かれている。この絵の17~8年後、交通事故に巻き込まれて両親がなくなってしまう。後を美音が継いでやっていけるかどうか試されるという試練に美音と馨が臨むところなどが書かれている。それぞれになかなか面白かったです。
2022.7..18
待ちに待ったミニオンズフィーバーを見てきました。痛快けっさくハチャメチャミニオンズ。ディスコにカンフー、ヌンチャク、そして1969年の映画イージーライダーに出てきたやたら前の車輪が遠くにあるオートバイ。そんなものがあちこちにちりばめられた映画だった。思わず笑い声が漏れて、困った。
2022.7.18 佐伯泰英著「浮世小路の姉妹」 一巻完結
町火消の鳶見習いの昇吉は老舗料理茶屋加賀谷の美人姉妹と話をするようになる。半年前の火事で両親と店を失った。しかし、焼けてもすぐに建て替えられる材料も財力もあるのに建て替えようとはしない。実はそれが火付けで、いまだその下手人が捕まっていないのだが、それだけが理由ではなさそう。17歳という若さなのに、まるで優秀な岡っ引きのように思慮深いのに驚いた「い組」の若頭からその謎を探るように命を受ける。ある程度の資金をもらい「い組」から姿を消す。昇吉の戸惑いながらの探索も、色々と工夫を凝らし、姉妹の妹のお澄との淡い恋も相まってなかなか楽しく読ませてもらった。さすが佐伯さんです☆
2022.7.27 田辺聖子著「私の大阪八景」
この本は、5年ほど前に大阪検定を受けたくて、日曜ごとに大阪市→大阪府巡りをしていたころ、大阪検定のテキストブックに載っていた本である。その時に買ったきり全く手を付けていなかった。第二次世界大戦がはじまり、終わるころ、作者はティーンエイジャーだった。今のように情報が発達していた時代ではなかったので、戦争の状態を知る由もなかったはずの著者たちが懸命に生き、情報のあふれる現代に生きる私たちよりも世間のことを知っていたのではないかと思われる、逞しさ。原在地球のあちこちでは新型コロナが3年目の暴れっぷりで、ユーラシア大陸のどこかではドンパチと大量殺戮に違いのない戦争をやっている。当時と今と、一般市民はどちらがはっきりとしたことを知っているのだろう。私がこの本を読めたのはコロナの抗原検査が陽性になってしまったために、10日間他人と接してはいけない生活を強いられたからであった。
2022.7.28 赤川次郎著「死者の学園祭」
プレゼント用のハードカバーの本。これももう何年も前に手に入っていたのに、なぜか手に取るたびに、ぞっとする恐怖感を感じて取っては置きを繰り返していた本。いやでも応でも本を読む時間が増えていた時間が読む機会を与えてくれた。赤川氏の長編第二作目ぐらいの作品であったよう。恐れるような内容ではなかった。
2022.7.29 北杜夫著「どくとるマンボウ航海記」 これを読んだのは確か小学校の頃ではなかったか。作者が大マグロと甲板で格闘する場面におなかが痛くなるほど笑ったことだけ覚えていて、この大昔の崩壊しかけの本を見つけた時は心から喜んだものである。もう一度へそで茶を沸かしたかった。でも覚えていることは、その何年かのちに読んだころに見た時はさほど面白みがなかったことしか思い出さない。したがって、今回はコロナのお供には読んでいない。
2022.7.30 野口卓著 「からくり写楽」『蔦屋重三郎、最後の賭け』
東洲斎写楽という謎に満ちた人を空想だけで描いたのだろうかという話。野口氏の作品は「めおと相談屋シリーズ」等で知っていたので、アマゾンからの紹介文を読んで買った。帯には「江戸を丸ごとだましきる」。鬼才版元が発禁覚悟で売り出す大仕掛け。それは前代未聞の密談から始まった。と書いてあった。写楽については「謎であること」が本当の事だという気がしていたので、さほど熱心にも読まなかったのだが、まあ、いろいろ面白かった。
ただ、長文なので、だれにでも薦められるものでもないなと思う。自分自身もコロナ禍がなかったら「結局読まなかったな」となったかもしれない物である。
2022.7.31 田牧大和著 藍千堂菓子噺シリーズ。第4巻「想い出すのは」
田牧氏の作品は「鯖猫長屋シリーズ」で入り込んだので、それが9巻で止まってしまっていて、「あらら」と思いながら新刊が出るのを待っていた時に、読んだものだから、無茶苦茶面白いとはよう言いません。でも面白くないこともないから買い続けているので。それに今この文を書いているときは8/9日。なんと 昨日その鯖猫の10巻が発売された問うことで、うちにも届いている。そちらも読んだら感想を書きたいと思っているが、それより先に読んでしまっていてよかっと思う。そうでないと、こちらの本が置いてけぼりを食らうかもしれない。
8月のメモリアル
2022.8.1 夏目漱石著 「吾輩は猫である」
どくとるマンボウのように崩壊寸前のものではなく、新装版をわざわざ買っておいていたモノのようである。感慨深げな猫の写真が載っている。裏表紙の猫も可愛い。昔にあまりの長さに閉口しながら読んでいたころ、最後は作者が物語を終わらせるために、「吾輩」に酒を飲ませ、足元をふらつかせて、酒樽のなかに落とし、そこでおぼれ死にをさせたと聞いた覚えがある。安易に最後を訊く人間だったんだ。ただ、真実は酒樽内でおぼれたわけでもなく、クシャミ先生に殺されたわけでもなかったようである。
2022.8.2 和田はつ子著 「ゆめ姫事件帖」シリーズ。第6巻。
これは買ったときから長い時間がかかるだろうと思っていた作品。案の定忘れ去られるほどほったらかされていたものがコロナ禍で寝る前に読んでもらえたという訳。和田氏の作品はいくつかシリーズを読んでみるが、何巻から読んでも、差し支えないのが季蔵シリーズ。それ以外はほかに読む物がなければ読むが、あえて買いに走るモノでもない。と私は思う。
2022.8.3 篠綾子著 「木挽町芝居茶屋事件簿」シリーズ
篠氏の特徴は必ず男前が出てくること。その点は読み進むためにはありがたいことなので、軽い読み物として時々利用するが、これは違うが、時々歴史上の人物を主要キャストとして利用される傾向にある。
その時は、敬遠することにしている。歴史上の人物はたいていがいつどういう事件で命を落とすかというようなことが歴史が好きでない私でもわかっていることが多いからである。
2022.8.4 佐伯泰英氏著 「古着屋宗兵衛 初伝」 零と銘打たれている。
古着屋宗兵衛の6代目勝頼15歳と、61歳の光圀の出会いから物語は始まった。史実の人を主人公に取り上げて時代小説を書いたことは無いと言い切る佐伯氏にとっては思い切った出来事であったろう。
あとがきで「なんだかタイムマシーンにでも乗って時をさかのぼるような気持であった」とある。
佐伯氏にとっても胸躍る経験であったのかもしれない。
2022.8.5 西條奈加氏著 「金春屋ゴメス」シリーズ、「芥子の花」 
「金春屋ゴメス」と読んでびっくり。ゴメスを初めて知ったのは何年も前西條奈加という作家さんを知ったときである。人が月に住む近未来の日本に鎖国状態の江戸国を出現させるというのも面白いが、極悪非道の名奉行というのが、長崎奉行馬込播磨の守寿々という女性だからおどろく。あだ名が「金春屋ゴメス」。第一巻を読んだころは、西條奈加氏が将来直木賞を受賞するなど夢想だにしなかった。それはゴメスの二巻目が出たぐらいの驚きである。さらにはこの12月に「金春屋ゴメスの(3)」が出るというから、どうしたの?という感じ。どうやらそこには謎の流行病が現れるらしい。三年目を迎えた新型コロナに関することか?などと思ってしまう。
2022.8.6 西條奈加氏著 「雨上がり月霞む夜」
がさつだが情に篤い秋成と死者やまやかしと交流するる力を持つ雨月。
幼馴染の二人は人間の言葉を話す兎「遊戯」との出会いをきっかけに様々な変事に巻き込まれることになる。江戸怪奇譚の傑作「雨月物語」をモチーフにつづられていく。
2022.8.7 秋川滝美著「ソロキャン」
仕事のストレスが日々たまっていく千晶。小さいころには楽しんできたキャンプを再開することにした。絶品料理と一人の時間を存分に楽しむ。
私が秋川氏に出会ったのは「居酒屋ぼったくり」シリーズ。お酒のこと、料理のことなど色々出てくる小説なので、私にとっては楽しめる話だった。だから、このソロキャンも抵抗なく読めた。何といっても、私にとっては未知に当たるキャンプのことをいろいろ教えてもらえたのがありがたかった。
2022.8.9
メンバーのページの締め切りが8/13になるので、少々慌てて描いたもち様。なんかね、目つきが全然違う。沈みゆく夕日を見つめている所なのに。ぜんぜんそんな感じ無し!ごめんなさいね、もち様。
2022.8.9 高田郁著 「あきない世傳 金と銀」第13巻
「ええ~~~もう最終巻???」とがっかりしたのですが、なんのなんのきちんと読者の心も納得させてもらえました。「金と銀とはどういう意味なのか」が最後に語られます。
それにしても江戸の火事の多さはおそらく想像を絶するものだったんではないでしょうか。

それとうれしいことに外伝?というスタンスなのかもっと前のことなのか、わかりませんが、もうあと二冊分出る予定らしいです。
いつかはわかりませんが、それも楽しみです。
2022.8.10 篠綾子著 「江戸寺子屋薫風庵」シリーズになるかどうかはわかりません。
最後に少々不可解な部分も大きく二ケ所残ったので、ファンレターなどが多ければシリーズになるでしょう。私はそうですね、シリーズになれば買うでしょうし、ならなくても、さほど残念と思うほどでもないかもしれません。
薫風案の教鞭をとるのは妙春という24歳の若い尼。その前に教鞭をとっていたのは、回船問屋の日向屋の先代の元妾でその前は遊女だったという51歳の蓮寿尼
この蓮寿尼というのが過去が過去だけにまー面白い面白い。妙春が相手をして怒らせた父兄なども、蓮寿を相手にすると、ころっと機嫌が治る。なるほどな―とそれを読むだけでも、勉強になるなと思う。ウーム…そう思うとシリーズ化してくれないかなとも思う。
2022.8.12 田牧大和氏著 「鯖猫長屋ふしぎ草紙10」
待ちに待った鯖猫でした。今回は初登場。鯖猫長屋に入居希望だが、差配の磯兵衛に断られたという元拝み屋、今「呪い札」を書くという怪しげな佑斎がなぜか鯖猫長屋をうろつく。主人公のネコ描き拾楽が予定通り厄介ごとに巻き込まれる。何巻か前から出ている英徳という蘭方医も胡散臭い雰囲気を振りまきつつ拾楽の周りをうろつく。猫に関しては拾楽よりも主人公然としている鯖より今回はその子分級の子猫のさくらがいい味を出している。あっちこっちで事件を解決しつつ物語は進んでいく。読んでいて飽きないストーリーなので、いつも買っている。
2022.8.16 宮本紀子著 「小間もの丸藤看板娘 5巻」『二人の道』
商いに奮闘する姉・里久、嫁入りの近い妹・桃。それぞれの人生でそれぞれの結:末が待っている。感動の完結篇と書いてある。
「え?もうおわるの?」という感じであったが、最後の姉の里久の決断が見事。
江戸時代の小間もの屋の華やかの雰囲気もうかがい知れて、なかなか楽しめた。
2022.8.17 土橋章宏著 「超高速!参勤交代」
2014年に映画化された。その映画は見ていたから、大体のストーリーは知っていたがやはり原作には勝てない。悲壮感も、面白さも上回って、先がわかっているのにワクワクと読めた。江戸時代って、ほんとにこういう行列があったのかと、疑問に思いながらも、大変だったろうなとしみじみ思った。
珍しくこの本は自分で買ったものではなく人が貸してくれたもの。面白い本を貸してくれて、感謝している。
202.8.19 秋川滝美著 「居酒屋ぼったくり おかわり3巻」
今年の7月11日に11巻までぼったくりを読んで載せ、その後「おかわり」と銘打って二冊出たものの続巻。
この巻では主人公美音(みね)の妹馨(かおる)が結婚するというイベントをメインにストーリーが進む。ストーリー自体は「うーむ・・・」あり得ない、とか漫画のように都合よく進むものだなと思えるところがあるが、私自身は料理のことが載っていると機嫌よく読む人間なので、むつかしいことは言う気はない。いろいろな作家さんの作品をずいぶん読みつくしつつあるので、しばらくはこの秋川氏の話を読み込んでみようと思う。いろいろなシリーズを出しておられるので、楽しみ。
2022.8.19
全く何から目新しいものに出会うのかわからない。このマクラメというのは極端に言えば紐さえあればいろいろなものが作れるというもの。つまり、編み棒や梁や糸、ミシンなど使わずに作ることができる。でも、言うは易しで。なかなか理解しがたいところもあって、攻略するのに暇がかかりそうなのが、いい所と言えるだろうか。発端は去年のクリスマスの抽選会の景品に使ったこと。私を含めて、景品を受け取る人たちも「マクラメってなに?」状態だった。しかし驚いたことに、「ああ、懐かしい、マクラメじゃないの」というメンバーさんたちがお二人いた。それにはびっくりしたが、まだまだこちらが質問ができる状態では無かった。ところが身近なところに、師匠がいた。つまり、YOUTUBE(ユーチューブ)である。検索するとまー出てくるわ出てくるわ。なんと便利な世の中になったものよ。とはいえ、私は今も「合点がいかーん」と言いつつキーチェーンなどを作り始めているのであるが。
2022.8.22  和田はつ子著
「花人始末」シリーズ第3弾「恋あさがお」
和田はつ子氏は昔から「料理人季蔵捕り物控」を読んでいてよく知っている作家さん。男の季蔵とは違って主人公は女性の花恵。ただし、サブ主人公の華道の師匠静原夢幻が主人公を食ってしまう活躍をする。第三話の「神様ひまわり」などでは主人公たち二人が練馬の代官所と戦う。なんて、マジですか?という展開。長編の「季蔵捕り物控」よりははるかに突拍子もない展開になることがしばしばある。この人の本はゆったり読める、と高をくくっていたら「まさか!」とびっくりすることがしばしばある。そしてストーリー展開は何巻から読んでも話が分かる「季蔵・・・」と決定的に違うところ。どちらも私にとってはとてもありがたい。何といっても和田さんは「ああ、息切れなさったな」と感じることがない。新人さんの時にワーッと突っ張走った人がその処女作が終わると、プツッと途絶えてしまうようなことは絶対にない。本当にありがたいです。
2022.8.24 星崎真紀著
私はこの作品にはTVドラマから入った。だいたい見ようとするドラマに関して原作がまんがだとわかっているなら、まず間違いなく、アマゾンで全巻取り寄せて、その原作の方を先に見ることにしている。ところがこの作品については最初のころは「電子コミック」しかないということで、買うことをあきらめていたのです。どうしても分からないところがあるので、ダメもとで、もう一度アマゾンで検索したら、なんと紙製のものが出ているじゃないですか。全巻がそれなのかどうかは今のところかわかりませんが、4巻分。間取りの図がすごいなと感心しつつ見ました。まだ私の中での謎は消えません。なぜ玄之助がばつ2なのか。息子の進之介はバツイチの方の子供であること。バツ2に関しては弟と元妻が駆け落ちしたということはわかってもバツいちの方の元妻はどんな人なのか。ああ、どんな人かは玄之助の好みが載っていましたので、おそらく別の男と逃げたのかなと思うものの、なぜ説明がないのか。
玄之介の好みの女性は派手好みで家事はあまりせず、グラマーなタイプ。らしい。小梅ちゃんとはずいぶんちがうような。
2022.8.29 秋川滝美著 「おうちごはん修業中」
総合建具会社で営業一筋の和紗(かずさ)が主人公。34歳の誕生日を迎えるところから始まる。一人住まいで、寂しい誕生日になるなと思っていた時、同期の村越豪が食事をおごってくれるという。営業の成績はいつも村越が一位、和紗が二位で会えば言いたいことを言い合う喧嘩仲間。いつも外食が当たり前で、健康診断でメタボ予備軍と診断された和紗はにわかにおうちごはんに取り組むことにしたが・・・
2022.8.30
久しぶりの青池保子作品。「ケルン市警 オド」
14世紀のケルンにオドアケル・ショルツという治安役人がいた。その市警の周りで起こる事件の数々を電子コミックがあふれかえる今ペンで丁寧に描かれている貴重なコミックス。ほのぼのとうれしく読ませてもらった。
9月のメモリアル
2022.9.1
今はもっとにぎやかになっている。少々早く撮影しすぎたから。
また後日写して差し替えるとしよう。色々な種類の作品が並ぶさまはしみじみ嬉しいことだなーと思う。
2022.9.1
これはメンバーのページに載っているものと同じもの。JPCの看板娘の美夏ちゃんの膝ににもちまるくんが乗っている。なんだか目が光りすぎて緊張している??
それにしてもクリスタで絵を描いたのは久しぶりな気がするのはなぜだろう。手が、指が 滑らかに動かない。こういう風になっていくんだなと思う。
題材については、いま興味をもって取り組んでいるマクラメ作品を描いてもいいかもと思うが、ますますの細かい線が描けるのか?と思う。
まあぼちぼちトライしてみようかなと思っているが。
2022.9.12
マクラメの作品も、キーチェインやコースターの小物なら多少不格好なリにも出来るようになってきたので、もう少し大物を作ってみたい。と思ったのが、失敗だったのか。。。
なぜかサイズが徐々に大きくなり、当然一番最初に準備しているコードの長さでは足りず、まー何か所継ぐための結び目を作ったことか。
ひたすら念仏のように「自分のものだから、どうなっても構わない」と言い続けて何とか最後までこぎつけた。無謀だったけれど、大いなる経験になった。次回作はもう少し予定のサイズになるように努力しつつ作ってみたい。
2022.9.16
サンプルのようなものが編み図と共にいくつも載っている本があったので、そのサンプルができるかどうか、やってみようと思った。このサンプルは実物より小さい写真のように思えたので、コードの本数や長さを加減して、ポイントだけ練習出来るようにした、
練習になったかどうかわからないけれど、マクラメは奥が深いなということが分かった。
2022.9.16
むかしから尊敬に値する漫画家さんだと思っている青池保子先生が、今も(かどうかはわからないが)精力的に作品を描いておられることに感激して、また買って読んでみることにした。8月20日に読んだ「ケルン市警オド」の巻の最後にその主役のオドアケル・ショルツが修道士として活躍する物語があると載っていた。それは「修道士ファルコ」という物語。頭に問題の痣があるということで、トンスラにできないという通称ファルコ。騎士として生きてきたころには随分剣をふるったもので、それを悔いて修道士として修業している。その修道院に先輩としてオドがいたのである。「エロイカより愛をこめて」の愛読者ならこれから書くことを理解していただけるだろうと思う。オドはエーベルバッハ少佐、ファルコはZ(ツェット)を髣髴とさせられます。オドがケルン市警だったころの部下にジェイムズ君を思い出させるキャラクターも出ています。「エロイカ」が39巻で終わってしまって寂しく思っていた人には嬉しい作品でした。
2022.9.20
まだ「巻結び」で悩んでいる私。このストライプミサンガを作ってみたら巻結びのことがよくわかると書いてあったので、編んでみたが、何となく釈然としない間に出来上がってしまった。もう一度別のものでやってみたいと思っている。
2022.9.26 中島久枝著「日本橋牡丹堂 菓子ばなし 十」 菊花開く
9月の敬老の日が9月19日(月)そして秋分の日が23日(金)その一週間のことを今年はシルバーウィークと呼ばれた。続けて休むところは9/18(土)~9/25(日)の9日間も休暇となる。そんなところがあったのかどうかは知らないが、うちは全くの暦通り。日曜月曜、秋分の日の金曜そして日曜と普通より二日多く休ませてもらえた週間でした。その間にもっと本が読めるかと思いましたが、この本以外にあと二冊ぐらい読めたかなという感じ。この本以外はシリーズものなので、後日まとめてアップしたいと思っている。主人公は最近結婚した小萩。牡丹堂で菓子職人をさせてもらっている。当時は女性が菓子職人になれることはまれなことだったらしい。その店内で、小萩庵と名付けた一角をもらって、客に合わせたお菓子を作ることを始めていた。大店からも注文が入るようになり、他の職人にとっても新しい菓子に取り組むいい機会になっているようだ。牡丹堂の跡取り息子に好いた人が出来、周りの人間はやきもきする。小萩の奮闘が読んでいて楽しい、というか、「がんばれ」と応援したくなる。
10月のメモリアル
2022.10.1 11月度ミニ展示会
今月の展示会にはマクラメ作品も増えている。(左上から)『よねちゃん』クリスタ画 野菜の触感が感じられる見事さ。『りりちゃん』几帳面に編まれたマクラメのバッグ。『でこちゃん』細かいつまみ細工のアクセサリー。『Yokkoさん』苦労されたブルーのつまみ細工。達成感は抜群。『まっちゃん』丸シールの100万ドルの夜景。画面で見ると本当にきらめく美しさ。『しーちゃん』生成りの清楚なクリスマスツリー。プレゼントに喜ばれそう。『J-Medic』マクラメのサンプル』のように、が目的。(右下に)『ななふくさん』傘の布の裏の模様を生かされたポーチ。ななふくさんらしい。『のとちゃん』カルトナージュのジュエリーケース。難しいところもそつなくこなされて。『しーちゃん』クリスタ画 野菜の置かれた空間が広さとゆとりを感じさせて素敵。『くわちゃん』マクラメのコースターとミサンガとチャーム。上達ぶりが半端なし。脱帽。
2022.10.1 JPC道場のマスコット人形『美夏ちゃん』
いつも静かに見守ってくれてありがとう。今回のお召し物は去年作ったニットのワンピースと、同じくニットのボレロ。新しいのを作ってあげられなくてごめんね。でも、よく似合っています。
2022.10.1もちまる君のカレンダーから頂きました。
ほんと、一生懸命、カメラを構えている人を見ていますが、実は、神経は左前脚の肉球に集中されているのではないでしょうか。実はその三色団子の美味しい味をつけて、後でその肉球をぺろぺろと舐める魂胆ではないでしょうか。もちまる君の下僕さんはとてももちまる君思いで、猫ちゃん用の食べ物しかあげることはなさいません。いつも思うんですよ、よくこの必死な目に見つめられても、我慢できるすごさ。だからもちまる君はどうしたら、たとえわずかでも下僕さんの食べ物を味わうことができるか常に考えているのですよね。気持ちめちゃくちゃわかる~~
このバッグの前には大好きなモリスのショルダーバッグを持っていたのです。でもね、どうしてもちっちゃくて、何か入れる時も、きちんと入れないと入らなくなってきていたのです。ちょうど面白いポケットがいいなと思ったエプロンですが、長時間の使用に耐えなくなって、長く使わなかったのです。でも、何とかもう少し大きいショルダーがないものかと、考えて、えいやっと「自分で作る道を選びました。この上の写真のコメントが小さくて読めないですね。左には外のポケットに眼鏡が縦にはいること。右のものには「色々ぽんぽん入れられる」と書いてあります。(喜んでいる私)
14世紀イベリア半島、今のスペインに当たるところに実在したカスティーリャ王ペドロ一世の波乱万丈の人生が描かれている。
この13巻を描き上げるのに青池氏は1985年(昭和60年)~1988年(平成19年)までの年月(22年間)を費やされている。)
その間何年かは『エロイカより愛をこめて』を描かれていた時期もあるようだが。
当時のイベリア半島は戦争に次ぐ戦争で、大変だったようだ。正統な王子でありながら愛妾の子供たちが父に愛され、ドン・ペドロは父にも母にも本当の愛は得られなかった。母親はあまりにペドロ一人を頼りにするあまり、息子に嫌われ、そして、母も息子を敬遠するようになる。唯一の救いはペドロの愛妾マリアが真にペドロを愛したこと。またペドロも真に愛したのはマリア一人であったこと。それにしてはあちこち浮気をしまくったのではあるが。
それにしても、そのペドロがファルコと剣をもって戦ったのはいったいどのころだったのだろう。しかし、当時のスペイン人は同じ名前をあっちこっちに付けまくるものだから、そのへん読者も気を引き締めて読まねばならなかった。ドン・ペドロの寵臣マルティン・ロペスを見ているとなぜか縁壱を思い出すのはなぜだったのだろう。
11月のメモリアル
12月のメモリアル