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2024隙間脳トレ
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1月のメモリアル
2024.1.1 JPC道場の守護神「美夏ちゃん」
12月は明るい華やかなドレスでクリスマスの雰囲気を醸し出したつもり。一転してシックな色のワンピースをお正月に合わせて着せてみた。襟元にはレースのマフラーを。もう一つダイナミックに変えたのはコレクションのお知らせの看板。上から吊り下げるスタイルにした。白地に黒いマジックで書いたので、シックすぎる感じになった。
この新聞は1月3日のものです。だから元旦の石川県の方の地震(震度7)も、2日の飛行機事故(日航機と海上保安庁の飛行機の衝突。後者の乗組員5名死亡)もこの新聞に載っている。つまり1月2日は新聞が休みなのだ。今まで新年の3が日というのは、大きな事件も天災もなかったのだろうか。
2024.1.1 佐伯泰英氏著 「酔いどれ小藤次」シリーズ16巻 『酒合戦』 表紙イラスト:横田美砂緒
前述シリーズは私が途中で買うのを断念した為に宙ぶらりんになっていたモノであるらしい。あるらしいというのははっきりわからないから。つまり私が佐伯氏のファンだと知っているアマゾンは時々メールを送ってくる。
最初最新版の新がついた「酔いどれ小藤次」シリーズの26巻『恋か隠居か』について「新発売されたよ」という意味で送ってきたのだが、つられてアマゾンのサイトに入って、「これうちにあるのかな?」とこの『酒合戦』をぽちっとやってしまったもの。久しぶりの小藤次に会って楽しかったです。また、駿太郎(もらい子)が13歳になってそんな年には見えぬほど背も高い立派な青年になっていて…
一度はあきらめたシリーズだけれどもう一度きちんと買い直そうかと思っている。ただ、「新」がついたりして、ほんとややこしいことになっているようだ。あきらめた理由はしょっぱなから小藤次が中年~初老だったから。途中で命を落とすんじゃないかと恐れたから。気晴らしに読んでいる物語の主人公が死去するなんて、シャレになりません。
2024.1.2 加藤実秋氏著「刑事ダ・ヴィンチ」シリーズ第二巻 カバーイラスト:龍神貴之
タイトルで予想がつくだろうけれど、「名画を模倣した連続猟奇殺人事件」が起こり、「被害者はすべて悪人」という事件を芸大主席合格のエリート刑事南雲士郎(なぐもしろう)と庶民派刑事小暮時生(こぐれときお)とタッグを組んで事件を解決してゆく。しかし、自由すぎる南雲に振り回される時生は12年前に犯人を取り逃がしたことがあって、それ以後南雲にある疑念を抱いている。タイトルにダ・ヴィンチがついているのは南雲が好きな芸術家がレオナルド・ダ・ヴィンチだから。単なる事件の解決以外に時生と南雲の関係のことがあり、時生自身の家庭環境が少々複雑。子供が三人いて、女二人男一人。妻はいない。何かの理由で逃げられたらいい。出戻りの時生の姉が子供たちの面倒を見てくれているが、思春期の娘が精神的にややこしい。まだもう少し続くんだろうなとは思う。いつまで我慢しつつ買い続けることができるだろうか。
2024.1.2 大山淳子氏著 「猫弁シリーズ」第2シーズンの4作目『狼少女』。 カバーイラスト:カスヤナガト
なんかむちゃくちゃ懐かしい感じだが、結構すんなり物語に入りこめた。弁護士百瀬太郎(ももせたろう)は容貌はさえないが天才的な頭脳を持ち、人の幸せを第一に考える稀代のお人よし。この本の始めは婚約者大福亜子とは同棲を始めたころ。でも、この本の最後には結婚届を提出して、晴れて夫婦となっている。まだそこまでいくまでの事件として、「迷い猫のせいで訴えられそうになった」という相談が迷い込む。依頼人の家の周辺を調べに行った時、その家の塀の上に座る少女を発見した。その少女をおんぶして、家に届けようと探し出したとき、百瀬は逮捕されてしまう。警察の留置場での百瀬の様子が面白い。同じように留置場にとらわれている相手に法律相談したりしている、この本はときどきクスクス笑えて、気楽に読める。何か読み物ないかなと思っている人にいいかもしれない。ただ、一巻は読んでほしいかも。百瀬の事務所の様子やスタッフの事など知っておくほうがより面白く読める。
2024.1.3 高田在子著 「満腹旅籠朝日屋シリーズ」第5弾 『とろとろ白玉の三方づくし』カバーデザイン:岡本歌織
にぎやかな料理自慢の旅籠朝日屋に加賀からの料理人の泊り客がやってきた。名前は一平。親方は慎介(朝日屋の料理人)の修業仲間。一平は江戸を知るためにあちこち料理屋巡りをしたいと出かけていくが、ある時、身体に酒の匂いと白粉のにおいをまとわせて帰ってきた。主人公は料理人見習いのちはる。そんな一平の様子を訝しく思うちはるは不審を募らせる。もう一つ、ちはるには料理屋をしていた両親が辞めざるを得なくなった原因の久馬がまたぞろ悪事を働きだして、権八郎一味や火盗改めが動き出す。あと、仲居見習にも問題が生じる。一平と仲居の問題は片付くが、久馬は姿を消した。このシリーズもしばらく続くだろう。
2024.1.3 畠山健二著「本所おけら長屋シリーズ」外伝  カバーデザイン:倉橋三郎
後の方に特別付録として名場面ガイドが載っている。2013年にスタートしたシリーズは20巻を数えた。その中でのおけら長屋らしい名場面。
第2巻「まよいご」:ここで万造の女性ファンが増えたらしい
第4巻「よいよい」:一番印象に残っている登場人物「若芽錦之助」うっかり電車などで読んでいると吹き出して大変
第5巻「はるこい」:上に立つ人の孤独と苦しさ
第6巻「だきざる」:あふれる親子の愛情
第7巻「おしろい」:ジェンダー問題をおけら流に。
第8巻「こしまき」:泣きの反則技連発
第10巻「さかいめ」:金太がおけら長屋にやってきた。
第12巻「しにがみ」:おかみさんは最強で最高
:第13巻「ゆうぐれ」:お栄と松吉の恋の行方は。
第16巻「あいぞめ」:お満の窮地を救うのはやはり万造
第17巻「みなのこ」:間違いながらも成長していく久蔵
第20巻「ひきだし」:母との再会が万造を苦しみから解き放つ。
エピソードゼロという感じ。
2024.1.4 赤川次郎氏著「鼠シリーズ」第12弾「鼠、十手を預かる」 カバーイラスト:宇野信哉
ある夜、人助けの帰りに捕り物に遭遇次郎吉、犯人は捕まったが、目明しの一人が怪我を負い動けなくなってしまう。彼の代わりに十手を預かることになった次郎吉のもとに廓通いの同心の噂が飛び込んできた。ややこしい同心や女郎が関係して分かり難い事件に。慣れない十手をもって妹の小袖と真相追う。
2024.1.7 佐伯泰英氏著「品川の騒ぎ・野鍛冶」 小藤次の18歳のころ
豊後森藩の息子・赤目小藤次は18歳で貧乏暮らしで日々を内職と剣術の稽古で過ごしていた。ある日界隈のワル仲間を束ねる”若様”こと松平家の三男坊から儲け話が舞い込む。しかし、胡散臭い。一度は今回は止めるといったものの、小藤次を頼りにしている若様の顔を見て仲間のために渋々話に乗る。品川の分限者の地主のお津國屋金蔵は五軒の飯盛り旅籠を営んでいてそのころ巷ではやっていた打壊しを気にして若様の元へ助けを求めに来たらしい。小藤次じゃなくても、おかしいとわかる。金蔵が10代の子供たちに助けを求めるというのはほかの目的の為だろう。小藤次の友人と共に覗いてはいけないという蔵の中を探索する。
2024.1.8 鷲田小弥太氏著「佐伯泰英」大研究
著者の生まれは1942年、佐伯氏と同じである。職業はこの本が出された2009年5月の時点で札幌大学教授。まず「小説を書く人」というタイトルで佐伯氏のことが書かれている。時代小説を書きだして4年目でブレーク。『時代小説黄金第三期の芯の担い手が静かに登場していたのだ』とある。
あとがきに『居眠り磐音を手に取って面白さ、新鮮さが分かって、いろんな人に勧めた』といったことが書いてあって、こうあった。『その面白さ、読者を惹きつけてやまない理由を説き起こしたい。こういう思いにつられて、頼まれもしないのに描き始めた。それが本書の原型である。』
こういった本はあまり熱心に読まない私ですが、この小弥太先生の本は、「そうそう!その通り!」などと相槌を打ちながら読んでしまった。磐音役の俳優さんの食事する様子はいまいちだとある。「そのとーり!」と大賛成。だけど俳優さんの名誉のために私が思ったこと。監督さんが原作をしっかり読まず「夢中で食べるように」と言われて、がつがつと食べているさまを表現したのではないだろうか。
2024.1.8 ミッションインポッシブルデッドレコニングONE
ビデオで見たものです。予告編でオートバイもろとも崖から落ちるシーンが有名で、見るの怖いなーと思っていました。
思ったように怖いでした。つまりそのアクロバティックな場面よりも、AIが暴走するという実際にありそうなテーマが怖かったのです。
絵空事ではないようなので。完結編ではどうなるのか
2024.1.11 佐伯泰英著 「狩りシリーズ」「神君狩り」
実はまだ読んでしまっていないので、感想は描けません。読破したら写真と共に感想を書きたいと思います。
2024.1.12 コリドラスの親子
一人っ子が見るたびに大きくなっています。どうなっていくのだろうかと少々心配しながら見ています。今までは子供が親に食べられないだろうかと心配していたのが、若い子供が親より大きくなったらどうなる???なーんてしても仕方がない心配をしております。
2024.1.12 佐伯泰英氏著「狩りシリーズ」第15巻完結編「神君狩り」
4月18日にこの上の方にアップした『鷲田小弥太氏著「佐伯泰英」大研究』によると、佐伯氏が時代もの作家に転身した1999年代表作の一つ「密命シリーズ」を書き始めてその三年後の2002年から「居眠り磐音 江戸双紙」が始まっている。驚くことに、その「磐音」までに「密命」「狩り」「裏同心」「古着屋」「鎌倉河岸」の5つのシリーズが始まっていたということ。「狩り」の第一巻は2000年の4月と9月に発刊されているという。その後中断したり、「裏同心」に席を譲ったりと、「狩りシリーズ」はしばしば空白を有する。そして、2023年10月に15巻が決定版として「神君狩り」が出た。第13巻のタイトルが「忠治狩り」であったにも関わらず、忠治はこの15巻までは生きている。「忠治の最期をみとるのか。気が重いな」と思いながらも、最後まで読みました。忠治の磔(はりつけ)による死の7年後に大政奉還がなされ、幕府は倒れた。
2024.1.16 佐伯泰英氏著 「芋洗河岸シリーズ」第一巻「陰流苗木(かげりゅうなえき」
佐伯氏はご自分の年齢と体調のことを考えて、最近はシリーズを書かれるも4巻もしくは3巻で完結のものにされている。このシリーズは3巻完結らしい。
それも一か月ごとに2巻、3巻と発売される予定。ここへきてなんというバイタリティー!。
1842年生まれというから、今年82歳になられる。佐伯先生のことを思うと自分のことを年だからしんどいとか、無理が利かないなどということはできないなと思っている。美濃の藩を食い詰めて(生計の道を断たれて生活に困る)江戸に出てきた。女房と江戸につくまでに生まれた子供を連れて、2年がかりで神田明神下にある一口(いもあらい)長屋にたどり着いた、という主人公の名前は小此木善次郎(おこのぎぜんじろう)妻は佳代。なんと嬉しいことに善次郎は坂崎磐音を彷彿とさせるような気立ての良さ。彼らがいると、読後感がほんと気持ちがいい。読むのが楽しみ。佐伯先生、どうぞお元気でいてください。
2024.1.17
リンゴをクリスタ画で描いたの初めてのような気がする。背景が透明の市松模様になっているのが残念ですが、ちょっと嬉しかったのは手の色が明るく、しわが少ない所。長野県の方で採れたリンゴらしいです。
2024.1.21 和田はつ子著 「料理人季蔵捕物控」シリーズ 『信長餅』
北町奉行の烏谷が季蔵が主の日本橋木原店の一膳飯屋塩梅屋にやってきた。「料理版が忽然と消えた屋敷に夕餉を届けてほしい」と言った。
その屋敷には冬至食というものが伝わっていて、うるち米を使い石窯で焼くライスケークこと、米焼き菓子で、信長餅というらしい。
384ページもある長文で、久しぶりの和田はつ子氏の作品でしたので、なんとか一生懸命読破したが、今一はっきりわからず、何とか最後にたどり着いたという感じ。またいつの日か読み直すときがあるかもしれません。
2月のメモリアル
●ななふくさん
円形のバッグ地を二つ折りにしてあるので、中身ががバット見えるところがポイントとのこと。ユニークですね☆
●よねちゃん
「イチジクの大きな葉」二つ割のイチジクの実も描きました。二時間立つとドンドン葉はめくれてくるということで、急いで描かれたことでしょう。勢いがある感じがします。
●でこちゃん
花座布団「ガーベラ」。編み方はかぎ針編みで長編みと長々編みで簡単だったけれど立体的な編み方がややこしい説明だったということ。糸の足らずは針の号数を小さくしてしのいだらしいです。お疲れ様でした。
●まっちゃん
「いつも使っている帽子とサングラス」。眼鏡の透明感を出すのが難しかった。もう一つ隙間のページでは帽子の縁のふわふわとした感じも出しにくかったと書かれていますが、雰囲気出てきますよ。
●しーちゃん
300円で編めたマフラー。生まれて初めての棒針編みでの縄網。YOUTUBEで何度も見てされたそう。慣れてきたと書いておられます。良かったですね。
●くわちゃん
「少し幅広のマフラー」鎖と長編だけの簡単な空き方で、要所に長編を4目入れて松葉の模様を入れました。たっぷり巻けて暖かそうでした。
●りりちゃん
「マクラメ編みのトイレットペーパーホルダー」久しぶりのマクラメ編みで、左上平結びばかりで、簡単でしたが、最初の紐の準備が長くて大変でした。マクラメはその準備が大変なんですよね。
●yokkoさん
「カギ針で編むふんわりふかふか花座布団(ラナンキュラス)」太い糸だから簡単で早く出来ると思われたようですが、難しくて頭がこんがらがって大変だったと。
良くされたと思います。かなり見にくい編み図でしたよね。
お留守番中 ●J-Medic
「スラッシュラグ」。不要のブラウス、パジャマ、シーツ、ストッキング等を1.5㎝幅に切り、つないで糸にしました。綿のものは摩擦がすごくてペンチでの細編みで、肩が猛烈に凝りました。マクラメ糸でフリンジにしました。
2024.2.4 中島久枝著「日本橋牡丹堂菓子ばなし」シリーズ『ひとひらの夢』
小萩が受け持つ「小萩庵」それは客の様々な細かい思いを伝える菓子を考えて作るという特殊な部署。もちろん小萩単独で行動するのではなく、小萩が聞いた客の意見をみんなで共有して考えて作るのだが。ある時やってきたのは10歳の少女だった。子供の一途な思いと、大人の様々なしがらみにとらわれた思いとのに差があり、牡丹堂の面々にも苦労を掛けることになった。小萩も一つ人生勉強になったことだろう。
読んでいる私にとっても、「なるほど、事柄は四方八方から見ないとダメなんだな」と思い知らされた。
2024.2.8
初版は2014年ライトノベルとして発表された原作(日向夏氏著)をコミックにするにあたってキャラクターデザインが「しのとうこ氏」と、ここまではいいのだが、コミックスが2パターン発刊されているということ。人から言われても最初私にとってはチンプンカンプン。『くすり屋の独り言』などというタイトルを見るだけでも、なぜ薬屋である私が気づかなかったのかと不思議な思いに駆られながら、調べてみた。私が勝ったもの←は作画が「倉田三ノ路」という人。もう一種類は「ねこクラゲ」という作画家。」どうやら連載されていた雑誌が違うのが原因らしい。ネットで検索してみました。
ーーーーー
「薬屋のひとりごと」には、二種類のコミカライズがあります。スクウェア・エニックスの「月刊ビッグガンガン」で連載されている「薬屋のひとりごと」と、小学館の「サンデーGX」で連載されている「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」です。
 二種類のコミックがある理由は、特に公式からはアナウンスされていません。小説の作者である日向夏氏もX(旧Twitter)上で、「私にもわからないから困惑していたのです」とポストしています。
ーーーーーー
引き続きネットからーーーーー
スクウェア・エニックス版は、(ねこクラゲ氏)絵柄が華やかでラブコメ要素が多めになっていると感じさせる点が特徴です。ひとつひとつの事件が盛り上がるように、じっくり構成されています。
 一方の小学館版(倉田三ノ路氏)は、ストーリーをしっかり追っている構成という印象です。絵柄もクールで、原作小説に近い雰囲気があります。また、事象や物事の背景の説明が細かいため、物語がわかりやすくなっています。
ーーーーーー
2024.2.8
私が購入したのは小学館版(倉田三ノ路氏)の方。アマゾンで見る限りではあまり絵柄の違いは判らなかった。こちらを選んだ理由は17巻まで発売されていたから。ねこクラゲ氏の方は12巻ぐらいまでだった。単純にたくさんのコミックスをよみたかったから。快調に読めて絵柄も気に入りました。最終何巻まで続くのかわからないですが、おそらく最後まで買い続けるでしょう。
主役の「くすり屋さん」は二十歳前後の女性で名前は猫猫(まおまお)。名前などの感覚から中国の話か?と思いながら読んでいる。花街で生まれた。母は花魁の様な立場だった。父は軍の最高である大尉。名前は羅漢。片眼鏡の変わり者。猫猫を溺愛しているが猫猫からは毛嫌いされている。猫猫を育てたのは父親羅漢の伯父の羅門(ルオメン)。西洋医学も修めたくすり屋。宦官で関節の一つの骨も抜かれている。羅門に薬師として育てられた猫猫は薬と毒が大好き。
魅力的なキャラクターが次々現れるので、目が離せない。李白、馬閃、羅半兄などなど。
ところで、壬氏が猫猫といい仲になろうとすると、皇弟の位をかなぐり捨てるしかないけれど、どうする?道は遠いね。
2024.2.8
2階のPCの横に置いてある月めくりカレンダーの2月分の写真。
自分たちのために用意されたベッドでそれぞれ寝ているなんて。本当に優しい下僕さん。二人のお気に入りの今治のロングタオルケットをかけてもらって、本当に幸せそうに寝ています。幸せですね、もちまる君、はなまる君☆
寝ることが大好きな私にとって、この場面を見るとほんと自分の簡易ベッドに飛び込みたくなっちゃう。
2024.2.16
スラッシュラグで作った荷物置き
二階と一階に運ぶ荷物を入れて置くところが欲しかった。大きめのプラスチックの物入れを使っていたが、大きくて硬いので、足が当たると痛い痛い。
合間に作っていたので三週間か一か月ぐらい掛ったのかもしれない。でも、まあ、しばらく使ってみようかと思っている。もう少し大きくしたかったが、置く場所が大きくなると、荷物も増えるということはわかっていますので、荷物を増やさないために、このサイズでいいとしよう。
2004.0219  松本明子氏著「あるもので工夫する勝本流ケチ道生活」
私もリサイクルはしょっちゅうやっているので、「ああ、そうそう、それは常識やね~」と思うものも多かったですが、「おお!これはグッドアイデア」と思ったものを書いてみようと思います。
・ストッキングを花束の根元にかぶせる。
・粉末の洗濯石鹸を除湿剤代わりにする。
・余った日焼け止めクリームが油性の汚れ取りに使える。
・プロにして貰った方が早くて綺麗ならプロに任す。
・ジャガイモの皮の白いところでシンクの掃除や鏡の水垢とりが出来る。
・同じ価値観の人とのおしゃべりは役に立つ。
・料理は何を作るかではなく、あるもので何が作れるかを考える。
ーーー
これ以外一杯いろいろなアイデアが書かれています。最後に感心したのが、山登りが好きになって、なんとか経済的にできないかと考えた結果、軽自動車のキャンピングカーのレンタルがないかと探されたらしいのです。ところがそんなことをしている所はなく、ご自分んでその事業を立ち上げられたということで、今では海外からも受注が来ているとか。大したものです。なかなか思ったことを自分で始めるということをなさるというのは難しいものだと思います。
2024.2.19 鈴木のりたけ氏作、「大ピンチずかん」1.2
この本は始終クスクスしながら見せてもらいました。おそらく鈴木のりたけ氏のお子様の事を観察されて、描いておられるのか。それも陰からそっと見ていて、すぐに助けの手を伸べずに、どんなふうに解決するのかなとある意味ワクワクした気持ちで見守っておられたのでしょう。
そしてもう一つ感心したのが絵の上手なこと!我々はメンバーのページという課題のために月に一回は絵を描くという作業をしている。物体の大きさをわかってもらうためにご自分の手もなるべく一緒に描いてください、と道場主に言われる。その立場でこの鈴木のりたけ氏の絵を見たら、「ほーぅ」と感心する。
それ以外にも参考になる絵が一杯載っている。
ぜひともパラパラと見てみてください。
3月のメモリアル
2024.3.1 ミニ展示会 それぞれ工夫を凝らしていろいろなものを作られました。ご自分で作るものに関しては、指示されている通りではなく、こうする方が使う気になるな、という感じで作られるといいです。そのように作られている方が増えてきて嬉しい限りです。
●まっちゃん『ミニブロックの鳥』
左の白い鳥は北海道でよくみられる10cmぐらいのものらしいです。右のインコについては仲のいいペアを表しておられるそうです。指先の器用さにはいつも脱帽です。
●yokkoさん『マクラメ編みのトイレットペーパーホルダ―』
何度もほどきながら編み上げたと書いておられます。お忙しい中よくぞ頑張られました。
●のとちゃん『ヒダ付のモリスのポーチ』
かわいいし、作り方も簡単でした。と書かれています。さすがです。
●りりちゃん『動物のウォールポケット』
セットとしては幼児用の「布の本」だったのですが、本にしてしまったら使い道がないので壁掛けの状差しのようにリモデルなさいました。あっぱれ!楽しい作品です☆
●しーちゃん『棒針編みウエストウォーマー』
二作目の棒針編みということで、仮置きの針が滑り落ちたり、目が外れて大変だったことが、わーとかきゃーとかいう叫び声で、気持ちめちゃくちゃわかるな~と思いました。お疲れ様でございました。とても暖かそうです。
●でこちゃん『マクラメ編みマルチカバー』
円形にするのに気を遣われたそうですが、苦手意識を持っておられた巻結びがスムーズに編めたので、楽しく作れたとのこと。よかったですね☆
●くわちゃん『和花あやめのちぎり絵』
初めての挑戦とは思えない仕上がり☆目打ちで輪郭を取った後切り抜くところを水に濡らしながらちぎられました。細い茎など大変だったと書かれています。想像に難くないことです。綺麗です。
●よねちゃん『青海波模様の刺し子』
始めは一刺し一刺し時間が掛ったけれど慣れると早くできるようになったとのこと。針目がそろっていて素晴らしいなと思いました。
●ななふくさん
着物地で作ったマフラーで、中に薄く真綿を入れておられる。巻かせていただいた感想としては「きもちいい~」でした。きれいなテープを縫い付けられた輪に反対の端をはめ込むことが出来ていいなと思いました。
●J-Medic『招運お福』木目込み人形
久しぶりだったので、すっきりとはできなかった。2時間半ぐらいで出来ました。
見本の写真はこちら向きのものにしてほしかったです。

2024.3.1 佐伯泰英著「芋洗河岸シリーズ」第二弾「用心棒稼業」
東北の藩のあまりの俸禄の低さから脱藩して江戸に落ちついた小此木善次郎の悪戦苦闘を描くもの。とりあえずの収入は用心棒か?となりますが、「居眠り磐音江戸草紙」の坂崎磐音を彷彿とさせる人の好さで、読後感がとてもいい。このシリーズは後一巻で終わる。最後まで読んでからまた感想を書きたいと思います。
2024.3.2
先月の16日にアップした物置バスケットで大きさが十分ではなく、欲求不満が募ってきていましたので、もう一度今度は極太マクラメロープでマクラメ編みえではなく、ペンチを使った細編みで二日ほどで編みました。
今回は楽に荷物は入り、不満は感じないと思います。
2024.3.2
20年ほど前に通販で資格を取った木目込み編み。驚いたことに取説などはなく、ペラリと12㎝四方程度の大きさの写真が一枚。さらにその写真は後姿。着物や帯はこれでいいのだろうなとか、この生地は座布団にしようなど勝手に考えてやってしまいました。一番困ったのは手をどうする?センスは持たせる?膝前に置く?
おかげで随分脳トレになりました。
なんとか2時間半ぐらいで木目込んでしまいました。
このお福さんはぜひクリスタ画でも登場させたいと思っています。
2024.3.2
久しぶりに取り出してみた木目込みのキット。「招運お福」
上に作ったときの感想を書いているが、それをクリスタ画に描いてみたもの。なんとも描きにくいというか難しいというか、とにかく苦労いたしました。
なぜか一気に描いてしまうことができなかった。前日保存した時の不注意で、画像での保存になってしまって、大失敗。一時は一からやり直そうと思ったけれど、それもしんどい。なんとか仕上げたが、どうも私にはお福さんからの幸運はもたらされることがないのではないかと思います。
2024.3.4 新 酔いどれ小藤次シリーズ 1巻~26巻 佐伯泰英著 
去年(2013年)の暮れあたりから読みだしたもの。実はこのシリーズは新のつく前に19巻出されていた。そのころまでは快調に読み進めていた。小藤次には駿太郎という血のつながらない息子がいるが、最初はいなくて、故あって途中から突如現れる。19巻には駿太郎は幼児である。突如『新』になって駿太郎は11歳になっていた。そして新の途中から18歳になっている。なんといっても身長が6尺5寸(195㎝ほど)ほどになっている。それはともかく、私が『新』の途中で読むのを辞めた理由は 江戸に見世物として連れてこられたラクダが盗まれ、それの探索を頼まれた折り、馬から落馬して腰を打って意気消沈してしまった小藤次をそれ以上読み続けることができなくなったから。人生50年と言われていた江戸時代に50歳から始まる物語って、最初から腰が引けていた。もうね、この物語の最後は小藤次の死で終わるのだろうと勝手に決めて、腰を痛めたけれどまだ生きている状態の時に、もう読むのを辞めようと思ったのです。
ところで、上記の写真の中で左上の端のものを手にいれて読んでみた。小藤次の少年時代のことが書いてあったのです。とても面白くて、「少年時代から小藤次はこんな風だったんだ」とぜひとも続きを読みたくなった。同じ読むなら『新』のほうだなとおもって猛然と読みだした。私にとって鬼門のような「ラクダが表紙」の本もさほどがっかりもせず読み進んだ。さて、最近の26巻では小藤次は隠居?駿太郎は恋愛?と言った雰囲気。驚いたことにまだ続きそうなところ。うれしいです。佐伯先生 お体に無理のないように小藤次の人生に付き合ってくださいませ。
2024.3.4 高田郁氏著 「あきない世傳金と銀」特別巻 上下」
この二冊を通じて、特別巻以前の分では説明できなかったところが書かれている感じだった。私にとってはひそかに押しの惣次(「井筒屋」三代目保晴)のことが上巻に詳しく書かれていて嬉しかった。さらに下巻では惣次と菊栄のからみが楽しかった。あと、私として納得したのが、13巻の最後の方で音羽屋忠兵衛と三代目保晴とが二人で話している場面が書かれていたが、「なぜ?」と思ったことが何となく解決したような気がする。保晴「あの姉の妹を嫁にしてどう?」忠兵衛「自分の事しか考えない子やから店は任せられんな」などとしゃべっていたのか…?
2024.3.4
美夏ちゃんに新しい洋服を用意することができなかった。かろうじてウィッグで春らしさ?を出して、ありものの服は色で春らしさを出したつもり。靴は髪の色に合わせてみました。
2024.3.4
私がいつも二階で座っている台のパソコンの横に置いている『もちはな卓上カレンダー』の3月分。部屋の戸の隙間からはなまるくんが顔を出したところ。可愛さを出すところまでいかなくて残念残念。クリスタで文字を描くのは至難の業。文字ツールの使いにくいことこの上なし。イライラしてフリーハンドで描いたのが失敗の元。肩が凝ってまた歯が痛くなりました。
2024.3.5
中島久枝著『おでかけ料理人』シリーズ 第一巻 イラスト:泉雅史
中島氏のシリーズ物はいくつか読んでいるが、これは新しいシリーズだと思う。
何故新しいものが出たのか。今までのシリーズものに行き詰ったということだろうか。比較的大店の三益屋という帯屋に守られていた二人が世間の荒波に放り出された。品がよくて物知りのお婆さまと料理好きで内気な佐菜の物語。これからの展開が待たれる。
2024.3.5
志賀内泰弘氏著『京都祇園 もも吉庵のあまから帖』シリーズ 第8巻
京都祇園の花見小路の先にある甘味処の「もも吉庵」を訪れる様々な悩みを抱えた人々の話。
第3話の「祇園会の会議は踊るおもてなし」に出てくる斎藤朱音がとても好ましい。ポチャリとして服装もあか抜けない20代の女性。彼女は周りの人たちを幸せにしようと一生懸命なのだが、失敗をしてしまうことも多い。でも最後は人々をほっこりとした幸せに導く。
2024.3.6
加藤実秋氏著 『ホスト探偵団シリーズ』第4巻 The Night of  Club Indigo  (インディゴの夜)「Dカラーバケーション」 イラスト:高田和寛
30代のフリーライターの晶が旧知の編集者・塩谷と共に始めたホストクラブ(クラブインディゴ)を中心に事件が起こり、晶をはじめホストたちが巻き込まれる。この第4巻は盗まれたダイヤモンドをめぐってのことだが、以前から謎の登場人物について何かわかるか?☆と期待しつつ読み進んだが、そうは問屋が卸されなかった。
ところが意外なことが分かった。このストーリーは表紙には書かれていないので、第何巻かが分からないものだった。裏表紙のカバーのあらすじの最後に書いてある「ホスト探偵団シリーズ第4段!」というフレーズでわかるというもの。アマゾンで買っている私にとっては本当に困る。手あたり次第買っていた中に裏表紙の「第〇○巻!」というのが無いものがあった!!!つまりそれこそが第1巻という訳である。読む順番は変わることになるが、とにかく最初がわかるということはうれしいことである。その感想は今月中に書けるかどうか・・・
2024.3.7
加藤実秋氏著 「インディゴ・イヴ」 『ホスト探偵団シリーズ』第一巻 渋谷スクランブルデイズ イラスト:高田和寛
これこそ第一巻!!どうやって「Club Indigo」ができたのか。発起人たちの苦労が見て取れる。
創業時スタッフはオーナーとして塩谷馨、高原晶の二人、支配人として憂夜、ホストとして ジョン太、犬マン、アレックスの三人、あとカウンター内に一人、フロア係に一人、シェフに一人、これだけの人集めも大変な労力。オーナー2人の本業は編集者と(もとツッパリの)フリーライター。酒場での二人のバカ話「絶対に失敗しないサイドビジネス」として、「気軽に入れるホストクラブ」を思いついた晶。絵空事だと思いきや塩谷氏は実際に動き出した。
2024.3.11 加藤実秋氏著『インディゴの夜』シリーズ。第5巻、第6巻 イラスト:コースケ
右が5巻、左が6巻 第5巻は珍しく一冊が一つのストーリー。DJ本気(ディージェーまじ)がこの巻の主役。なぜなら彼の客の真知子さんが殺されたから。たびたび事件に巻き込まれ、その度に探偵団の様に解決してきたオーナー二人とホスト5~6人で解決しようとする。ネット上にバーチャル クラブインディゴが現れ、読んでいる方もややこしい、いろいろな用語が出てくるし。
左の6巻で、インディゴの開店時からのホスト「ジョン太」がインディゴを抜けることになった。お客の名前が覚えられないジョン太が慣れない仕事アパレル業界で通用するのか、それともあきらめて帰ってくるのか、以下次号ということなのでしょうが、もう続きを読み続ける気力がない…1スウィートトリック 2ラシュリードライブ 3見えない視線 4ロケットスカイ これが6巻の目次だが、いま読んでみてもかろうじて一つぐらいしか短編のストーリーが思い浮かばない。私にとって続けて読む意味がないでしょう。
2024.3.11 佐藤ローズ 四角形
ようやっとおぼつかないながら最初から最後まで何も見ずに誰にも聞かずに出来るようになった。今一美しさに欠けるが自分では満足。まだまだ伸びしろがあるはず。ただ、困っていることに、例えば佐藤ローズを4個 立て続けに折ると、どうも肩が凝っているらしく、最近発生している歯痛が始まる。実は今もじんわり傷んでいる奥歯をなだめながらこの文章を書いている。
2024.3.11
脳トレの一つとして左手を右手の様に使える練習をしている。いつ何時何が起こるかわからないから。鉛筆で書く方がお箸でつまむ練習よりましかなと思う。
2024.3.12  加藤実秋氏著 『刑事ダ・ヴィンチ』シリーズ第3巻 イラスト:龍神貴之
レオナルド・ダ・ヴィンチを敬愛する南雲士郎(なぐもしろう:あだ名が ダ・ヴィンチ刑事)と庶民派刑事 小暮時生(こぐれときお)がバディを組んで事件を解決してゆく謎解き刑事シリーズ。この3巻まで来てやっと色々謎だった部分が解きほぐされていく。しかし、一番のクライマックスに来て「以下次号」となった///
この加藤実秋(かとうあきみ:女性)という作家さんはこのページの少し上に載せた「インディゴシリーズ」も書いておられる。インディゴの方は読むのがしんどいからもう買い続けるのももういいかと思っていたのですが、このシリーズはここでやめるわけには絶対に行かない。むしろ早く続きが出てくれ~と願うぐらい。
2024.3.16  佐伯泰英氏著「芋洗河岸」シリーズ 全3巻、第三巻
三巻で終わる短期シリーズ。
でも、これで完結なんて・・・と思ってしまう。ファンレターで続きを書いてくれと訴えようかと思う。シリーズにするにしても佐伯先生が短期にこだわる理由はよくわかっています。お歳のことと、体調の事で中途半端で終わることを懸念しておられるのだとは思いますが。主人公はあまりの貧しさゆえ美濃の国苗木藩を出藩する。妻になった佳世、そして旅の途中で生まれた芳之助(よしのすけと共に)と共に江戸に流れ着いた小此木善次郎(おこのぎぜんじろう)。不思議な縁で神田明神下の一口(いもあらい)長屋に暮らすことになった。その長屋の大家は米問屋の9代目越後屋喜兵衛。磐音と由藏の関係などを髣髴とさせられる。それにしても、3巻のサブタイトルが『いまだ謎』である様に、謎をはじめこれから色々なことが起こる気満々で終わられても、困ります~。
2024.3.19
ひょっこりかわいい手のひらサイズの動物編みぐるみ『
おすましキャット』
完全になめてかかっていました。かぎ針編みの細(こま)編みしか出てこないから簡単にできるのではないかと。見事に罰が当たってしまいました。だけど将来そのキットを手に入れて作られる人に対してはばっちりアドバイスできます。注意点は
・頭と胴とのバランスに注意
・手と足を作るときに胴に取り付ける時のことを考える。
・耳のバランスに注意
・外のバスケットが大きくなりすぎないように。
・とにかくサイズを取説に合わせる。目数よりもサイズ。
・ひげに注意。(この猫の場合、指定は黒だったが、白にした。)
などなど
下手したら一週間ほどかかったのではないでしょうか。やり続ける根気が無くなるのです。パーツは小さいですが、何度かほどきましたし。
例えば顔の形をもう少ししもぶくれにするべきだったと思っても、エネルギーが枯渇してしまって、直せなかった。ごめんよねこちゃん。
2024.3.22  大山淳子氏著『猫弁シリーズ』 装画:カスヤ ナガト
一巻「百瀬と厄介な依頼人たち」二巻「透明人間」三巻「指輪物語」四巻「少女探偵」五巻「魔女裁判」
登場人物は主人公の百瀬太郎、秘書の野呂法男、事務員の仁科七重の三人が主なキャストで、それぞれの巻で事件と共にいろいろな人物がかかわってくる。一巻の主な事件は霊柩車が盗まれる、第二巻は沢村透明(すけあき)が百瀬の知り合いの弁護士のゴーストとして登場、三巻は女優の白川ルウルウ(女優)や土田汎巣(はんす)、そして近所の獣医柳まことが活躍する。四巻は壽春美、大福亜子、十歳の滝ノ上京子、石森寛太。そしてシーズンワンの完結編五巻では遠山健介、そしてシュガー・ベネットが登場する。登場人物が段々多くなって、後の巻で重要なキーを握っていくことになる
2024.3.26 大山淳子氏著『猫弁シリーズ・シーズン2』 装画カスヤナガト
一巻「星の王子」預けられた赤ん坊と入学金詐欺事件、死なない猫の謎。星の王子って鷺の張本人の事?二巻「鉄の女」サモエドの飼い主、二世議員、そして杉林の守り神モリリン。三巻「幽霊屋敷」男性恐怖症の千住澄世、ペットホテルたてこもり事件、四巻「狼少女」久しぶりに表れた夢の中の少女、弁護士事務所に引っ越し、迷い猫ヒマラヤン、そして百瀬太郎が逮捕される。
私は大山先生にファンレターを出そうと思います。
4月のメモリアル
2024.4.1  4月のミニ展示会  今回は掘り出し物があったため、木目込みをされたメンバーさんたちが多いでした。20年ほど前?木目込みが一世を風靡?した頃があったのを懐かしく思い出していました。JPCで行われる抽選会の景品が手芸キットであることが多いので、そちらをゲットされたメンバーさんたちが楽しみながら作っておられるのを見せてもらうのが幸せです。
●しーちゃん
「松に鶴」と「龍」木目込みは初めてのチャレンジ。溝に糊を入れて布を押し込むのが難しいでした。後ろ側には今年の干支辰の頭を掘りました。大満足です。
との感想です。素敵です。
●りりちゃん
「藤の花」と「りす」藤の花は季節に合うと思ってチョイス。後ろ側のリスは孫に下書きをしてもらいました。意外にかわいくなったと思います。最後の一言は私JMの感想でもあります。
●よねちゃん
「旅館のロビーにあった物に似たくす玉」昔みんなでやっていたくす玉を思い出して作りました。こういうの作っていたんですよね、とJMはしみじみ思います。
●でこちゃん
「モリスウィローボウのファスナーポーチ」マチの部分の型紙のサイズが思ったより短く調整するのに苦労した。ミシンでかえって時間が掛りました。との感想です。手縫いをきれいになさるでこちゃんです。
●yokkoさん
「万年亀」昔作った木目込みを思いだしながら作られたとのこと。かわいいと感想を述べられています。何事も黙々とされるYokkoさんらしいです。
●まっちゃん
「ミニアイロンビーズコレクションクラシカルスター」ビーズが細かくてピンセットでされたとのこと。アイロンでしっかりくっつけるのは難しかったとのこと。ところどころボンドでしのがれたそう。
さすがの美しさです。
●くわちゃん
「モリスのイチゴ泥棒・フラットポーチ」大部分が直線で縫いやすかったけれど接着芯がゴワゴワして縫いにくかったとのこと。歴宜ご自分の縫いやすいようにされたとのこと。それでこそ脳トレだと思います。
●のとちゃん
畳の縁のトートバッグ。手軽さと色合いが良かったので作ってみました。ミシンがけが苦手なので上手く出来ませんでしたが、気に入っています。とのこと。なんとか4月になるまでに提出されました。素適なバッグです。ご自分が気に入った時点で100点満点です☆
●ななふくさん
紬で作られた上っ張り。
洋服の上に羽織れるものをと作られました。ボタンホールを作るのに慣れていなくて、やっとできたと書いておられますが、なかなか見事な出来栄えだと思います。裾の方にはサイドベンツが入っていて、動きやすくなっているとのこと。私は二つのポケットがいいなと思いました。
●J-Medic
「ひょっこりかわいい手のひらサイズの動物の編みぐるみ」思ったより難しく形がとりにくいでした。もっとかわいい猫ちゃんにしたかった。
2024.4.1 野口 卓氏著 蔦屋重三郎、最後の賭け
江戸を丸ごと騙しきる!
この本はもう何年か前に買っていて何度か読破しようとしては、途中であきらめたものである。いったい何度あきらめたことか。ここで「ぜひ読破しようと思いいたったのは、2025年の『大河ドラマが「べらぼう ~ 蔦重栄華乃夢噺 つたじゅうえいがのゆめばなし ~」であると知ったことが原因です。東洲斎写楽とは誰だったのかは永遠の謎と言ってもいい。ひとまず誰それということはわかっているということになっているが、それすらもあやふやらしい。私にとっては何といっても蔦屋重三郎が46歳で亡くなってしまったこと。死因は脚気だということだが、それすらも本当なのかと疑いたくなってしまう。この本では写楽に仕立て上げた人のことを克明に書き、どのようにそれを秘して絵を描かせて売り出したのかが書かれているが、果たして来年度の大河ではどのようにあらわされるのか、楽しみにしたいと思います。
2024.4.1 大山淳子氏著 『原之内菊子の憂鬱なインタビュー』
笑って、泣いて、大切な人と話したくなる本 と帯にある。実はこの本は以前に読んでサイトに上げている。
なんと2020年のことである。↓
http://kanure2017.verse.jp/sukima/2020sukima/2020sukima.html
当時は大山淳子さんのことや、読後感が悪くなることは無いなどざっくりした感想を書いたものだ。先日「猫弁シリーズ」を読んで感激したあと同じ作家さんのものだからと読んでみたら、まー面白い。設定もさることながら、要所要所に現れる昔の名作について戸部内三と、桐谷俊との会話が面白い。前者は50代、後者は30歳前後?二人の話題で通じないものもあるが、書物に関しては丁々発止とやり合う。気が合うものもあるが。以前に読んだ時は何も感じなかった部分がビンビンと訴えてくる。読み終わって、またすぐもう一度読みたくなるような、そんな本である。
2024.4.7 西條奈加氏著 『姥玉みっつ』 装画:山本祥子
50年前の幼友達(3人とも69歳前後)が同じ長屋で暮らすことに!?
お麓(おろく):「おはぎ長屋」の名主宅の書き役をして給金をもらい長屋の店賃も要らないという条件。
お管(おすげ):次男の嫁と折り合いが悪い。善福寺門前の茶店で裏方の仕事の職を得ている。
お修(おしゅう):金物問屋 戸田屋の後添いに入ったものの亭主が亡くなってから追い出された。
歌を詠みながら静かな余生を送ろうと思っていたお麓のところに能天気なお菅と派手好きなお修が転がり込んできた。ある日のこと、お菅が空き地で倒れた女と声が出せない少女を見つけてきた。お麓にとっては厄介ごとである。悪夢のような日々が始まった。
江戸時代の60歳とはまだまだ元気ということなのだろうな。婆が3人集まれば、騒がしさも厄介も3倍。されど喜びも感動も3倍・・・、
2024.4.9  画家気分でキャンバスを塗り彩る優美な絵画
『ピオニー』と書いてある。なんと芍薬のことらしい。
ミニのキャンバスに区分した線がびっしり。そこにカラーの色番号が書いてある。つまり、その通り塗りなさいと言う意味だろう。アクリル絵の具が10色、細い丸筆と細い平筆が一本ずつ添えられている。これの注意点は
①カラー番号が小さすぎて読みにくい。
②色番号が違うのに、塗ってみると色が同じというものがいくつかある。
③アクリル絵の具の器が、一旦開けるとあときちんと閉まらない。セロテープか何かで止めておかないと、途中でほかのことをしようとしたとき、乾いてしまう。
④筆に比して塗る面積が小さい。
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①と④の対策としては几帳面にその通りする必要はないと思う。自由に描くこと
②の対策としては適当に色を混ぜて区別がつく色にする。
③の対策は、あまり時をおかずに描いてしまうこと。
ゲットしたメンバー様には要領よく塗ってほしいです。
2024.04.11  四季折々の花を愉しむ華やかペーパーフラワー『ひまわりの光』
これは7月のミニ展示用のもの。5月が済むと、6月はうちわを飾るからミニ展示用の作品はいらない。7月は夏はがきの課題はあっても掲示物ではないので、ミニ展示分は必要。8月は川柳珍道中の月なのでミニ展示はなし。だから今年のミニ展示は7月、9月、10月、11月となる。夏の健康相談抽選会の時(7月にある)に、景品を3個か4個ゲットしていてくれたら、ミニ展示のたびに「何にしよう」と困っていただかなくてもいいということ。
この作品をするコツは薄紙を扱う時はゆったりした気分ですること。あわてたり、イラつきながらすると必ずと言っていいほど失敗します。
2024.4.19  田牧大和氏著 鯖猫長屋 ふしぎ草紙シリーズ 第11巻
他のものも書いておられるからだろうけれど、このシリーズは2年に一度ぐらいの割合で出されるようだ。
今回はまた同じ長屋の貫八が拾楽(しゅうらく)に助けを求めてやってきたことから事件が始まる。得意先の女性に「飲むと肌が白くなる水」を売りつけられそうになり、そればかりが自分も売れば儲け話になるという、いわゆる「ネズミ講」の様な怪しげな話に巻き込まれそうになっている。以前にも怪しげな商売で自分の妹を遊郭に売らねばならないことになりそうになった時 拾楽に助けられたことを忘れたかの如くの態度。長屋の連中も貫八に説教すると同時に拾楽のことを心配している。拾楽と同居している猫のサバと妹分の三毛猫のサクラも拾楽のことを心配しつつ、拾楽を手伝う。そのネズミ講の元締めは因縁の相手だった。
5月のメモリアル
2024.5.1 2004年5月度 ミニ展示
最近ミニ展示に提出なさるメンバーさんたちが、JPCで夏と冬に行われる健康相談抽選会の景品を使っていただいているのがうれしい。
初めての挑戦となるのが景品になっている場合、とてもいい脳トレになるからです。自分の得意にしていること、やりなれたことばかりではなかなか脳トレにはならない。ところが私自身にとっても初挑戦のことも多く、メンバーさん方にやってもらおうとすれば、やり方の説明はもちろん、こうしたら失敗するよというようなアドバイスも出来るようになっておきたいと思う。自分自身のトレーニングにもなっていいことだと思いながら初挑戦もする。
●くわちゃん
「色遊びバッグ」直線縫いがミシンで出来たのでよかったとのこと。持ち手が縫いにくく、ひねり金具のとりつけに苦労されたとのこと。苦労をされたところも失敗なさることなく、きれいに出来ておられます。
●でこちゃん
木目込み人形「犬張子」何十年かぶりに作ったもの。木目込みの楽しさを思い出されました。皺にならないように決め込むのは難しかったですが、縮緬だったので、予想より美しく出来たとか☆お疲れ様でございました。
●よねちゃん
「かぎ針で編んだミニマフラー」かぎ針編みならば出来ると自信をもってトライ。2玉で仕上げたかったので、真ん中は長編みと細編みとで透かし編みにしたとのこと。付け心地もよくなったんじゃないのでしょうか。
●まっちゃん
「大人のミニアイロンのビーズコレクション・シーラスレース」二作目なので少しは慣れたかと思うけれど、アイロンでビーズ同士が上手くつきませんとのこと。それにしてもこの美しさはまっちゃんならでは☆
●yokkoさん
手元にはJPCの景品も残っていないので、最近描いたクリスタ画をレイアウトにして作品にしました。手製の額と作品とのサイズが合わず、色紙を貼って手直しをしましたとのこと。いいものができましたね☆
素適なメモリアルです。
●ななふくさん
「スマホケース」小物を入れられるサイズ。パッチワークは昔でこちゃんに教えてもらったとのこと。なかなか粋なミニバッグですね☆
ポケットの形も素敵です。
●しーちゃん
「ローズの巾着バッグ」ウイリアムモリスの色と柄が好きとのこと。裁断してミシンで縫うだけだったから二日で出来ましたとのこと。
素適なバッグだと思います☆
●りりちゃん
「見開きファスナーポーチ」
生地が薄かったので接着芯を貼ったので手縫いしたのですが、針が通りにくく苦労したことと、外布と内布を合わせるのも難しかったそうです。上手く出来ているように見えます☆
●J-Medic
「画家気分でキャンバスを塗り彩る優美な絵画・ピオニー」ピオニーというのは芍薬の事。このキットを伸び伸びと楽しむためには100%指示書通りではストレスが溜まります。適当に自由に塗られたらいいと思います。
〇美夏ちゃん
初夏の装いにしたつもりです。JPCのマスコット美夏ちゃん。美夏ちゃんに犬を抱かせたのには意味があるのですが…